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中国の発展には目を見張るものがありますね。
中国商工銀行などは世界一の保有資産で日本の銀行はその3分の1しかないと。
中国国際航空も株価時価総額世界1位。
他にも多くの業種でトップ10に入り世界を席巻している状態です。
日本企業などはほんの数社に留まっていると先日の経済史に書かれてありました。
まだまだ貧しいと思っていたのに、いつの間に?と言う感じですね。

環境汚染、資源輸入による他国への影響など多くの変化があるようです。餃子事件から始まり日本人は中国のことをあまりいいように思っていません。中国人もでしょうけど。私自身も中国の加工食品は怖くて買わなくなりました。
でも、偽装して販売してるだろうからそれを自分も買っていると思いますが。

みなさんは中国のここが嫌だ!どうせ中国はこうなるだろう。とかありますか?見下した意見でも構いません。またここは尊敬できるとか好きなところとかありますか?
自分以外の人が中国に対してどう感じているのか知りたいです。

A 回答 (5件)

日経新聞などの一部マスメディアの日中比較の論調は、


中国経済自体に関心を持っているのではなくて、
中国の経済発展状況を「利用」して日本経済衰退論を
煽ろうという意図があるのではないかと思われます。
経済面で中国が日本を追い越したというような記述は、
経済面でアフリカが日本を追い越したという記述と似たようなものです。
他方、中国経済を日本と比較して
やたら罵声を浴びせている人たちの多くも、
中国経済自体に関心を持っているのではなくて、
中国の後進性を槍玉に挙げることで、
日本経済の失われた自信を取り戻そうとする
国家思想的な意図があるのではないかと思われます。
中国に社会問題は数多いですが、中国だけの特質というより、
開発途上国では広く存在する現象であることも多いです。

中国と東南アジアの比較は有益な面もありますし、
多くの開発途上国では、中国のように
目覚しい経済成長を遂げたいという願望があるかもしれません。
しかし、中国と日本の経済では、
インドとオーストラリアのように、
似ていないものを無理に比較に晒しているだけで、
実を伴わない衰退憾や優越感が出るだけになる可能性があります。

中国経済の経歴は日本とは大きく異なり、
巨大人口を抱える中国は、たとえ国内総生産が
日本を追い越したとしてもまだまだ貧しい国であり、
インドに次いで世界で二番目の多くの貧困人口を有する国です。
近年の中国経済の最大の成果は貧困人口を大幅に減らして
生活水準が改善されたこと(言い換えれば賃金が上がっていること)であり、
これからの主要な課題も貧困からの脱却です。

ただし、中国大陸自体よりも、香港や台湾を見れば、
日本経済以上のパフォーマンスをあげる部門もあり、
暮らし向きも豊かな地域になっています。
これまでアジア蔑視に繋がってきたといわれる、
アジアの中で日本だけが特別なのだという国家意識、
アジア人の中で日本人だけが特別なのだという民族意識は、
徐々に取り除かれていくかもしれません。
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この回答へのお礼

中国人の生活実態は確かにまだまだ貧しいです。
しかし、金持ちが爆発的に増えているようです。
日本人のような平均な人像がない。

しかし、先日の雑誌の特集には中国企業の時価総額が世界ランキングで発表されて、多くの中国企業が名を連ねていました。
日本は皆無です。トヨタは有ったかな。
中国人の友人に話すと、知らなかった。実家の町は本当に貧しいです。そんなイメージですが。といってました。

しかも、シンガポールは一人当たりのGDPが日本を上回りました。
国の規模が違うと言えばそれまでですが。
シンガポールには現地の友達がおり、日本人として優越感を感じていたのですが、それもこれからは無くなると思えばガッカリですね。

>アジア人の中で日本人だけが特別なのだという民族意識は、
徐々に取り除かれていくかもしれません。

そうなんですよ。特別な感じは無くなってきた感じです。

ニュージーランド(在住でした)と比較すると、所得は少ない(3分の1)のに生活水準ははるかに上(3倍くらい)の感じがしました。
大きな家に住んで食料品の価格は安く、ボロイ車に乗って、衣料品はボロいのを着て(工業製品が高い)、少し郊外に出れば美しい景色が広がっている。
車も服もみんながボロだと気にならない。でも清潔感はある。衛生的だし。
こんなことがあるんだなあと感じたので、単純比較は難しいとは思いますが・・・。

お礼日時:2008/07/02 18:33

>中国企業の時価総額


例えば、ペトロチャイナ(中国石油天然気集団公司)の時価総額は
一時は1兆ドル(100兆円)の壁を越えたらしく、資本主義の国の企業の全てを
上回る世界最大の市場資本を誇る企業にまでなりました。
しかし、中国の時価総額上位にある、ペトロチャイナ、シノペック、
中国移動などは、国の基幹となる事業を営む国営の中央企業です。

国策で企業を少数に集中させていれば、
規模は大きくなりますが、効率的に運営されているかどうかは別の話です。
競争の少ない分野では、良し悪しの国際比較を利益や時価総額で行うのも難しいです。
例えば独占的な電力事業者が高額の電力料金を取って大きい利益を上げているために、
電力企業の時価総額が高かったとしても、庶民の生活に恩恵はありません。

投資の方は分かりませんが、別の国の企業の時価総額を比較する意義は、
同じ土俵で海外の企業と競合している場合に限られるのではないかと思います。
中国の自動車企業の時価総額で見れば、
トヨタなどの日本企業に到底追いついていません。
中国では自動車など多くの業種で比較的小さい規模の企業が乱立する特徴があり、
巨大企業は意外と少なかったりします。
中国の銀行に関しても、ここ数年でやっと膨大な不良債権を減らして、
株式を上場させ、外資銀行の市場参入を認めるといった制度を整えたばかりで、
多国籍で融資を展開している米英や香港・シンガポールの国際金融と比べると、
グローバル戦略ではまだまだ遅れているように見えます。

世界をマーケットにして独自の製品開発力を持つ巨大多国籍企業という観点では、
トヨタや松下に匹敵する中国企業がないだけではなく、
台湾のTSMC(半導体受託製造)や鴻海精密工業(電子機器受託製造)に匹敵する
中国企業も事実上存在しないかもしれません(A)。
多国籍企業の分布は、GDPで見るよりも遥かに豊かな地域に集中しています。

(A)製造業(石油生産は除く)・東アジアのみにした世界時価ランキング(2008年3月31日、FTより)
22 日本 トヨタ自動車 1722億ドル
57 韓国 サムスン電子 1029億ドル
90 日本 任天堂 724億ドル
110 日本 キャノン 615億ドル
145 日本 松下電器産業 532億ドル
146 台湾 TSMC(半導体) 532億ドル
147 日本 本田技研工業 524億ドル
159 日本 日本たばこ産業 501億ドル
184 日本 武田薬品工業 446億ドル
198 韓国 ポスコ(製鉄) 419億ドル
210 日本 ソニー 401億ドル
227 日本 日産自動車 374億ドル
238 台湾 鴻海精密工業(電子機器) 360億ドル
250 日本 新日本製鐵 345億ドル
273 中国 中国アルミ 323億ドル
314 日本 デンソー 286億ドル
318 韓国 現代重工(造船など) 284億ドル
325 日本 コマツ 277億ドル
331 日本 JFEホールディングス 273億ドル
396 日本 ファナック 228億ドル
403 日本 信越化学工業 224億ドル
414 日本 第一三共 217億ドル
415 日本 東芝 217億ドル
459 日本 アステラス製薬 201億ドル
462 日本 日立製作所 200億ドル
477 中国 鞍鋼(製鉄) 195億ドル
485 シンガポール ウィルマー・インターナショナル(食用油) 194億ドル
496 台湾 Nanya(半導体) 189億ドル
498 日本 シャープ 189億ドル

>シンガポールの一人当たりのGDP
ここは興味深い面があるとは思います。
内外価格差を調整した購買力平価基準で見た1人当たりGDPでは、
シンガポールと香港は既に日本を上回っており、
さらにシンガポールは日本だけではなくアメリカも追い越して、
世界の最富裕国の1つともいえ、かつ高い経済成長率を誇っています(B)。
中国本土よりも、香港やシンガポールの経済には
日本経済にとって参考になる面があるかもしれません。

(B)1人当たりGDP(購買力平価基準)(IMF、2007年)
シンガポール 49,714ドル
アメリカ 45,845ドル
香港 41,994ドル
オーストラリア 36,258ドル
イギリス 35,134ドル
日本 33,577ドル
台湾 30,126ドル
ニュージーランド 26,379ドル
韓国 24,783ドル
マレーシア 13,315ドル
タイ 7,900ドル
中国 5,292ドル
インドネシア 3,725ドル
インド 2,659ドル

ただ1つ留意すべきなのは、シンガポールの家計の
1人当たり消費水準はまだ世界の最富裕地域というわけではない点です。
GDPは、支出面では民間消費(主に家計消費)、民間投資(設備と建設)、
政府支出、純輸出(輸出-輸入)を足して合わせたものになっています。
所得水準の物差しとしては、1人当たりGDP以外に、
家計の消費水準も参考になります。

2005年のシンガポールの1人当たりGDP(購買力平価基準)はアメリカに
追いついているのに、1人当たり家計消費はアメリカの4割強です(C)。
シンガポールの水準が高いのは、投資と貿易黒字であり、
家計消費はGDPから連想されるよりもかなり低い水準です。
なお中国も、同程度の1人当たりGDPの国と比べて、
家計消費は非常に低い値を取っています。
カネが消費に回っておらず、投資の方に回されているのが、
経済成長率が高くなる要因の1つです。

(C)1人当たりGDP(購買力平価基準)と、
 1人当たり家計消費(購買力平価基準)(世界銀行、2005年)
アメリカ 1人当たりGDP41,674ドル 1人当たり家計消費29,322ドル
シンガポール 1人当たりGDP41,479ドル 1人当たり家計消費12,636ドル
香港 1人当たりGDP35,680ドル 1人当たり家計消費16,320ドル
オーストラリア 1人当たりGDP32,798ドル 1人当たり家計消費17,424ドル
イギリス 1人当たりGDP31,580ドル 1人当たり家計消費19,190ドル
日本 1人当たりGDP30,290ドル 1人当たり家計消費15,342ドル
台湾 1人当たりGDP26,069ドル 1人当たり家計消費13,691ドル
ニュージーランド 1人当たりGDP24,554ドル 1人当たり家計消費13,729ドル
韓国 1人当たりGDP21,342ドル 1人当たり家計消費9,861ドル
マレーシア 1人当たりGDP11,466ドル 1人当たり家計消費4,223ドル
タイ 1人当たりGDP6,869ドル 1人当たり家計消費3,539ドル
中国 1人当たりGDP4,091ドル 1人当たり家計消費1,311ドル
インドネシア 1人当たりGDP3,234ドル 1人当たり家計消費1,949ドル
インド 1人当たりGDP2,126ドル 1人当たり家計消費1,176ドル

シンガポール企業の利益率は非常に高く、多くの外資も引き付け、
盛んな設備投資によって経済は高い成長を誇っています。
その反面、労働者の賃金に回される配分は小さく、
労働時間は日本を遥かに上回って世界で最も労働時間の長い国の1つであり、
所得格差は全ての先進国よりも険悪な水準にあります。
シンガポールで働いた方が条件がいいかどうかは分かりません。

>日本人として優越感を感じていたのですが、それもこれからは無くなると思えばガッカリですね。
重要なのは、日本人が「外国と比べて」所得水準が高いかどうかではなく、
「多くのモノ・サービスを消費できる能力がある」という意味で、
所得水準が高いかどうかにあるかと思います。
つまり、できるだけ少ない労働時間で、できるだけ多くの賃金を得て、
できるだけ多くのモノ・サービスを消費できるようになるのが理想です。
外国より高いか低いかに関わらず、少しでも1人当たりの所得水準が成長していれば、
将来の所得水準は「現在と比べて」向上することにはなります。

中国やインドのようにまだ所得水準の低い後発の国が、
海外で発達した既存の機械や技術を取り入れることで、
先進国よりも速いスピードで所得水準が成長できるのは自然な流れであり、
これが逆であれば、世界の貧富格差が拡大している状態になります。

ただ、日本が「先進国の中」で見ても成長率が低迷している状態には課題があります。
外国の所得水準が高くなったら日本の所得水準が低くなるわけではありませんが、
海外の制度や技術・ノウハウに良い面があるとするなら、
それを取り入れたら日本経済がもっと豊かになる余地もあるというように、
建設的な意味で捉えることもできます。

この回答への補足

>単なる嫌悪感だけの物指しで解説してくれるところが非常に興味深いです

間違いです。

単なる嫌悪感だけの物指し(無し)で解説してくれるところが

が正解です。嫌中感情で書かれると、読んでもこちらも意味が無いからです。データを混ぜてグローバルに観察されている点は評価します。

お疲れ様でした。

補足日時:2008/07/04 22:00
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この回答へのお礼

客観的な意見ありがとうございます。
単なる嫌悪感だけの物指しで解説してくれるところが非常に興味深いです。
日本の所得水準が下がったのは、ワーキングプアが沢山いますもんね。
大手企業に勤める人ですら、給与が上がらない状態が続いています。
平均値が落ちているのですね。
ニュージーランドも随分経済力をつけてきていますね。
昔とは違いますね。

お礼日時:2008/07/04 21:59

こんにちは!


56歳の男性です。
中国本土株を香港市場で購入して持っています。2つは銀行株。もうひとつは有機肥料会社。10年先の中国はもう少し食の安全に気をつけるだろうという先ヨミです。
過去の歴史の中で人口の多い国が本気になって頑張って栄えなかったことはありません。私は中国株が老後資金の一部になればいいなあと思っています。
邦画の「ラブレター」(洋画の方ではありません)を見ると,中国の人を理解できる手助けになるかもしれません。
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この回答へのお礼

中国人が嫌いでこんな質問をしている訳じゃないですよ。
人によりますから。

お礼日時:2008/07/02 18:34

バブルでそろそろはじけているご様子です。


中国が発展しているようにみえるのは
安い人件費とマーケットだけを狙ったもので
冨のほとんどが外資の投資により
産出されています。

つまり外資が手をひけば
おしまいです。

人口が多いのでいろんな経済指標が日本よりも
多くなるのは当たり前の現象です。
しかし、大切なのは
ひとりひとりの生活の質です。

沿岸部は、それなりに良くても
内陸部はとても21世紀とは
思えない状態ですし
こんな状態の国の経済を羨ましいと
言うのはまだまだ50年早いですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

バブル崩壊なんですね。

お礼日時:2008/07/02 18:36

量の問題と質の問題であって、人口が10倍であり、国の政策として規模の経済を進めている国と量の世界で比較しても話にはならない。


と思っております。
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この回答へのお礼

はい!仰られるとおりです。

お礼日時:2008/07/02 18:36

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