プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは、就職活動をしていて気になったのですが

証券会社は、
モルガン・スタンレー証券(Morgan Stanley Japan Securities Co.,Ltd.)
大和証券(Daiwa Securities)

などと名乗っています。
有価証券のこともsecuritiesと呼ぶそうですが、
どうして「証券」のことをsecurity(ies)と呼ぶのでしょうか?

万一の保険みたいなニュアンスが元来あるのでしょうか?
ちょっと気になったのでご質問してみました。
ご回答お待ちしております。

A 回答 (5件)

「貸金の返済・出資者としての権利等をsecure(確保する、保証する)するための書類」のような意味だと思います。

    • good
    • 9
この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
そのようなニュアンスを持つのであれば、何となくしっくりきますね。
簡潔なご回答をありがとうございます。

お礼日時:2008/07/17 10:10

書き忘れましたが、守られるのは(資金を抱え込むリスク分散でメリットがあるのは)出資者ではなく、出資を募る側、ビジネスを行う側の方です。



「不動産の証券化をご存じですか?」
ビルのオーナーは、ビルの資産や価値を、多くの証券に分散し、他人から資金を得ます。
ビルの運営が予定通りなら、テナント収入などから経費を差し引いて、出資人に配当を払うだけです。
運営が傾いていけば、証券化した1単位あたりの価値が下がるのですが、それは出資者がリスクを負うのは、株式投資と一緒です。

ビル運営が破綻しても、ビルオーナーや運営側は、リスクを負わなくてすみます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

補足のご回答についても同様に御礼申し上げます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/18 23:01

現在証券と保険は別業界、別形態ですが、その概念や仕組みがつくられだしたころは、境目があいまいというか、両方の機能がまざったような存在であったり目的達成手段でもありました。



どれが(どこが)最初かは議論が分かれるところです。しかしだいたい、こんな話がよく使われます。
イギリスが世界に船を出して、経済発展し帝国を築いていく初期の頃、船でアフリカに資源を求めにいくのはもちろん、アジア方面へ向かうというのは、GPSも正確な地図もない時代なので、とてもハイリスクでした。海が荒れているかもわからず、かえってこれない船は半分くらいあったという時代もありました。
船の持ち主や船を使ってビジネスをもくろむ人は、自分だけの資金では何度もリスクを負って出航できません。しかし、客たちは船を出してほしい、○○の国の資源や商品を持ち帰ってほしい、などの依頼が沢山きます。
そこで、航海が成功し無事戻ってきたら、儲けを出資分にしたがって還元する仕組みを考えました。
最初は身内や知り合いのあいだで。後には、船荷貨物ビジネスに出資した証拠の証書(証券)を発行して、第三者からも資金をつのりはじめました。リスクを負うのは出資者ですが、しかし出資者が多ければ多いほど、1人あたりのリスクは抑えられていきました。

この仕組みが、出資をつのるという形態(現在の株式投資)と同時に、航海の資金と損害リスクを分散担保する(保険)役目を担っていました。これが後の証券と損害保険の業界形態へと変化しています。
事実ロイズ保険は、この形態を変化させて発展しました。

アメリカ大陸の横断鉄道もこの方法をとって資金調達したといわれていますが、英国のほうが歴史は古いと思います。

この名残が、証券(セキュリティーズ=出資者は通常複数)と、海上保険(一昔前の損害保険会社の名前に、東京海上など海上とつく理由)へと変わっていきました。保険はその後、国内の事業の火災保険などにも進出し、○○海上火災などの名前になり、自動車保険や企業保険、生産物保険など増えていきましたので、名前も海上とか火災とつくものは減っていきました。

以上、保険会社に在籍したときの社内レクチャーからでした。
    • good
    • 17
この回答へのお礼

そのような元来持つニュアンスを知りたかったのでとても参考になりました。
証券の歴史についても理解することが出来ました。
詳しくご説明していただきありがとうございます。

お礼日時:2008/07/18 23:00
    • good
    • 0
この回答へのお礼

単数・複数の違いについてはよくわかりました。
ありがとうございます。
しかし、私はむしろ元来持つニュアンス、つまり由来を知りたかったのです。

お礼日時:2008/07/18 23:05

>どうして「証券」のことをsecurity(ies)と呼ぶのでしょうか?



ここが根本的な誤解です。
securityは「安全」で、securitiesは「証券」です。
別の単語です。
securityの複数形ではありません。

たとえば、fiftyは「50」、fiftiesは「50年代」とか「50代」だし
goodは「良い」、goodsは「品物」だし
customは「習慣」、customsは「関税」とか「税関」です。

それらと同じです。

この回答への補足

そうなのですか。
しかしアルクでは、securityの複数形として扱われているようです。
http://eow.alc.co.jp/security/UTF-8/?ref=sa

補足日時:2008/07/17 10:07
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!