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大人になってからヴァイオリンを始めて1年になります。
最初の頃は長年の憧れだったヴァイオリンを弾くことが出来、とても楽しかったのですが、最近少し苦痛になっています。
それは「音程が正確に取れないこと」です!
具体的には自分が出したい高さの音に、左指が正確かつ安定して押さえることが出来ません。

音程を正確に取るためには先ず耳の訓練が必要なことは多くのサイトやレッスン誌にも書いてあります。
私も電子ピアノで様々な音階をゆっくり弾いて練習しています。
また、レッスンを受けている先生からは「他の弦との共鳴で確認しましょう」と指導されています。
確かにその通りだと思います。
しかしそのようにして自分が出したい音がイメージ出来ても、肝心の左指がその音を出す場所に行かない状態です。
共鳴で確かめるということも結局は弦を押さえて音を出して初めて認識できることで、いつも音を出してから「あ~、またズレてた・・・」の繰り返しです。

ゆっくりと音階を弾いていくだけなら何とか音程を外さずに出来ますが(百発百中ではありませんが)、少し早い曲を弾いたり、ポジションチェンジをすると外れてしまいます。特にサードポジションからファーストポジションへの移行時によく外してしまいます。

ヴァイオリンを始めたばかりの頃は正確な音程もわからなかったので、何となく近い音でも満足できていましたが、耳が訓練されてきた今では自分の音で気持ち悪くなることもしばしばです。

やはりひたすら練習して身体で覚えるしかないのでしょうか?
現在私が行っている練習は、調別に(今のところはC、G、D、Aだけ)音階やスケールをゆっくりと共鳴音を意識しながら練習しています。また電子ピアノでの確認もしています。
効果的な練習方法や、考え方などヒントになることでしたら何でも結構ですので教えてください。

長さにしてみると数ミリの世界ですが、それをいつも正確に押さえられるヴァイオリニストの方は改めて尊敬です。

A 回答 (5件)

ヴァイオリン族の楽器は、やはり音程をとるのが難しく、これは楽器の特性上仕方がありません。

練習あるのみですね。私も長年チェロを弾いていますが、音程に関しては未だに満足がいきません。

>それをいつも正確に押さえられるヴァイオリニストの方は改めて尊敬です。
じつは違うんですよ。確かに上手い人は音程を正確にに当てる確率は高いですが、全ての音で正確に当てているわけではありません。「外した」と思ったら、瞬時に修正しているんです。よく考えてみてください、いくら天才でも100%正確に押さえられるなんてあり得ないと思いませんか? 現実には、いかに聞いている人に分からないように修正するかがポイントなんです。hctclvさんの場合、音程がずれたら「ずれた」と気づくことが出来ていますので、あとは瞬間的に修正できるように練習すればきっと上達すると思います。


>ギターのように目盛(目盛の名称が分らない)を作ってあげたら覚えやすいですよ。
 それだけは絶対にやってはいけません。音程は耳で聞いて修正するようにしてください。目で見て修正する癖がついてしまっては、永久に音程がとれなくなってしまいます。

>多分弦は平均律
 ヴァイオリン族の楽器は平均律ではありません、純正律です。ほんとうに弾いている人ならこんな稚拙な間違いをする筈がないと思いますが、、、。haruhyoubyさん、知らないのなら、いい加減な回答をするのはやめてください!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
これからも正確な音程に近づける指感覚を習得すると同時に、
耳の訓練も行い、瞬時に音がズレたかどうかを判別し修正できるようになりたいと思います。

お礼日時:2008/07/21 19:37

手短にワンポイントアドバイスです。


「左手の親指の位置を意識したことがありますか?」

ポジションをとるときには親指を意識して練習してみてください。
目印は何もないので,やはり感覚で覚えるしかないです。
百発百中を目指してゆっくり練習してください。

親指の重要性について書かれているページがありましたので,
読んでみてください。参考になると思います。

ポジション移動で音程が定まらない場合
http://www.violinwakaru.com/artcl_30/30_00092.htm

3rd から 1st ポジションへ
http://silver-tone.com/howto/howto_311.asp
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
また、参考になるサイトを紹介していただき、ありがとうございます。
他のページも「なるほど!」と思うことが多く、各ページをじっくり読んでいきたいと思います。

お礼日時:2008/07/21 19:37

補足。

私のかなり昔の弦経験によると(記憶が朧ろげ)
多分弦は平均律???(その辺り専門ではないので良く分らないのですが)というか、全体の指盤の長さに対して、各音がほぼ等分割に付置してあったので、どの辺りにどの音があるのか一つ一つの音を正確に捕まえるというよりは、全体の弦の長さをまず捉え(基準とし)て、どの辺りを押さえればいいのかを考えていけば良いと思います。最終的には腕と指との感覚で覚えていくしかないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
これからも頑張っていきたいと思ってます。

お礼日時:2008/07/21 19:04

一般的には鍵盤や他の楽器の演奏の通り、丁寧に(同音の共鳴-「うなり」が聞こえる部分を探して)音を覚えていくのが良いでしょうが、コントラやチェロの訓練で(指盤が長いので状況がまた異なるとは思うのですが)時折使うように、各音の高さのところで白い糸等(端はセロテープでひっつけてました)で、ちょうどギターのように目盛(目盛の名称が分らない)を作ってあげたら覚えやすいですよ。

慣れてきたら外して、あとは身体感覚で覚えましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
糸を張ったり、シールをつける方法は賛否ありますが、それも1つの方法でしょうね。
最終的には身体感覚が大事ということはよくわかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/21 19:03

 


 偽奏音程 ~ 調と律の融合 ~
 
 だれにも共通の“正しい固定した旋律”は、存在しないようです。
 物理的に承認される音程は“オクターブ”や“完全五度”などです。
(ヴァイオリンは原則として、四本の弦を“完全五度”に調弦されます)
 
 GDAEの周波数は、それぞれ等しい間隔ですが、ハ長調のメロディ
では、A弦とE弦が、開放弦のままだと不自然に(無機的に)響きます。
 そこで、上昇するときは高く、下降するときには低いめに奏します。
 
 さらに転調するたびに、つなぎめごとに丹念に調整、ゴマ化しながら
“偽奏”します(途中で調律できない伴奏ピアノも、狡猾な技巧を要す)。
 かつて歴史的に、四つの調律法(調弦法)が存在しています。
 
1.自然律(金管楽器の倍音=8:5:3:2の順に得られる古代率)
2.平均律(1700年頃、バッハが用いた鍵盤用の均等音程などを総称)
3.純正律(1889年、田中正平が、転調可能な多鍵盤オルガンを発明)
 
4.カザルス(Pau Casals i Defillo')の“表現する音程”(弦楽器)
 彼のチェロは、シャープ記号を半音よりも高く、フラット記号を半音
より低く捉える傾向があると指摘され、賛否両論が対立しました。
 
 つぎの引用は、芸大在学中にアルト・サックス(木管楽器)を選んだ
作曲家の伝えるエピソードです。この書籍は、才気にあふれています。
(おもしろい観点ですが、わたしは音程優先だったと解釈しています)
 
── かつて、モーツァルトの演奏にかけては神格化されていた指揮者
ブルーノ・ワルターは、ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団のあ
る日の練習のさい、こういったそうだ。
 「だめだ、だめだ。ああ、モーツァルトが聞いたら、何といってなげ
くだろう!」
 この言葉が出たのは、オーケストラのヴァイオリン・パートが、モー
ツァルトのシンフォニーのなかの和音に、開放絃を使った直後のことで
あった。それから一つ一つの和音を、ていねいにヴィブラートをかけて
分奏する練習が始まったという。(II 音楽の形成 3 速度と表情)
── 芥川 也寸志《音楽の基礎 19710831-19781030 岩波新書》P128-129
 
 おしまいに一言。あなたがイメージする音程は、誰かの演奏した旋律
を脳内記憶したものです。その通りに再現できたら、おそるべき奇跡的
技巧の持主ですが、しょせん誰かのコピーにすぎないのです。
 
 わたしは、アマチュア演奏家たる者は、愛読する古典文学を音読する
アマチュア文学者のように、つつましい研究家たるべきだと思います。
 もちろん、同居者のために、しばしば黙読しなければなりませんが。
 
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
ヴァイオリンを一生の友として続けていきたいと思ってますので、含蓄のある文章を参考に、わからないところは可能な限り調べていきたいと思います。

お礼日時:2008/07/21 18:58

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