三次元測定機の輸出について

＞三次元測定器は中国などアジア諸国の貿易で規制がかかりますか？

かつて、日本など自由主義国家から、旧ソ連・中国など共産国家への最新技術製品輸出には「ココム」に従う必要がありました。
この規則に従わない会社は「ココム違反」として法的な処罰を受けています。
現在は、このココム制度がなくなりました。
が、代わって各種輸出管理法が強化されて、これらの法に従って輸出規制を行なっています。

先ず、中国への輸出は規制が存在するでしよう。
また、（先週）台湾経由北朝鮮向け高性能製品輸出も法違反として、輸出会社が家宅捜索を受けています。迂回輸出も、対象です。

秋葉原で購入した部品で、原爆が製造できる程国内製品は安価で高性能です。
測定器関係は、特に精度が要求されます。
逆に言うと、それだけ規制対象になる可能性が高いでしようね。

ここで質問するよりも、経済産業省など輸出関連省庁に確認した方が確実です。

機械部品の形状を精密に測定するための高性能な測定機は、日本、アメリカ、その他、いわゆる自由主義国と対立関係にある国には輸出が制限されているはずです。

核兵器、高性能な武器、兵器を精密に作ることができる三次元測定機のような機械をそのような国に輸出することは、翻って自国に危険を招いているようなものです。

　ウチの会社にも最近三次元測定機入れましたけど、メーカー営業さんの話では、第三国経由で某国へ送られてしまって、しばらく輸出禁止処分うけてたとか。

「送っては行けない国」は存在しているのは確実です。

　社団法人北海道国際貿易促進協会のホームページには、中国側の規制に抵触する可能性についての記述がありました。

http://www.hapit.or.jp/riskhedge/tuujouboueki/yu …

　１の方の説明のとおりで、特に中国に関しては急成長でころころ事情が変わっていて、ネット上の掲示板では古い情報や誤解に基く情報をつかまされる可能性が高いので、関係省庁や輸出実務を多く取り扱っている協会等に確認されるのが一番でしょうね。