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医療保険について質問させて頂きます。34歳の女性(既婚・子供2人)です。
かんぽ生命(旧郵便局)の【新ながいきくん(特別終身保険)】、民間の保険会社の【医療保険】のどちらに加入すれば良いか迷っています。

かんぽ生命の【新ながいきくん(特別終身保険)】の場合、65歳払込済み、死亡保障500万円、保険料一括支払で考えております。

一括支払だと合計約550万円の保険料になります。
月払いよりも一括で支払った方が、割引が利き、掛け捨て部分が少なくなります。上記条件の場合、掛け捨てが一ヶ月555円になり、かなり安いのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか?

保険料払い込み期間は、65歳-34歳=31年です。

知人から次のような話を聞いたのですが、詳しい方のご意見をお聞かせ願いたいと思います。

●将来的にもっと良い保険商品が出てくるかもしれない。保険というものは、状況が変わる度に何度か見直しをしていくもの。将来的に途中でお金が必要になった場合、解約しても損になるので、一括支払はしない方が良い。私は、解約を絶対しないという条件で考えております。

●550万円のまとまったお金があるなら、安い掛け捨ての保険に加入し、資産運用(投資信託、株など)をすれば良い。私としては、一ヶ月555円の掛け捨てで手厚い保障を受けられるなら、得だと思います。

●将来的に貨幣の価値というものは変わっていくので、一括支払で終身保険に入るのは、好ましくない。今、頑張って高い保険商品に入ったとしても、物価上昇などで、将来的に貨幣の価値が下がってしまう。

かんぽ生命は、旧郵便局ですし、信頼できると思うのですがみなさん、どう思われますか?
民間の保険会社の【医療保険】でお薦めの商品はありますか?

お詳しい方、ご回答宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

No.1です。



かんぽの窓口の方がよく分かっていないようですね。
かんぽの商品も、主契約の死亡保障の部分と特約の医療保障の部分の保険料をそれぞれ分けて考えれば、死亡保障の部分は保障金額より保険料総額のほうが少なく、特約の部分は完全な掛け捨てになっているはずです。合算したらたまたま差額が50万円のマイナスになっていたというだけです。

>34歳女性でしたら、具体的にどこの医療保険がお薦めでしょうか?

医療保険に限ってお答えしますね。

まず、医療保険より優先して欲しいのはがん保険です。
一般の病気は、ある程度の貯蓄があれば家計が破綻するほどの治療費になることはまずありません。加入している健康保険に高額療養費という制度があり、医療費が高額になる場合でも自己負担はひと月にせいぜい10万円ほどです。

でもがんだけは別です。がんになれば数百万円単位の出費もありえます。ひと月にせいぜい10万円ほどという医療費が、毎月、何年間も続くこともありえるからです。

なので掛け捨てでいいので、終身型のがん保険を単独で加入。
あとは余裕があれば掛け捨ての終身型の医療保険を。入院給付日額は5000~10,000円のものが一般的です。

医療保険には入らないという選択もありますが、ワタシは安心のために入っておくほうを薦めます。
老後は預金を切り崩しながら生活していくことになるでしょうから、入院で預金が減るのは心細いです。病気になったというだけで心細いのに、経済的な心配はしたくないものです。

よく、医療保険でボーナスが帰ってくるとか掛け捨てでないことを宣伝しているものがありますが、あれは返ってくるお金を掛け捨ての保険料にプラスして徴収しているだけなのでお得というわけではありません。
あくまで医療保険・がん保険は掛け捨てでと考えて、医療・がん保険を得意とする外資系や損保系の保険会社の商品から選ぶといいでしょう。

またタイトルに資産運用とありますが、保険を利用して資産運用する方法もあります。
詳しいことは、生命保険のカテゴリで質問するといいでしょう。
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この回答へのお礼

詳しくご回答頂き本当にありがとうございます!!大変勉強になっております。是非参考にさせて頂きます。

お礼日時:2008/08/25 12:57

医療保険に入らないという選択肢はどうでしょうか。




550万円を絶対に解約しないと考えているのであれば、日常生活では無くても困らない余剰資金ということですよね?
そうであれば、この資産を手元においておき、入院時にはこれを使えばいいと思います。

自分で550万円を31年間運用すると・・・低めに見積もって、年利約2%で計算しても1000万円くらいにはなります。(超低金利と言われる今の20年国債で2.2%ですから、年利回り2%は十分確保できそうです。)
この増えた450万円分を入院や死亡保障分と考えてはいかがでしょうか?


仮に15年後に病気になって50日入院したとします。保険に入っていた場合の合計受け取り額は約100万です。
 ・入院保険金:1万5000円×50日=75万円
 ・手術保険金:30万円 (20倍のものだったとして)
保険に入っていなかった場合は、550万円を15年間運用しているので740万円まで増えています。何と190万円も増えています。保険で100万貰うより、よっぽどお得です。


もちろん、加入して2年後に病気になった場合などは運用益がほとんどないので保険の方がお得になりますが、そうであれば短期的には安く掛け捨て保険に入っておいて、他を運用にまわしてもいいでしょう。


>かんぽ生命は、旧郵便局ですし、信頼できると思うのですが

厚生労働省の年金であのざまです。民間の金融機関の方が比較にならないほど遥かにしっかりと顧客の金を管理してしていました。
旧郵便局、旧郵政省だから信頼というのにはまったく根拠が無いと思います。


医療保険のお勧めですが、具体的な商品ではありませんが、掛け捨てで余計な特約がごちゃごちゃついていないものがいいと思います。
入院・手術があれば十分。あとは必要であればがん保険くらい。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます!!とても勉強になりました。是非
参考にさせて頂きたいと思います。

お礼日時:2008/08/23 12:10

面白い考え方ですね。




試しにある外資系の民間保険会社の場合で同じ計算をしてみましょうか。ただし全く同じ保障内容ではないので、あくまで参考ということで。

■34歳女性
○低解約払戻型終身保険(65歳払済み) 死亡保険金 500万円
 全期前納保険料  2,543,118円

○医療保険 保障期間 終身(65歳払済み)
 入院給付金 日額8000円(64日限度) 手術給付金8.16.32万円
 全期前納保険料 1,249,239円

 *保険料合計 3,792,357円*

380万円ほどの保険料を一括で払えば、一生保障が続き、亡くなったときには500万円が受け取れます。保障があるのに、増えて戻ってくるのです。

もうお分かりですよね。
終身の死亡保険に限ってみると、実際に払った金額より増えて戻ってくるのです。これは毎月支払ったとしても同じです。
保険会社が保険料を受け取ってから実際に支払うまでの間、運用して増やしているのですから。

これに医療保険の保障を合算して、掛け捨てが一ヶ月にいくらという計算をしても意味がないと思うのですが。死亡保障は死亡保障で、医療保障は医療保障で切り離して考えたほうが分かりやすいと思います。

ご自身に死亡保障はいくら必要なのか、医療保障はどの程度欲しいのかを考えて、それぞれ最もよいと思う保険に加入するといいでしょう。

>かんぽ生命は、旧郵便局ですし、信頼できると思うのですが
>みなさん、どう思われますか?

いまや民間保険会社ですから、全く根拠はありません。
どの程度信頼できるかは、いずれ他の保険会社と同じように民間の格付け機関が出してくるでしょうから、それを見て判断してみてください。
また保険料に限って言えば、高いほうだと思います。
簡易保険というのは簡易に入れる保険。つまり民間の保険会社が加入を断るようなリスクのある人でも比較的簡単に入れる保険ですから、その分どうしても保険料が割高になるのです。

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます!!保険のことは、勉強不足な為、また的外れな質問をしてしまいますが、お許しください。本当にすみません。

先日、ゆうちょ銀行に話を聞きに行ってきたところなんです。新ながいきくん(おたのしみ型)を検討しているのですが、掛け捨て部分の話が出てきたんです。

保険料の総支払額(約550万円)-死亡保障額(500万円)=50万円が掛け捨てになるとのことなんです。

50万円÷31年÷12ヶ月=約555円(1ヶ月)が掛け捨てになるとのことなんです。

私は、どの保険商品に加入しても、総支払額は、受取額(死亡保障金)よりも必ず多くなると思っていました。ゆうちょ銀行の営業の方からは、「保険商品でお金を増やそうなんていう考え方は無い!!掛け捨て部分が出るのは当たり前、安心を買うのですから。それが保険というものです。」と言われました。

回答者様がおっしゃるような増えて戻ってくる保険があるのですね。
自分にどれぐらい保障が必要なのかまだ検討中なのですが、34歳女性でしたら、具体的にどこの医療保険がお薦めでしょうか?

補足日時:2008/08/22 16:54
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