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妹がうつ病でメンタルクリニックに通院しているのですが、最近になって「入院したい」と言うようになりました。
私から見ると、そんな入院するほどヒドイとは思えないのですが、本人にしかわからない辛さや悩みがあるのだと思います。
そこで、メンタル系の入院ってどんな感じなのでしょうか?
普通の病気の入院だと検査したり手術したりすることが多いですが、このような場合はどんなことをするのでしょうか?お見舞いとか行けないのでしょうか?
それに、そんな簡単に入院なんてできてしまうのでしょうか?
妹の相談役は私しかいないので、誰かに聞くこともできません。
分かる方がいましたら教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

うつ病で現在通院中で、過去入院経験があります。



入院する場合閉鎖病棟と開放病棟とあり、私は閉鎖病棟しか経験していません。
まず開放病棟は本やインターネットでの知識しかありませんが、費用も割高感があり、開放しているレベルも様々です。
また私が経験した閉鎖病棟は面会や電話等の規制が厳しく、面会は患者の回復度合いでゼロや週に数回会うことも許可制でした。
*基本は医師の判断となり、回復していくと更に外出や外泊(保護者等の同伴)が許可され退院へとなります。
  まるで石橋を叩いて渡る感じで、一歩ずつステップアップしていくイメージです。
病院内の生活は食事や消灯時間等が決まっており、それ以外は共有のテレビを見たり新聞を読むぐらいで、かなり暇な状態でした。
これは社会から隔離した環境をつくることで治療の環境を整え、一方で患者に合った薬を短期的に探し出すことをしています。
*うつ病の薬は合う人と合わない人がいるため、入院の場合は思い切った薬の投与や切り替えが行われます。(短期間で通院治療では難しいこと)

ただ雰囲気は想像以上ではないかと思います。
過去に友人の嫁がうつ病で『入院したい』と言い出し、入院する前に病院へ見学した結果、『私の来るところではない』と言い、そして入院を諦めた話しがあります。
本当に別世界で想像の出来ない空間だと感じています。

また入院を決める前に病院内を見学可能な施設もあるので、一度ご自身の目で確認された方が良いと思います。
それでも入院を臨まれるのであれば、通院時に同伴し、主治医の先生へ入院の可否を判断して頂いたらどうでしょうか。

ご参考となれば幸いです。

<追記>
もし入院するのであれば、私は開放病棟を選択します。
閉鎖病棟を否定するつもりはありませんが、自由を束縛される感が閉鎖病棟には強く心の中に残っていますから。
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この回答へのお礼

早々のお答え、ありがとうございました。
入院病棟といっても、閉鎖病棟のほかに開放病棟というのがあるのですね。私の中には閉鎖病棟のイメージしかありませんでした。
入院する前に病院見学させてもらったほうがいいですね。
妹も考えなおすかもしれませんし…
とても参考になりました。
こういう点も含め、妹と今一度話をしてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/29 12:43

うつ病で入院経験が3回あります。

現在も治療中です。
2つの病院で入院経験があるのですが、最初の病院では、大部屋(4人)で、それぞれにテレビがあります。検査は、脳のNRIと心電図、胸部X線、血液検査、心理テストを受けさせられました。風呂のことは覚えていません。週3回主治医の先生がきて下さって、面談をしてくれます。携帯の充電器はひもがついているので(患者さんが首を絞める恐れがあるので)ナーフステーションにおあづけです。お見舞いは自由です。外へもいつでも自由でした。あと最後に電気ショック療法(精神科けいれん療法、電気けいれん療法)を受けました。受ける受けないは患者の自由です。患者さんが希望するならば認知行動療法も受けられるところでした。毎日ラジオ体操があります。

2つ目の病院では、始めに脳波の検査、心電図、胸部x線、血液検査、心理テストがありました。毎日、尿の回数とおすうじの回数と体温を専用の紙に書き、看護士さんが確認に来ます。この病院では最初は個室だったのですが、シャワーとトイレは部屋についています。爪切りやはさみなどは持ち込んではいけません。持ち込んでも、最初に細かいチェックがあるので、見つかってしまい取り上げられます。外へは医師の許可がないと出られません。タバコは全館禁煙です。ひも類は駄目です。私は死にたいという気持があったので、死にたい気持が弱まるまでの最初の1ヶ月間、タオルは短いハンドタオル、衣類やウォークマン、その他、洗剤とお財布意外の持ち物は全て部屋についてりるロッカーに入れられて、鍵をかけられてしまいました。その鍵は看護士のもとです。つまり、音楽が聴きたくなったとき、お風呂に入りたくなってパンツなどの着替えがほしいときなど、そのつど看護士さんのところに行って、看護士同行で部屋に行って、ロッカーの鍵を開けてもらって、風呂などの準備をします。音楽は一日1時間と時間制限がありました。毎日、主治医の先生が来てくださって、話しを聞いてくれて、薬の調整などをしてくれます。最初は院内散歩だけで、院外へは出られませんでした。なので、売店に行くことができず、水が買えません。両親に週に2度来てもらって、両親同行ならば、紙にどこに行くかを書いて、出る時間も記入して、院外へでることができ、売店へも行かれます。この病院でも電気ショック療法を受けました。1ヶ月たって、症状がよくなると、ロッカーも自由になり、音楽も自由に何時間でも聴けて、院外への散歩も両親同行ではなくなりました。また、テレビは最初から自由でした。電気ショック療法はやっている病院が少ないので、必ずやるというものではありません。病院に設備があるかないかです。消灯は9時で、起きるのは7時です。ラジオ体操が週5日あり、ヨガみたいなものも、週1回ありました。その他、卓球、ジグソーパズル、ちぎり絵、ぬりえ、写経、ペン習字、革細工などが教室でやっていました。そういう病院でした。
部屋代は個室が一日20000円、4人部屋が5000円、その他運がいいと無料部屋があくときもあります。私は最初は個室で過ごし、順番待ちして、後に運よく無料部屋に移ることができました。
なお最初の病院では4人部屋で一日3000円でした。
病院によってどんなところか大きく異なるので、入院する前に見学させてもらうとよいでしょう。
など、うつ病で本人が入院を希望した場合は満室でない限り、誰でも簡単に入院ができます。

以上、何かの参考にして下さい。
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この回答へのお礼

詳しくお答えいただきありがとうございました。
病院によって違いがあるのですね。
それに色々な検査があることに驚きました。
とても参考になりました。
こういう点も含め、妹と今一度話をしてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/29 12:32

うつ病歴8年、入院6回、51歳の男です。



埼玉医科大学付属病院に2回。
これは主に、坑うつ薬探しの入院でした。
通院では2週間に1度しか、処方の変更ができませんが、入院では、毎日でも変更可能です。特に副作用が出た場合、即時対応ができます。

入院するまで1年間、町医者にかかり、SSRI/SNRIだけを処方され、全然効かなかったものが、入院して三環系、四環系の坑うつ薬を次々の試し、トリプタノールが効いて40日あまりで寛解して退院しました。

ところが、その後坑うつ薬を断薬するのが早すぎ、再発してしまいました。

トリプタノールを再開したのですが、初めて飲んだときのようには効かず、杏林大学付属病院に入院しました。ここでは、TMS(経頭蓋磁気刺激)による治療を受け、良好な結果で退院しました。

しかし、社会復帰を急いだ結果、またしても再発し、もう一度TMSをお願いしたのですが、杏林大学では実験としてTMSを始めて受ける人だけに行う方針だったため断られました。

そのため、国立精神神経センター武蔵病院に入院し、mECT(修正型電気痙攣療法)を受けました。全身麻酔をしてこめかみにつけた電極から通電する治療です。

有効率は80~90%と高く、私にも非常によく効きました。退院後、今度は用心して十分な自宅療養をし、半年後に再就職しましたが、5ヶ月あまりで、うつが再発し、休職そして退職。mECTは再発率が高いのです。

また武蔵病院に入院し、今度は再び坑うつ薬探しをしました。いくらかよくなって退院したものの、治療抵抗性(難治性)うつ病のようで、はっきり寛解せず、1年間自宅療養してものの仕事に就けませんでした。

再び、2007年7月、武蔵病院に入院し、mECTを施術してもらい、2008年1月、再就職し、現在に至ります。

また、再発する恐れはあるものの、今のところ寛解状態です。

鬱の入院を否定的に見る医師もいますが、私に場合それぞれ効果がありました。入院する方にはなるべく大きな病院をお勧めします。入院患者の中には、いろいろな病状の方がいます。

小さな施設では、重い病状の方と軽い病状の方が同室になることが避けられず、互いに悪影響があります。武蔵病院は、うつ病だけで1病棟を使い部屋で重い人と軽い人を分けているので、その心配が最小限になっています。
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この回答へのお礼

詳しくお答えいただきありがとうございました。
病院の規模によっても違いがあるのですね。
あと、急がずゆっくりと回復を望むようにしたほうがいいのですね。
とても参考になりました。
こういう点も含め、妹と今一度話をしてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/29 12:35

うつ病については、入院により、点滴型の坑うつ剤や電気ショックの利用が可能となります。

これによって劇的に治る人がいるほか、否が応でも生活上のストレスから解放され、治り易くなります。

ただし、入院を決める前に、入院病棟を見せてもらったほうが良いと思います。アルコール中毒の人の隣に入れられると、禁断症状の不快なうめき声に悩まされそうです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございました。
点滴型の抗うつ剤や電気ショックという治療法があるのですか。
また、入院病棟が見学できるとのこと。
こういう点も含め、妹と今一度話をしてみたいと思います。
とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/29 12:37

以前私の母が強度のうつ病で、自殺未遂も起こしたので、総合病院の心療科や、専門病院に連れて行きました。


こちらとしては目も離せないほど心配でしたので、入院治療を要請しましたが、断られました。
理由は、治療は開放病棟でするので入院はできないということでした。
が本当のところは、病院側としては自殺願望のあるような患者を受け入れたくないというところでしょう。

妹さんは軽い症状とのことですが、入院施設のある総合病院か専門病院を受診されることをお勧めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
解放病棟ですと、ある程度自由がありそうですね。
こういう点も含め、妹と今一度話をしてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/29 12:39

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