プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在私は某地方大学大学院薬学研究科の2年(M2)に所属しておりますが、その後の進路を如何にしようか迷っております。
これまでずっと修士出た後は博士課程に進学する事を考えておりましたが、博士了後の進路が不安定であるという世間の評判の為に、最近になって進学する事が不安になってきたため、病院などに就職する事を考えるようになりました。
私の専門はバイオ(分子細胞生物学)であり、バイオ研究者への道を捨てきれずにおりますが、博士了後の進路が不安定であるとなると大きな問題です。
一応、薬剤師免許を持っておりますが、博士了後は免許を持っていたとしても、薬剤師職に就く事さえ困難になるという噂も耳にします。(病院や調剤薬局はおろか、ドラッグでさえ6年制薬学部の卒業生が沢山出て来る事や登録販売者の出現の為なのか、それとも基本的に博士了者採用枠が殆んど無い為なのか、真相は良く分かりませんが。)
せっかく資格を持っているというのに博士課程進学する事で現在では就職難ではないのにも関わらず、わざわざ就職難にしてしまうのは気が引けます。
前置話が長くなってしまいましたが、博士課程進学は実際に吉か否か、特に博士了後の進路の観点で何か情報をいただけたらなあと思います。
お手数ですが、どうぞよろしくお願いします。

ちなみに、もし進学するとなれば、縁(?)あって某旧帝国大学の医学研究科への入学になる可能性が大きいです。

A 回答 (7件)

こんにちは。


公的研究機関で技術者として働いています。
旦那は研究員です。
アカデミックなところで研究をするとなると博士は絶対必要ですが(修士まででは研究員にはなれません)、この世界は非常に不安定ですし、待遇もひどいし、ポストも少ないです。
博士をとるために沢山の費用がかかりますが、実際に就職して得る金額は薬剤師や企業勤務に比べて極端に少ないです。
さらに基本は期限が決まっているので次から次にポストを探し、移って行かなければなりません。
研究人口が増えているのにポストがない状態。
努力したら必ず報われる世界ではないですし(努力プラス運が必要です。悲しい話ですが上に行く為にはコネや政治力も)。
企業の研究所につとめてる友人もいますが、安定や給与の面ではよくても研究開発といっても企業は利益重視なので実際にできることは研究といわれて描くイメージの物ではないそうです。

よくないことばかり書いてしまいましたが、研究が本当に好きな人にとってはとても魅力的なところです。
生活の事はさておき、「お給料なしだとしても研究をしたいですか?」と聞かれて「はい」と答えられる人だったら向いていると思います。
就職後に職場に在籍したままで博士をとれる選択肢もあったのですが、実際その世界に入って、私は好きな分野の事ですがあくまでお金を得る為の仕事としてしか考えられなかったので、技術者でやっていく事にしました。
旦那は仕事というよりはほんとに好きな事だそうなので、日々楽しそうです。
仕事って一日のうちの大半の時間をしめる事ですから、ほんとうに好きな事ができたらたとえ待遇や安定がなくても幸せと思えるし。

仕事はお金を得る手段と思って割り切って趣味で好きな事を充実させるという方法もそれはそれで幸せですし。

どちらを重視するかな?というところだと思います。

ご質問の内容とだいぶそれた話ですが、バイオ研究の道を捨てきれずまよっていらっしゃるとの事だったので、少しでも参考になったらうれしいです。
あくまで私の目からみた印象なので偏った考えになっていたら申し訳ありません。
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>年齢がいってしまうが、博士了後でも病院勤務の可能性はそこそこあるのでしょうか。



就職には年齢が「これくらい」って限ってあるのもあるでしょう?
それ次第です。また、同じ程度の人がいる時、年を取っていると給料を比較的高くしなければならないと考えることがあり、同じレベルなら若い人の方が使いやすいことは想像に容易いと思いますが。
後は可能性なんて誰にでもあります。

>近々薬剤師が大量に現れるので、ドラッグ就職でも(倍率的に)危険な感じがするのですが…

そんなことを言ったら、「何にもなれない」です。道は切り開いていくものではないですか?

>団塊世代の方々の退職によってポストに期待できる(?)のかなあと期待したいところです。

甘いです。少子化に伴いポストを減らすとか減らさないとか。そうでなくても、どのくらいのポスドクがしのぎを削ってポストを狙っていると思いますか?また、そのくらい業績をあげなければならないと思いますか?
薬剤師の資格がものを言うことは全くと言っていいほどありません。
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 mesterさん こんばんは



 大学は修士を卒業し、今は薬局を経営している薬剤師です。

 私の場合で言えば、中学の頃からの夢で薬局を開局したくて薬剤師になる為に薬科大学に進学しました。大学で色々勉強する中で有機化学に興味を持ち、学部卒業後詳しく有機化学を勉強したくて修士に進学しました(研究室は有機合成化学系の研究室です。)修士卒業時お世話になった私の担当教授からは研究所への就職斡旋が有ったのですが、中学からの夢が捨てきれず、担当教授の斡旋を断って薬局へ就職を決めた者です。

 現時点で考えなければならない事は、例えば病院等への就職の様な薬剤師の資格を活かしての就職を考えるか、薬剤師の資格を活かさないでの就職を考えるかだと思います。
 薬剤師の資格を活かしての就職を考える場合、修士卒業後の就職が良いでしょうね。それは私もそうでしたけど、修士を卒業したと言えども実社会で薬剤師として働いた経験が無いmesterさんですから、言い方が悪いかも知れませんが「薬剤師の資格を持っていると言うだけの少しは薬に詳しい一般人」と何ら変わらない状態が現状のmesterさんです。調剤と言っても商売でする調剤ですから、利益の少ない保健調剤の中からどうやって利益を出すかを考えないとならない訳です。その為には色々な加算出来る点数を加算するわけですけど、結果として患者さんに対してしなければならない事が増えてきます。
 OTCの販売についても、来年4月からスタートする登録販売者式に単に売れば良いと言うだけではなくて、色々な相談を受け時に対応出来る広く浅くでも良いですけど医学の知識も必要になって来るわけです。そう言う広く浅くでも医学の知識がないと、相談を受けた患者さんからは「あの薬剤師さんなんなの???本当に薬剤師???」と言われ兼ねないんです。
 以上の事を考えると、薬剤師を資格を活かして就職したいなら、色々勉強しないとならない点が多いので修士卒業時点で就職するのが良いでしょう。

 薬剤師の資格を活かさなくて就職したい場合、出来る限り博士課程を卒業すべきです。この場合は研究所等への就職や大学に残って「目指せ 教授」と言う事になるかと思います。
 再来年4月に6年制学科を卒業した薬剤師の第一期生が社会に巣立ちます。彼らの学位は「学士」ですけど、扱い上は「修士扱い」になるそうです。それは同じ6年制の学部である獣医学部がそう言う扱いであるのと同様になるそうです。したがって6年制卒業者は、就職先の募集規定が「修士卒以上」となっている企業なら受けられてしまう事になってしまいます。それ以外に現状でも、私たちが就職した時代以上に修士卒での研究所等への就職が難しくなっていて、企業側も「博士を持っている事」を要求しています。したがって薬剤師の資格を活かさなくての就職の場合は、是非博士課程に進学して下さい。

 以上よりお解りになったかと思いますが、現状で考えなければならない事は、薬剤師としての資格を活かしての就職を考えているか、資格を生かさない就職を考えているかだと思います。その点を良く考えて決めて下さいね。

 #2さんや#4さん的考えですと、「ドラックストアーなら就職は楽」的な考えなんでしょううけど、私は違うと思います。来年の4月から登録販売者制度が始まります。それに伴って今までの「薬局・一般販売業・薬種商」と言う薬屋の販売資格制度も変わります。極端な話、法律に則った施設を整えて登録販売者だけを雇って登録販売者が販売出来るOTC品(一部のスイッチ品を除くほぼ全てのOTC品)のみを置いたコンビニが出来るだろうと考えています。そう言う感覚で店舗経営をするなら、私がドラックストアーの経営者だったとしたら薬剤師は雇わず登録販売者を雇う傾向が強くなるでしょう。と言う事を考えると、再来年まで新卒薬剤師が出ない現状を加味して考えた時に、薬剤師として就職するのは最後に近い良いチャンスかも知れないと思います。

 以上長々と書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
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何がしたいかによります。


大学院にきている薬学部出身者によると
卒業したての薬剤師は病院等の薬の調合する様な職についた場合、
その場で厳しく指導されて使い物になる薬剤師になるそうです。
つまり、卒業したてではすぐに使い物にならない、経験がものを言うので修行が必要だと言うことです。
最初から病院勤務を考えるのであれば、最初から現場で修行しないと年だけとるということになるということです。

ちなみに、ドラッグストア等は経験などいらない、資格として持っていればいいということです。ですからそれなりの給料ですが。
そういうところであればいつでもなれるそうです。

さてm大学院に行くということですが、これは「研究職」になるという道を選んだ人です。特にアカデミックなところは博士号必須ですので。
企業の場合はケースバイケースです。しかし、アカデミックも企業も博士号取得者はたくさんいる割にはポストが少ないので、なれる可能背が一般的に低いです。博士号を取得するためには厳しい修行が必要なのは言うまでもありません。
しかし、その割には職が確定しづらいので、博士取得後の進路は不安定です。
結局、時間だけかけてドラッグストアに就職か、いちから勉強し直して病院勤務かということになる可能性が高いです。

何がしたいかです。どれがいいかなんてわかりません。

この回答への補足

最初から病院勤務を考えるのであれば、最初から現場で修行しないと年だけとるということになるということです。

↑という事は、年齢がいってしまうが、博士了後でも病院勤務の可能性はそこそこあるのでしょうか。

近々薬剤師が大量に現れるので、ドラッグ就職でも(倍率的に)危険な感じがするのですが…

補足日時:2008/06/16 17:02
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。

最初から病院勤務を考えるのであれば、最初から現場で修行しないと年だけとるということになるということです。

↑という事は、年齢がいってしまうが、博士了後でも病院勤務の可能性はそこそこあるのでしょうか。

近々薬剤師が大量に現れるので、ドラッグ就職でも(倍率的に)危険な感じがするのですが…

お礼日時:2008/06/19 10:46

大学の研究職が空くのを待ちながら、研究実績をつまれては、いかがでしょうか?弁護士、医師は、一人前になるのに時間がかかります。

奥さん(妻)に養ってもらいながら弁護士、医師になった人を知っています。
全国の薬学部、医学部の研究ポストを計算して、団塊の世代の退職など、社会情勢なども検討しながら、3年以内にどこかにすべりこむのは、むずかしいですか?進学先で、教授にお願いしてみてください。実績があれば、海外でも、引く手があるのではないでしょうか?
万能細胞、がんの抗がん剤、分子標的治療薬、血管新生阻害剤など、医学、薬学の革命的な激動期に、研究を続けられる幸せを捨てないでください。
結婚して、妻に養ってもらえばいいではありませんか。
昨日の宇宙船地球号だったか番組名をわすれましたが、アンデスの薬剤師「天空の赤いポンチョ」
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/
を見て感動しました。「カヤワヤ」は、漢方医学の民間医師?千年の伝統を受け継いで、薬草の知識、民間伝承の治療を施していました。
どんな困難でも、乗り切れるのは、自分の信念、理想が「みんなの幸せのため」に役に立つという確信があるからではないでしょうか。
人脈をつくってください。だれか、mesterさんをひっぱてくれる人がでてきます。

この回答への補足

早々のご返答ありがとうございます。
おっしゃる通り、団塊世代の方々の退職によってポストに期待できる(?)のかなあと期待したいところです。
しかし、その期待を裏切られ、研究の道が閉ざされ、逆に3~4年後の薬剤師の大量放出によって、薬剤師にすらなれなくなる可能性があるとなると厄介ですよね。
経済的に大した余裕がないので、博士了後いきなり海外へのポスト考慮は暫く難しいのも痛いところです。
あと、もし研究の道に進むのであれば、結婚する気はしません。完全な自己責任でいきます。

補足日時:2008/06/16 16:45
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この回答へのお礼

早々のご返答ありがとうございます。
おっしゃる通り、団塊世代の方々の退職によってポストに期待できる(?)のかなあと期待したいところです。
しかし、その期待を裏切られ、研究の道が閉ざされ、逆に3~4年後の薬剤師の大量放出によって、薬剤師にすらなれなくなる可能性があるとなると厄介ですよね。
経済的に大した余裕がないので、博士了後いきなり海外へのポスト考慮は暫く難しいのも痛いところです。
あと、もし研究の道に進むのであれば、結婚する気はしません。完全な自己責任でいきます。

お礼日時:2008/06/19 10:44

私は薬剤師ではないのですが、知人から聞いた話です。



薬局に薬剤師がいなければならないという法律規定について、順守が厳しく求められるようになり、ドラッグストアなどでは、薬剤師は引く手あまただそうです。ただ、関西は時給が安く、関東は高いという現象があるとか。ドンキホーテが東京都から、薬剤師の常駐がないまま医薬品を販売したと指摘された件が影響しているのかも。。。
また、薬学部が6年制に変わることで、2年間新卒の薬剤師がいなくなるという空白が生まれます。これは、ドラッグストア業界には厳しい問題だと新聞で書いていたのを見たことがあります。

あと、質問者の方ご自身もそうだと思うのですが、薬剤師にもいろんな進路がいます。研究者や大学病院での勤務者など先端の人が、町の薬局に行くと「市販薬なんて、どんなものが売っていたのかわからなかった」ということもあるそうです。でも資格や基礎知識はあるんだから、短期間の研修で何とかならないのかな?という気もするんですが、どうなのでしょう。。。

この回答への補足

早々の返答ありがとうございます。
知り合いに言わせれば、どうせ薬剤師を雇うのであればより若いのが良い、博士取得者は専門的すぎる(人間的に扱いにくいという意味もあるようですが…)、修士や博士を経ると実務などの薬学教育の現役(学部時)を離れてかなりの年月を経る事になり、積極的に採用するには気が引けるみたいなことがあるようです。
博士進学後も、何らかの形(例えばアルバイト)で薬事・調剤等の業務に携わる努力をすれば、何とかなると考えられるのでしょうかねえ。

補足日時:2008/06/16 16:48
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この回答へのお礼

早々の返答ありがとうございます。
知り合いに言わせれば、どうせ薬剤師を雇うのであればより若いのが良い、博士取得者は専門的すぎる(人間的に扱いにくいという意味もあるようですが…)、修士や博士を経ると実務などの薬学教育の現役(学部時)を離れてかなりの年月を経る事になり、積極的に採用するには気が引けるみたいなことがあるようです。
博士進学後も、何らかの形(例えばアルバイト)で薬事・調剤等の業務に携わる努力をすれば、何とかなると考えられるのでしょうかねえ。

お礼日時:2008/06/19 10:43

損か得かで学問を取るのですか?


そういうものではないのではないですか?

損か得かを考えるなら、今すぐ就職するべきです。
少なくとも損にはなりません。

この回答への補足

ご返答ありがとうございます。
確かにそうではありますね。

補足日時:2008/06/16 16:58
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