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日本の場合お米の自給率は100パーセントですが
小麦やトウモロコシは
ほとんどが輸入でこのところの価格暴騰で
大変な事になっています。

そこで素朴な疑問なのですが
北海道やその他の空き地で小麦やトウモロコシを
国家プロフェクトとして大増産することはできないのでしょうか?

国会議員が建築物や道路を作るくらいの熱意と
予算をつければ実現可能なかんじもするのですが
どうして国産化の話がでてこないのでしょうか?

A 回答 (6件)

 外国産小麦は4倍に上がって60キロ約2000円。

国産小麦の生産費は60キロ8000円を超えるので、今の段階で国産小麦を増産して消費者に無理やり買わせたりすると、かえって小麦を使った製品の価格が上がってしまいます。

 国産小麦の生産費
 http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/seisan …

 もっとも、補助金が出ているので、小売価格については輸入小麦と同程度でありますが、品質があまりよくなくて、工夫しないと美味しいパンが焼けません。

 http://www.panettone-mother.com/page053.html

 小麦価格がさらに数倍上昇し、そこから変動する気配が見られなければ、国産小麦の栽培や品種改良も盛んになるかと思います。ちなみに、その場合の栽培適地は「空き地」ではなく、水田、つまり、今米だけ作っている水田で裏作として栽培する事が行われる事になると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても納得しました。
もう少しリンク先を読んでみます。

お礼日時:2008/06/11 22:17

輸入関税と補助金により、市場価格の差はほとんどありません。

逆転現象もおきているでしょう。
ですがそれはあくまで補助金と関税のおかげです。
補助金なしでは外国産のほうが高いです。
そしてその補助金も関税を財源としています。

補助金をどんどんのせれば国産小麦の増産も多少はできるでしょうが、それでは輸入障壁として問題とされますし第一税金の無駄使いです。
国内で小麦を生産するのに出す税金があれば、その何倍もの量を買ってこれるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
関税もこのご時世なら
低くなる方向ではないでしょうか。

それとやはり
短期的にはコストが合わなくても
ブリックスの事を考えると長期的な視点で
自給体制を急がないといけないと思うのですが。

お礼日時:2008/06/11 11:00

増産意欲を刺激するような補助金は、WTO協定で削減を義務付けられている「黄の政策」に該当します。


このため、小麦などの補助金も、最近は、生産量が増えても補助金額はそれほど増えない、デカップリング方式の農家直接支払い補助金に切り替えられています。
農地開発費などなら問題ないでしょうが、生産量に比例した補助の新設は、国際的に許されない状況にあります。

なお、トウモロコシは家畜飼料として、とんでもなく大量に使用するので、農地の少ない日本で国内生産で賄うのはとても無理です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
このところの世界的な価格暴騰で
その世界の風向きもかわってくるのではないでしょうかねぇ?

おかしな規制ですね。

お礼日時:2008/06/11 08:18

昔から減反政策のひとつとして麦はありますが、その補助金に総枠規制がありますので、生産量は頭打ちの状態です。


ほかに理由としては、やはり農家は米を作りたがり麦は作りたがらない、国産小麦は品質が一定せず、外国産より低品質であることが多いので、過去なかなか買い手がつかなかった歴史というのがあります。
まあもともと日本の気候は米には向いても麦には向かないので、いろいろな意味で外国産に勝とうとするのは難しいですよ。

イネ科の植物で米は例外的で、他のイネ科の植物は乾燥に強く雨の多すぎる日本は向きません。

ただ国産小麦の価格は外国産の十倍程度、それがたとえ外国産高騰で五倍になったところで、小麦価格抑制には意味ないですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
テレビで香川県の国産小麦がオーストラリア製品よりも
割安になっていると言っていましたが・・・・?

国産製品が10倍も高いのは
正確なことでしょうか?

お礼日時:2008/06/11 08:17

基本的に、農作物は、「今」畑を作って種をまいたとしても、収穫できるのは、数ヶ月先です。


また、畑を作り、生産する態勢を整えるには、もっとかかります。
>どうして国産化の話がでてこないのでしょうか?

簡単な話です。
日本の農業政策は、「農家保護」が目的で、「農業保護」「戦略的食糧確保」は、眼中に無いからです。
>小麦やトウモロコシはほとんどが輸入で、このところの価格暴騰で大変な事になっています。

福田総理大臣がいみじくも言ったじゃないですか。
「物価の上昇は続きますが、節約等工夫して、しのいでください」と。
日本には、道路を作る予算はあっても、小麦やトウモロコシを増産する予算は無いのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
この程度の政治家しか居ない不幸が現実生活で
影響がでてきましたね。

いままでは、実感できなかったので茶話程度で
すんでいましたが。

お礼日時:2008/06/11 08:15

本当にその通りです。

日本全国、休耕地の多いことが今問題になっています。とある市では、休耕地を活用していくプロジェクトを始めている所もあります。農業人口を増やそうとの狙いですが、まだまだ微力です。実際に、つまるところ、農地を耕して、土を整え、種をまき、肥料をやり、草を根気よくとって、有機なら害虫対策は大変、天候、その他さまざまな過程を「人」がやるのです。農業は、本当に体力、知識、根気のいる、大変な仕事なんです。農家になるのも様々な条件がありますし。大変な割りに収入が見合わないなど、じつに色んな問題が休耕地という形となって表れていると思います。回答になっていないかもしれませんが、すごく単純に、日本の人が日本で作ったものをおいしく食べる、そうなっていけば、国は安定すると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
国の政策はお粗末ですね。
つまり政治家がお粗末ということでしょう。

でもそれを支持し?選んだのは国民ですから・・・

お礼日時:2008/06/11 08:12

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