プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

シェイクスピアのロミオとジュリエットで、ジュリエットが飲んで仮死状態になった薬は、この作品が書かれた当時、実在したのでしょうか。
もし、なかったとしたならば、シェイクスピアは何をもとにこの薬について書いたのでしょうか。
当時の信仰などで仮死について何か信じられていたものがあるのでしょうか。

読んでいてとても気になったので、回答をよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

実在してはいないようです


近代的な法体系や警察などが無かった時代
誘拐や殺人 レイプが遠くない事だった時代
女性(主に身分の高い女性)は毒を 自分が汚されてしまうことから
護るためのものとして持っていた場合もあるようです
ですから清らかな女性と毒と言うものは人々のなかで
馴染みのあるセットだったそうです
ですので貧しさの中にある女性にとっては ジュリエットが
毒を持てているという事自体にすでに憧れを抱いたことでしょう
そういった背景がありますので すれ違う2人という演出する際
毒という選択は自然なことだったのでしょうね
併せてこれは戯曲であり舞台上で表現しなければ
ならないことですから 空間的な設定を増やすよりも
ベッドの上に眠りつづけるジュリエットの隣りで
ロミオが苦悩する様子を並べて対比させられるという構図は
非常に効果的なことでもあるのだと思います

そして仮死の認知ですが 仮死と言うよりも
昏睡と捉えていたが近いでしょう
 
それとこの毒をテトロドトキシンとする意見もあるようですが
その真偽はご自身で確認されるのがいいでしょう

ハイチ ゾンビ ブードゥー などの単語で
テトロドトキシンというフグで有名な毒が仮死状態をもたらす
という意見を見ることが出来るでしょう

あとこの意見は自分でも未熟なものだと思っています
他の優れた方がより正確な情報を提供してくれるかもしれません
どうかアーカイブとしての価値が備わる時まで
締め切らずに置いておいてくださることを希望します
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す