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はじめに、メディア・マスコミに投稿すべきか迷ったのですが、時事問題等も含まれておりこちらに投稿することに決めました。
やや長いですが最後までお付き合い頂けたら幸いです。


理系の方ならお分かりになると思いますが、「ホスゲン」と呼ばれる物質は、我々人類にとって毒にも薬にもなることをよくご存知でいらっしゃると思います。
殺傷性が強く、化学兵器として有望視され、事実大戦中の不幸な経緯も忘れてはならないでしょう。一方で有能な化学製品の基盤となり、その化学製品により合成樹脂や医薬品に合成され、人類に恵みをもたらしてくれることもあり、人類の豊かさに貢献してくれる必要不可欠な化学物質でもあります。

今年の上半期に石橋産業の四日市工場で不正な行為があったことは確認されました。

この時メディアはあまり大きく取り上げはしませんでしたが、もしホスゲン=悪玉論という構図をメディアが描いてしまったら、どうなっていたでしょうか?

例えば昨今の地球化温暖化問題にしても、二酸化炭素そのものをまるで極悪に捉える風潮にも同様のことが言えます。
もちろんこの分野には賛否両論あり熱心な信望者もいれば、ビョルン・ロンボルグという学者に代表されるように懐疑派の方々も存在します。私はこの分野には通暁しておらず何ともいえないのが現状ですが、環境保全に対する取り組みには肯定的に評価しているつもりです。
それでも「報道ステーション」に代表されるように、台風や自然災害といった昔から存在した自然現象をここ最近の事例のごとく扱い異常気象そのものと認定し、なぜか地球温暖化問題に結びつける姿勢には違和感を覚えます。
センセーショナルで針小棒大な番組を視聴者は好むのかもしれませんが、このような論理の飛躍も含めた安易なやり方は、国民を扇動することにも加担し極めて危険な行為だと思います。
凶悪犯罪の本質的な推移についても言及することも無く、朝のニュース番組で、みのもんたは、センセーショナルな事件をことさら取り上げ、まともな人間の復古を願い堕落した人間を嘆き蔑む一方で、皮肉なことに本人が数字を上げるために国民の民度の低下を促進してしまっているように感じられるのは私だけでしょうか?

ここでの問題点は、著名な人間には一般の人とは比較にできないほど影響力があることにあります。そして当の番組を司会進行する側に良心の呵責が感じられず、さらに厄介なのが彼らに知識そのものが欠落していることが一番の要因であるように思います。



ここらで、本題に入ります。

「求められるもの」とはなにか?

「求められるもの」に限らず、「足りないもの」や「必要とされるもの」であれテーマとして構いません。

これまで繰り返したように、私はメディアは安易な扇動を控えるべきだと思います。そしてコメンテーターには自然科学や生命科学をはじめとした、理科系の分野にある程度対応できるだけの知識や、きちんとしたデータの裏付けを考慮するだけの力量が求められると思います。

皆様はどのようなお考えをお持ちでしょうか。
理由も添えて回答をいただけたらと思います。

A 回答 (11件中1~10件)

まず、例に上げられている「報道ステーション」は報道番組でなく、ニュースショーです。

NHK9時のニュース番組とは違います。
あの番組を真剣に真に受けたらダメです…ショーであるからには演出もされています。

さて…
メディアに求められるものは、正確性と客観性に尽きると思います。
事象についての、官庁などの広報資料を元に自社の裏付けをとり、
主観を交えず事象を伝えることが第一義であると思います。

キャスターについては客観視しながら自己の信条経験に基づきコメントを挟むことも許されると思います。

キャスターの経験だけで補えない専門的な分野の掘り下げはコメンテーターに任せることになりますが、その選任についてはメディア、キャスターの力量が問われることとなります。

メディアはややもすると何事もセンセーショナルに取り上げる傾向がありますので…受け手である視聴者にも高い教養が求められます。

私は主にCNNやBBCのニュース番組を好んで見ることが多いのですが、それぞれ国の姿勢をバックに事象を切り分けていると見ています。
翻って我が国のみの某の番組や、古館某などは単なるアジテーターに過ぎないと感じます。

この回答への補足

すみません。
ちょっとわかりにくいと思ったので補足しておきます。


>メディアはややもすると何事もセンセーショナルに取り上げる傾向がありますので…受け手である視聴者にも高い教養が求められます。


これこそ、メディアが視聴者に伝えなければいけないメッセージですよね。メディアの怠慢です。

↑のところの説明ですが、メディアに対して、
「我々(メディア)は今からこの話題をセンセーショナルに取り上げますからね」
と予め宣言するというユーモアで書いたつもりです。

補足日時:2008/07/25 11:19
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この回答へのお礼

Bayonets様
回答ありがとうございます。


>さて…
メディアに求められるものは、正確性と客観性に尽きると思います。
事象についての、官庁などの広報資料を元に自社の裏付けをとり、
主観を交えず事象を伝えることが第一義であると思います。

キャスターについては客観視しながら自己の信条経験に基づきコメントを挟むことも許されると思います。


同感です。
これが本来コメンテーター(報道キャスター)やメディアに求められるものですね。
特に後半の、報道キャスターについての言及には大きく頷いてしまいました。


>メディアはややもすると何事もセンセーショナルに取り上げる傾向がありますので…受け手である視聴者にも高い教養が求められます。


これこそ、メディアが視聴者に伝えなければいけないメッセージですよね。メディアの怠慢です。


>私は主にCNNやBBCのニュース番組を好んで見ることが多いのですが、それぞれ国の姿勢をバックに事象を切り分けていると見ています。


CNNやBBCの場合は国益の観点から、国家の戦略を反映している傾向がありますね。
ロシアや中国に対する報道が顕著です。
CNNは極めてわかりやすい形態をとっています。
一方のBBCの凄いところが、一見中立を装いつつ、国家の戦略的に不利な状況を伝える際に、歪曲や小さなニュースとして過小報道伝に転換してしまうだけの狡猾さが散見されます。

お礼日時:2008/07/24 18:16

ANo.2です。


何度も申し訳ありません。シンプルに答えさせていただきます。

「求められるもの」とはなにか?
ニュースショーでは無い、平等で公正な報道。
知らせないと市民に危険が及ぶかも知れないものの報道
知らせた方が市民のためになると思われるものの報道

メディアは、淡々と事実のみを報道し、日時と共に新たな事実が出てきたならそれも又淡々と報道する。
余計な誘導コメントは要らない。
報道の結果、どう考えるかは視聴者に任せるべきである。

コメンテーターは不要。
局側が、専門家に教えを請い、調査し十分に理解に至った段階で、アナウンサーに報道して貰う方がよい。
何故なら専門家は専門家馬鹿になりがちで、一般人が理解できるかどうかを考えた上で言葉を選ぶ術を知らないので、内容が理解されない
可能性が高く、下手すると返って危険である。


以上です。
でも絶対平等で公正な報道はされない自信ありです。
その根拠は視聴率とかスポンサーとかの次元ではなく、もっと深いところにあることを知っていただきたくて、
噛み合わない回答でお手間を取らせてしまいました。ゴメンなさい。
新聞が横並び報道なのも同じ理由があります。
ANo.3様と求める物はまったく同感ですが、それはとても危険で難しいのです。
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この回答へのお礼

oobankoban様
回答ありがとうございます。

>ニュースショーでは無い、平等で公正な報道。
知らせないと市民に危険が及ぶかも知れないものの報道
知らせた方が市民のためになると思われるものの報道


自然災害や将来にわたって、影響にいたる分野まで幅広いですよね。


>メディアは、淡々と事実のみを報道し、日時と共に新たな事実が出てきたならそれも又淡々と報道する。
余計な誘導コメントは要らない。


報道の結果、どう考えるかは視聴者に任せるべきである。


文句なしに同意したいと思います。
特定のテーマに対して中立なコメントや多角的な視点を持った取り上げ方が求められます。
それに対しての感想は視聴者が決めることです。
扇動や誘導コメントはあってはならないことです。

>コメンテーターは不要。
局側が、専門家に教えを請い、調査し十分に理解に至った段階で、アナウンサーに報道して貰う方がよい。
何故なら専門家は専門家馬鹿になりがちで、一般人が理解できるかどうかを考えた上で言葉を選ぶ術を知らないので、内容が理解されない
可能性が高く、下手すると返って危険である。


本質的にはそうなのかもしれませんが、現状ではコストもかかり、なかなか難しいでしょう。

>絶対平等で公正な報道はされない自信ありです。

テレビ各社や新聞各社では思いのほか各社独特の色がついているのが普通です。
問題は情報の受けてである我々がそのことを意識せず、愛読者となり、それが普通という線引きをしてしまわずにはいられないことにあります。
従いまして、公平な報道には期待できないでしょう。

お礼日時:2008/07/25 18:11

ANo.2です。


《回答者様はどのような考えをお持ちなのでしょうか?》
書き方が抽象的すぎました申し訳ありません。

すべてのメディアが同様ですが、それは、民に見せるためにされているのであって、民のためにされているのでは無いってことです。
その事の持つ本当の意味が、紹介の本を読んでいただくとご理解いただけます。
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この回答へのお礼

oobankoban様
紹介のありました本書は今のところ読むつもりはありませんが、参考にさせていただきたいと思います。

抽象的なことではなくて、質問を投稿した私と、回答者のoobankoban様には対話がかみ合ってないように思えるのです。

特定の範囲に絞った質問をこのサイトに投稿し、回答者様にお答えいただくというスタンスがこのサイトを利用している私の目的でもあります。

申し訳ございませんが、「肉じゃが料理」の質問をしたのに、返ってきた答えが「アイルランドのジャガイモ飢饉」の話でしたらどのように感じるでしょうか?

お礼日時:2008/07/25 12:54

再。

No.3です。
加えて、最近のマスメディアで気になる点をプラス…。

最近の気になるニュースをランキング形式で伝えるというもの。

こういったものに票を投じる視聴者も視聴者ですが、そもそもおかしいし、危険だと感じます。報道を視聴者参加型バラエティに、知らず知らずのうちにしているいい例と思えます。

視聴者の自立教育といったことが、なにかしらの形でできないものなのかな、、、と思います。では。
かすかな記憶コメントから、ソースを導いてくださりありがとうございました。
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この回答へのお礼

billy65様
コメントありがとうございます。

>こういったものに票を投じる視聴者も視聴者ですが、そもそもおかしいし、危険だと感じます。

おかしいと感じるのは人それぞれ違う考え方があることでしょうが、危険だというのはどうして危険だと感じるのでしょうか?
それにより弊害が発生し、それが我々を脅かすととになるとは、この文からは読み取れないのですが。


>視聴者の自立教育といったことが、なにかしらの形でできないものなのかな、、、と思います。

自立教育とは何のことでしょうか?
視聴者の教育水準は低下したということでしょうか? それとも低いままなのだといいたいのでしょうか?
ここの説明がわかりません。

お礼日時:2008/07/25 12:40

まず、私はそもそも「コメンテーターは不要である」と考えている人間です。



これは、某番組でコメンテーターをしていた経験者の書の中にあった言葉なのですが、最初に局から言われたのは次のような言葉だそうです。
「わかりやすい結論を短いセンテンスでまとめて言ってください」
つまり、テレビのコメンテーターは、とにかく「わかりやすい」ことが求められているわけです。
しかし、実際には、そのように「わかりやすく」「短く」まとめられるような事象など殆どありません。その時点で、偏りが生じている、としか言いようがないわけです。

さらに、質問者さんの言う「自然科学や生命科学をはじめとした、理科系の分野にある程度対応できるだけの知識や、きちんとしたデータの裏付けを考慮するだけの力量が求められると思います」というのも実に難しい問題です。
例えば、科学者などであっても、自分の専門分野はともかく、そこから外れれば全く無知であることはしばしばあります。それも、生物学者が物理学について、とかではなく、生物学者でも、昆虫は詳しいけれども、魚類になれば…とか、そういうことも多くあります。さらに、専門家の中でも、意見の割れる場合だって多くあります。そうなると、ニュースなどでコメントできる専門家というのはかなり少ないでしょう。
まして、先ほどのようにそれを「わかりやすい結論」で「短く」まとめろ、となれば、殆ど不可能に近くなります。

ですから、それがわかっている科学者などが、そういうニュース、ワイドショーなどに出ることは殆どありません。不可能なことがわかっているからです。
こういう番組に出てくる「専門家」「科学者」を調べていくと、ある程度「お馴染み」の面々がいることに気づくと思います。彼らは、専門家の中でも極めて「特殊な人々」と言えるわけです。そのような人の意見を「専門家の一般的な意見」と言って良いものかどうか…

長くなりましたが、メディアがコメンテーターに要求するものが、「わかりやすさ」「短さ」である限り、私はコメンテーターという存在そのものが不要な存在であるとしか思えません。
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この回答へのお礼

gohara_gohara様
回答ありがとうございます。

>これは、某番組でコメンテーターをしていた経験者の書の中にあった言葉なのですが、最初に局から言われたのは次のような言葉だそうです。
「わかりやすい結論を短いセンテンスでまとめて言ってください」

これは大変貴重なお言葉です。ありがとうございます。


>例えば、科学者などであっても、自分の専門分野はともかく、そこから外れれば全く無知であることはしばしばあります。それも、生物学者が物理学について、とかではなく、生物学者でも、昆虫は詳しいけれども、魚類になれば…とか、そういうことも多くあります。さらに、専門家の中でも、意見の割れる場合だって多くあります。

これでも一応理科系の人間なんで、そういった事情はある程度存じているつもりです。
No.7様のところにも書いたのですが、業界に横並び意識が根付いており、コメンテーターや報道キャスターもどこのチャンネンルでも同じような振る舞いで、同じような流れで、別の試みを放棄しているように見えるのです。


>メディアがコメンテーターに要求するものが、「わかりやすさ」「短さ」である限り、私はコメンテーターという存在そのものが不要な存在であるとしか思えません。


コメントを読みましたところ、メディアがコメンテーターに要求するものが「短さ」という点には否定的で、視聴者に対し誠実な対応とは言えませんね。

「コメンテーター不要論」に関しては一定の理解はしているものの、問題は在るのと無いのとでは大きく違うところにあります。
回答者様は、コメンテーター不要という位置づけをなされているようですが、私はこのコメントには判断がつきません。
というのも、今現在のところコメンテーターは確かに存在しています。
一方でコメンテーター不要により何らかの弊害が発生してくると思うからです。
実際にコメンテーター不要からくる、予想し得る弊害を提示していただけたら幸いなのですが…。


そうはいっても、既存のコメンテーター(報道キャスターも含む)では「コメンテーター」ではなく「お飾り」という呼称に変更してもいいと思いますね。

お礼日時:2008/07/25 12:18

テレビに限定して書きますが、万人受けする番組を目指しているのが問題だと思います。


かといって本当に万人受けする番組になっているかというと、大味というか誰が見てもまあまあ楽いくらいのものしか作れていないようですし、高齢者などのマイノリティは最初から視聴者として想定されていないようです。
この傾向が報道にも持ち込まれて、拠り所のない、結局はスポンサーや政府の意向を代弁する(北朝鮮問題や温暖化報道なんかそうだと思います)番組が多くなっているような気がします。

報道に関していえば、万人受けの弊害をなくすために視聴者の学歴や階層に合わせて別々の番組を作ればいいと思います。
たとえば温暖化問題の場合、定量的なデータを示して炭酸ガスの影響を検証するような番組、「地球の危機」に一喜一憂する番組、適当に危機を煽って「エコグッズ」を売りつける番組などに分割すれば、いまより多くの人が納得できるようになるのではないでしょうか。

たぶん、いまのままでは質が下降するばかりですが、突出して高質な番組を一つ作ればたとえダメダメな番組が出てきても報道のトータルとしての質は維持できると思います。
(レベルの高い番組は比較的少数だが所得の高い層が付いて採算が取れるでしょう…)
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この回答へのお礼

unicpp様
回答ありがとうございます。

>テレビに限定して書きますが、万人受けする番組を目指しているのが問題だと思います。
>報道に関していえば、万人受けの弊害をなくすために視聴者の学歴や階層に合わせて別々の番組を作ればいいと思います。


仰ることは理解できるのですが、そうは思いません。
現在の段階で禁止や規制をしているのではないでしょう。
やはり、かつての銀行の護送船団方式のごとく、「放送法」という保護者に頼ってしまうことのほうがテレビ業界にとって居心地がいいのではないでしょうか?
従って、永遠にぬるま湯につかりたいという本音が透けて読み取れるのです。
同じく「再販維持制度」という権益を手にしている新聞業界にも同じことが言えます。
私は寧ろ、業界の横並びに意識問題があり、今こそ乳離れをするべきだと思います。


>この傾向が報道にも持ち込まれて、拠り所のない、結局はスポンサーや政府の意向を代弁する(北朝鮮問題や温暖化報道なんかそうだと思います)番組が多くなっているような気がします。


スポンサーの意向は強いですよね。

お礼日時:2008/07/25 11:11

メディアとコメンテーターに、求められるもの。



いつの頃からか昼のワイドショーをカットした分朝も夕方も果ては夜までもニュースとワイドショーの線引きが出来ないですよね。

昔のニュース番組は30分とかせいぜい1時間だったのがいつの間にか
その何倍もの時間を使うもののニュースとしての内容は、昔と差ほど変わらず。加えて困るのは、まだ事件や事故の原因が何等特定されてないのにコメンテーターが勝手に憶測で原因を特定してしまうこと。

なのでメディアに言える事は、事件や事故が起きたときは正確にきちんとデフォルメする事無く伝達すること。

コメンテーターに言える事。時折的を得ない見当違いな方や個人的感情で物言いするかたがいるが公共の電波にそれが乗って公衆にさらけ出す
と言う発言に責任がもたれていない。
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この回答へのお礼

t7148様
回答ありがとうございます。

>昔のニュース番組は30分とかせいぜい1時間だったのがいつの間にか
その何倍もの時間を使うもののニュースとしての内容は、昔と差ほど変わらず。


単位時間当たりの情報量が低下したわけですから、質を求める視聴者にとってはたまったもんじゃありませんね。

>加えて困るのは、まだ事件や事故の原因が何等特定されてないのにコメンテーターが勝手に憶測で原因を特定してしまうこと。

昨今の犯罪報道を見る限り、犯罪を起こす原因を社会に責任転嫁するのもいただけませんが、物語そのものをメディアが描いているように見えますね。
憶測で原因を特定することはあってはならないことです。

お礼日時:2008/07/24 19:00

TV業界はかなりの減収になっているようです。

それでも、一般企業と比べても桁が違いますが。視聴率が低迷しスポンサーがつかない状況です。
視聴率を、収益を得るために見境いなく報道さえも捨ててしまった。
放送作家や局も視聴率のとれる良い番組を作れない。ほとんどが外注。
ドラマのほとんどは、アニメからのドラマ化。その反面、アニメ・漫画は有害とコメント。
タレント・司会等発言力の高いポジションは、吉本などお笑い芸人で埋め尽くされ、一部ニュースキャスターにまで登用される始末。
専門家であるか博学であるかは問われず、好感度だけでコメンテーターが登用され感覚、感想だけで無責任なコメントをまき散らす。
司会が「そうですよね?みなさん」とふると全員が「そうだそうだ」と同意し、視聴者は「そうなんだ」と思いこんでしまう。

総バラエティと化した現在のTV局に信憑性を求めることは非常に困難であり、TVが批判を繰り返している「ネット匿名人の発言」に等しいとも言える。
自らの発言が世論だ。とすり替えコメンテーター自らの顔がもはや匿名となっていることに気づいているのか。いや、むしろ自らの発言に責任を持たせないための巧妙な手段にも思えてくる。

スイス民間防衛だったか、こういう話があたっとおもう。
『彼らに事情をさとらせないために、我々はさらにマス・レジャーを盛んにする。やがて我らの新聞で「芸能」「スポーツ」がもてはやされ、「クイズ」も現れるだろう。これらの娯楽は、我々と政治闘争をしなければならない人民の関心を、すっかり方向転換させてしまう。こうして人間は次第に孤立してみずから思索する能力を失い、すべて我らの考えるとおりにしか考えられないようになる。』

コメンテーターには、視聴者に正しい教養を与えるようなコメントを期待したい。

この回答への補足

本当は危険な内容であるために、ここで取り上げるべきか迷ったのですが、投稿することに決めました。

>視聴率を、収益を得るために見境いなく報道さえも捨ててしまった。

>総バラエティと化した現在のTV局に信憑性を求めることは非常に困難であり、TVが批判を繰り返している「ネット匿名人の発言」に等しいとも言える。
自らの発言が世論だ。とすり替えコメンテーター自らの顔がもはや匿名となっていることに気づいているのか。いや、むしろ自らの発言に責任を持たせないための巧妙な手段にも思えてくる。


情報の発信という一点に絞ると、代表的な既存の媒介メディアは、テレビと新聞、そしてインターネット、それからやや見劣りしますが、ラジオなどでしょう。
昨今の視聴率の低下や新聞の販売部数の減少には様々な要因があると思います。
質の低下、押し紙制度による高価格維持化、娯楽性の重視など…。
一つには、視聴率の低下や販売部数の減少は、本来視聴していたり、定期購読していたと予想される人が、他に流れたことに原因があると思います。
その流れた行き先が「インターネット」なのではないでしょうか?
記事のネット配信やブログの登場により、新聞の必要性は低下したのではないでしょうか?
“youtube”をはじめ動画サイトの登場により、テレビの必要性は低下したのではないでしょうか?

少し前まで我が物顔で跋扈していた、テレビや新聞といった既存メディアは、本来なら知恵を絞り質で勝負をするべきですが、そうはしませんでした。
「どうやってインターネットを叩くか?」この一転に集中したのだと思います。

昨今の報道での例は何といってもネットの匿名掲示板の報道ではないでしょうか。
このサイトで取り上げることに躊躇した例に、インターネット上に転がる「硫化水素」による自殺報道があります。
自殺報道とは大変デリケートな問題であり、自殺志願者にとっては、メディアの取り上げ方によって、それが自殺幇助となるケースも否定できません。
メディアには有名人や影響力のある人の自殺といった報道には慎重な姿勢が求められます。
WHO(世界保健機構)では、そうした自殺に対する報道のガイドラインを設けています。
新聞やテレビには見境はなく、こうしたWHOの主張に耳を貸すつもりはあるはずもなく、彼らには良心の呵責は感じ取れません。
これらの報道がきっかけで、結局ネットという自由空間に大きな反撃を加えることができました。
ネットには有害な情報が溢れています。
しかし、誰かが火をつけない限りは、限定的な社会の損失にとどまるだけです。

見境なく、危険なスイッチを押した既存メディアの責任は極めて重いと思います。

補足日時:2008/07/25 10:55
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この回答へのお礼

russian26様
コメントありがとうございます。

>コメンテーターには、視聴者に正しい教養を与えるようなコメントを期待したい。


そのとおりですね。
メディアやコメンテーターは、昨今の政治の低迷と歩調を合わせているように思います。

No.3様の補足で載せておいたのですが、スイスの順位は高いですね。
もっとも、これが要因であるとは判断できかねますが…。

視聴率の問題に関して、補足事項に見解を載せておきます。

お礼日時:2008/07/24 18:50

日本人は(多国民も含めて)あまり物を知りません。




例えば、自動車を乗りましょう。簡単化のために、次の様な仮定を置きましょう。

1.一周して元の位置に戻る
2.エンジンは熱を運動エネルギーに変える
3.エンジンはCO2を排出しない

この車は、地球温暖化にプラスでしょうか? マイナスでしょうか?



もちろん、マイナスです。温暖化します。道路との摩擦熱と、タイヤの変形熱のためです(これが無くなると車は走りませんが)。まぁ、だからタイヤの空気圧を上げておいた方が燃費も良くなるのですが、それはそれとして。

ということまでを、視聴者に教育していたら、視聴率は下がる一方でしょうがね。
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この回答へのお礼

at9_am様

コメントをいただけたことはありがたいのですが、質問の主旨から逸れているように思います。
地球温暖化問題は具体例の一部として持ち込んだのに過ぎません。

質問は「メディアとコメンテーターに求められるもの」であり、それに対し皆様から回答をいただくスタンスで投稿しました。

申し訳ないのですが、アドバイスにしても、背景知識から質問に対する考察を広げるだけの見解が読み取れません。

お礼日時:2008/07/24 18:42

マスコミは真実を伝えることに身体を張ってほしいと思います。


政府や企業からの圧力などに屈せず、世界中に真実を流してほしいと思います。
確か、世界のジャーナリストが取材を通して、公開性が高いとする国を選んだランクがあったと記憶しますが、日本は、かなり低く見られていたと思いました。
私たちが、北朝鮮のニュース番組がメディアに流れるのをみて、言論統制されていると感じるのと同じように、海外のメディアは日本の報道を見ているのかもしれないと…。

なお、最近のニュースは、アイドルやら元スポーツ選手やら、作家やら…視聴率稼ぎのバラエティだと私は捉えています。

また、政府広報とは言わずに流される、サブリミナル番組も増えてきていると感じています。
例えば、FM東京のビューティフルジャパン。タレントがパーソナリティになって社会問題を取り上げていますが、ゲストはそのほとんどが政府関係者で、明らかな政府広報番組です。なんたって直訳が「美しい日本」ていうくらいです。でも政府広報とは言わず、企業がCM提供で一般番組のように流れています。こういうのは、ちょっと怖さを感じています。

報道番組に、コメンテーターって役割の人物がそもそも必要なのかというように感じています。芸能ネタ、はやりネタ(三面記事)くらいまでとしてほしいものです。コメンテーターの言うことは極力聞き流しています。その人のキャラや考え方を一応聞いとくくらい。

この回答への補足

>マスコミは真実を伝えることに身体を張ってほしいと思います。
政府や企業からの圧力などに屈せず、世界中に真実を流してほしいと思います。
確か、世界のジャーナリストが取材を通して、公開性が高いとする国を選んだランクがあったと記憶しますが、日本は、かなり低く見られていたと思いました。
私たちが、北朝鮮のニュース番組がメディアに流れるのをみて、言論統制されていると感じるのと同じように、海外のメディアは日本の報道を見ているのかもしれないと…。


ソースはこちらですね。
press freedom

http://www.rsf.org/IMG/pdf/index_2007_en.pdf

これを読む限り、日本の順位が決して世界平均から低いわけではありません。
一方で先進諸国間に限定すると、高いともいえませんね。

補足日時:2008/07/24 18:38
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この回答へのお礼

billy65様
回答ありがとうございます。

>また、政府広報とは言わずに流される、サブリミナル番組も増えてきていると感じています。
例えば、FM東京のビューティフルジャパン。タレントがパーソナリティになって社会問題を取り上げていますが、ゲストはそのほとんどが政府関係者で、明らかな政府広報番組です。なんたって直訳が「美しい日本」ていうくらいです。でも政府広報とは言わず、企業がCM提供で一般番組のように流れています。こういうのは、ちょっと怖さを感じています。

報道番組に、コメンテーターって役割の人物がそもそも必要なのかというように感じています。

司会進行するにしても、これでは出来レースの一貫ですね。
「コメンテーター」という名前を変えてみてはどうでしょうかね?

お礼日時:2008/07/24 18:38

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