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会社の同僚また先輩の30代、40代の女性は、既婚未婚を問わず、大河ドラマの篤姫が好きです。でも、篤姫の言動って、ちょっとおかしくないでしょうか?会社で話題にすると、集中攻撃にあいかねないので、ここで相談させてください。

篤姫の言動には変なパターンがあるんです。それは、まず自分が絶対正しいと信じ、疑うことをせず、常に上から目線で、相手また物事を正しい、正しくないと決めてかかる。そしてその判断も、全く一貫性がない。

困ったことに、ドラマでは、篤姫が、真っ直ぐで、頭が良くて、正しい判断をすることが強調され、称賛されています。

正直、周りはたまったもんではないと思います。みなさんは、どう思われますか?

A 回答 (10件)

こんばんは。

20代の女です。
>篤姫の言動には変なパターンがあるんです。それは、まず自分が絶対正しいと信じ、疑うことをせず、常に上から目線で、相手また物事を正しい、正しくないと決めてかかる。そしてその判断も、全く一貫性がない。
>正直、周りはたまったもんではないと思います。みなさんは、どう思われますか?
この二つ(↑)と質問者さんのレスとを見て、面白そうだったので回答してみました。

ちなみに以下は、ドラマの篤姫の人物像が詳細な時代考証・調査に基づいて描かれていると想定した上での話です。

江戸末期は、社会全体の流動性が増してきたとはいえ、民主主義・平等礼賛の世の中とはとても言えない時代です。
なので、人の上に立つ人物には大なり小なり、質問者さんが捉えていらっしゃる篤姫像と共通した傾向があったのではないでしょうか。
そもそも日本の封建社会というのは、社会全体に上意下達の慣行が染み渡っていた社会で
下にいる人間も、皆が上の判断に従うことがむしろ自然・安心と考えていたと思います(多少反感を抱いたりはしても)。
大老だの御台所だのだけでなく、一般家庭の父親だって家族に対してかなり唯我独尊でした。
姑は嫁に対して強権を振るっていましたし、姉弟妹は兄の特権を否応もなく承認していました。

そういうことを前提にした上で、何が言いたいかと言うと。
まず篤姫は質問者さんのおっしゃるとおり
「まず自分が絶対正しいと信じ、疑うことをせず、常に上から目線で、相手また物事を正しい、正しくないと決めてかかる」
ように見えるというのは、ある意味当てはまっていると思います。
彼女はある瞬間に非民主的な顔を見せるんですよね。
ただ、それを現代人の視点で「篤姫は変」「周りはたまったもんじゃない」と一刀両断することはできないのではないでしょうか。

人間の行動様式には、時代的価値観や慣習がかなり影響を与えています。
当時は身分制社会。
彼女の周りの人も「やれやれ」と思う瞬間はあったでしょうけど、おそらく今の人ほどには問題視しなかっただろうと思います。

質問者さんの現代的な人格判断のフレームワークを応用すると、
有名な王侯貴族・偉人・傑出した政治的指導者の中にも
「とても独善的なのに、自分がとてもフェアだと思う」タイプに該当する方々が沢山いるかもしれません。

それからあのドラマの人間の描き方も篤姫の印象に影響してるかも…。
・篤姫の意思決定の過程がいつもやけに短い。
・はっきり断言・命令する瞬間が各回毎の山場のように描かれている。
実際の彼女はもっとじっくり悩んでいたかもしれないし、判断材料となった他人の言葉や思想が沢山あったかもしれないのに。
彼女の意志の強さや明晰さをドラマ的に脚色してのことかもしれませんけど、
日本の根回し文化の中であのような即断即決をするのは、かなり難しいような気がします。
もし現代において慎重な判断を求められる場で実際にああいう風に動かれたら、多くの人から不評を買うでしょうね。

以上です。長文失礼しました。
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この回答へのお礼

なるほど…。あくまでも篤姫は江戸時代の人なので、隣の女性の同僚にオーバーラップさせてはいかん!ということですね。納得です。

話はそれますが、自分的には樋口可南子扮する母親の方が、賢くて、思慮深くて、魅力的なんですけどねえ・・・。

お礼日時:2008/09/25 13:36

その気持ち、わかります。


私も見ながら篤姫ってなんだか統一性ないし、薩摩の使命で入ったのに迷ってばかりで結局徳川側についてしまって…。幾島のあの必死の懇願は何!?それなのに普通に幾島に接することのできるって図太い神経してんなあ…と不思議に思ってたんですが。
幕府がよく篤姫から色々言われてますが彼等は内心「なんだこの女は!」って思ってるんだろうなーと…。

でも江戸時代という上下関係の厳しい時代や、大奥のトップにいる立場から自分の信念を揺るがないようにしているんだと思います。特に最近はそんな感じしますね。だから常に上から目線だったり自分のことを正しいと決めかけているように見えるのかも。
大奥に入ったばかりの頃は結構ふらふらしてたように思います。

大河ドラマの篤姫はドラマ用に脚色されまくってますし、美化されまくりですから仕方ないよなあと諦め半分で見ています。大奥にいた篤姫があんなに政治に介入できるわけないですし…。井の中の蛙というか…。いや篤姫は自分なりに頑張っているんだというのはよくわかりますが。
史実の篤姫も幕府が崩れた後は結構有能な働きをしていたみたいですし…。
もっと井伊直弼みたいな人がいてもいいのになあ。
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この回答へのお礼

共感していただける方がいてうれしいです。幕末っておもしろいですねえ。いつも思うんですが、新撰組が頑張っていたころ、江戸の旗本とはか何をしていたんでしょうか?不思議です。

お礼日時:2008/10/01 17:57

NHKも大河ドラマを創作するにあたり、ある程度の細部に至るまでの専門家による時代考証はしていると思います。

その時代その時代での社会背景や置かれている立場の違い、個別的な要素も加味して考えれば、今の時代からみてそぐわないこととか非常識なことも多々あるのでは?
その辺りの細かい点については、むしろ、NHKの製作担当部署にお尋ねしてみた方がより正確な答えが得られるのではと思います。NHKも新しく生まれ変わろうとしているところですので、そういった質問は快く応じてもらえるかと思います。丸投げ的な答えでごめんなさい!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。NHKに一言、太王四神記、全然見ていません。

お礼日時:2008/09/25 13:18

ドラマは少ししか見た事がないからよくわからないけど・・


なので篤姫は別として、自分が絶対正しいと信じて疑わない人っていうのは、何を言っても聞く耳を持たない人って事ですよね。
人の話を聞いてすぐに流される優柔不断の人もどうかと思いますが、場合によってはそういう人がいると確かにたまらない時はありますね。
ただ同じ目線では物事を客観的に判断できないと思うし、判断の仕方も状況によりけりなので、一貫性を求めるのもなぁ・・
それにその時の判断が正しいかどうかなんて後になってみなければわからない事だし、その判断をした後の行動を含めた上での結果なので難しいところですねぇ・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。鹿児島では西郷どんと篤姫はどっちが人気あるんですかねえ。

お礼日時:2008/09/25 13:16

ドラマの中のお話ですよ、主人公は篤姫なんですから真っ直ぐで、頭が良くて、正しい判断をすることが強調され、称賛されても仕方ないんじゃないでしょうか。

シナリオ作家がそうしたいんですもん。
ドラマなんですからご都合主義で当然。粗を探し出したら楽しめないと思うけど。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そーですね。ドラマですから、楽しまないとー。・・・でも、引っかかるんです。器が小さい男ですな。

お礼日時:2008/09/25 13:14

史実についてはあまり詳しくないので、あくまでドラマから


の観点です。

篤姫は自分の考えを大切にしていることは確かですが、自分が
絶対正しく、周りの意見に耳を傾けなかった訳ではないと
私は思います。

ドラマでは篤姫は家定に嫁ぐ際、斉彬から、一橋慶喜を次の
将軍として推すように強く言われていましたし、篤姫自身も
それが自分の役目であると思っていましたが、家定は慶喜は
将軍にふさわしくないと考えていました。最初は慶喜を
推していた篤姫も、慶福が将軍としての力量があると感じる
ようになってからは、自分の役目(慶喜を推す事)と自分の
気持ち(慶福が将軍にふさわしいと思う気持ち)の中で苦悩
しました。最終的には自分は徳川に嫁いだ人間だと考え、
自分の心に従い、慶福を次の将軍に推す事にしました。

ドラマの最近のエピソードでは薩摩はもう自分の故郷ではない
と思い詰める天璋院に和宮が「私は故郷は絶対に捨てることはでき
ない、それは天璋院も同じではないか」と言い、天璋院は
心に嘘をついていた事に気付いたと、小松帯刀に話しています。

他にもいろいろあると思いますが、篤姫(天璋院)はいろいろな人の
意見に耳を傾け、間違っている事は素直に認め、正しいと思う事は
貫き通す心をもった素晴らしい人だと思いました。彼女が自分勝手な
人間だとは私は思いません。
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この回答へのお礼

女性ってとても独善的なのに、自分がとてもフェアだと思うことがよくわかりました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/24 14:45

確かに、必ずしも篤姫が正しかったわけではないと思います。


正解のないことなんて世の中にはいっぱいあるし、そういう場合、人によって考え方は様々ですからね。
大御台所としては行動しすぎですし、でしゃばりすぎな感もあります。
大奥では知りえない現実も多くあるというのに、その少ない情報の中で判断していることも確かでしょう。

ただ、思うのは、篤姫の魅力です。魅力などというものはテレビではなかなか伝えられないと思うのですが、実際に天障院は大奥の主たるにふさわしい方だったようです。「一方聞いて沙汰するな」というとおり、できるだけ広く意見を聞いて平等に判断していたようですし。
あの混迷の時代にも、篤姫は揺るがぬ信念の持ち主だった。主が迷いの多い人だったらあとをついて行く気がなくなるでしょう?思慮深くはあってほしいですが、迷いは見せてほしくないのが仕える者の気持ちだと思います。
何が正解で何が間違いか分からなかった時代、天障院という信頼する主が方向を示してくれているから、縋りたかった。そういう思いもあるので、たまったものでもなかったと思います。

宮尾登美子の原作を読んだ感じでは、正しい判断をするかどうかは別として、聡明でまっすぐな人だったようです。そしてドラマよりも言葉少なな、思慮深い女性として描かれています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。篤姫は女性を惹きつけるものがあるんですね。男からすると、いちいち引っかかるんですが…。勉強になります。

お礼日時:2008/09/24 14:17

Q、正直、周りはたまったもんではないと思います。

みなさんは、どう思われますか?]
A、そんなことはないでしょう。

時は江戸時代末期、場所は江戸城の大奥。
で、篤姫は仮にも大奥の統率者たる地位にいた人物。
だから、篤姫が黒と言えば黒、白と言えば白と付き従うのが大奥の住人の常識。
これを、「たまったもんじゃーない」という感覚はなかったと思いますよ。
それぞれの立場、存在というのが意識の源泉ですから・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。徳川なのか、薩摩なのか、日本?なのか、ただの個人なのか、判らないんですよねー。

お礼日時:2008/09/24 14:02

嫁姑戦争の昼ドラなので気にしてはいけませんよ~。


篤姫は笑うところです。
井伊や勝が良い味出しているのでそちらの方が面白いですね。
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この回答へのお礼

井伊直弼、好きでした…。普段刑事役が多いひとですよね。ファンです。でも、最後に篤姫と仲良くなったのは、なんだかな~と。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/24 13:59

篤姫には、それだけの地位も威光もありますからね。


会社でも社長が「黒」といえば「黒」なのと同じです。

「白か黒か」と聞かれて「赤じゃありませんよ」なんていう人が権力を握るから世の中が右往左往するんだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。どうも篤姫は会社にいるお局さまと同じということですね。なるほど。

お礼日時:2008/09/24 13:54

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