プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 10歳頃から吃音を持っている21の学生です。小学4年生の国語の授業中、一人一人教科書を読んでいくという、それまではまったく苦ではなかった作業で、「金属」の「き」が出なかったのです。最初、「え?読み方知ってるのになんで声が出ないんだろう?」と混乱しました。先生は僕が読み方を知らないと思ったらしく、読み方を言ってくれたのですが「き」を発するまでかなり時間がかかり、とても恥ずかしい思いをしました。それが吃音の始まりです。それからは恐らく(記憶が薄いので)ほとんど吃音はあまりなく、普通に生活できていたのですが高校頃から酷くなり、卒業式の練習で「はい」と言って立ち上がるときに「は」を言おうとしても息が漏れるだけで、先生に何度も呼ばれ、「もっと早く返事してくださいね」と苦笑いされ、生徒は大笑いでした。休憩中にみんなが集まってきて、「ねえねえ?緊張したの?なんであんなに遅かったの?」と異口同音の質問攻めや笑いばかりでした。両親や友人は「気にするな」というのですが僕にとっては大きなトラウマの一つです。
 それから今に至るまで緊張しなくても吃音があります。母親は昔、「そう思うからつっかえるのよ」と怒り、父は彼自身子供頃吃音だったのですが「開きお直りだ」とか「気にするな」というだけで、でも1年ほど前に情緒不安定で鬱気味だったので心療内科に行きだしたのですが、それを両親に言うと過剰なまでに干渉し、下宿先近くの街に買い物に行く際、「先生とお会いして話しようか?」と母が言ったのですがもちろん断りました。うちの祖父母、両親は変に、というか過保護・過干渉で、反抗できず、今思えば反抗期というものが無かった気がします。
小さい頃は両親が頻繁に大喧嘩していたので、子供ながらにストレスを毎日のように感じていました。母方の祖父母は、共働きの両親に代わり可愛がってくれましたが家前の公園で遊ぶ歳には監視をし、「木になんか登って、落ちて死んだらどうするの?」「裸足で遊ぶなんて汚いことやめなさい」と注意されていました。高校になり、部活は無かったのですが友人と居残りをして遅くなったときは、母が車のキーを持って高校へ迎えに行くところに遭遇して驚きました。でも父には反抗しやすいのですが母には怖くてあまり反抗できないのです。吃音は子供の頃のストレスが原因になることがあると聞きました。父方の祖父には中学の頃「そんなに勉強しないのはDNAがおかしいからだ。病院へ行くぞ」と言われ、最近では薬学系の国立大に受かった妹に「お前はみんなから期待されているな」と言い、僕には「お前はわしと一緒で見捨てられた人間だ、まあこれも人生よ、お前が英語系の大学に入ると聞いてこいつは道を間違えたなと思ったぞ」と正月に言われたのです。父も祖父の前だけでは吃音が出るようです(他のときは全くと言って良いほどどもりません)。
 今は精神科に通い、抗鬱剤や睡眠薬をもらって、時間のあるときは診察を受け主治医の先生といろいろ話をします。「度胸だ、もうやるっきゃない」と敢えて接客というバイトもやっています。一時期は吃音がなかなか理解してもらえず先輩に無視されるようになったり「吃音=噛む」という誤解もあり、クビにもなりかけましたが根性でなんとか今でも続けています。客に怪訝そうな顔をされても気にしないように努めています。お笑いが好きなのでギャグアニメやお笑い番組を見て笑うようにしています。歌も好きなので一人でよくカラオケにも行きます。
 吃音は原因が分かっておらず、「脳機能の障害」「心因性」「呼吸のタイミング」「体の歪み」など色々ありますが、一生吃音が治らなかったらどうしようと不安でたまりません。母や先生はたまたま吃音が治まったときに「治ってきたじゃない」と誤解するのですが吃音というのは本人ですらいつどこでどもるか分からないのです。言語障害なのですが日本では研究が遅れており、スムーズに話せるときもあり、見た目では分からず、失語症などと違い話すことはできるので非吃音者の方は言葉がつっかえることが不思議だそうです。なので軽視されたり差別をされます。大学の担任の音声学専門の先生には説明をしても「もっとスムーズに喋れ」と言われますし、友達にも「早く言えよ」とキレられたりストレスの連続です。時々、なぜ「接客なんてことを始めたんだろう」と不思議に思います。でも「きっと何かを得られるはずだ」と信じてバイトを頑張っています。「言い訳にするな」と言われても泣きそうになってもバイトは続けるつもりです。将来いつか、吃音が治る日は来るのでしょうか?

A 回答 (6件)

回答になっておらずすみません。



私の彼は質問者様と同じ状態です。
最初こそ「?」と思いましたがそれで嫌いになることはありませんでした。
一生懸命話そうとしている姿を愛しく思いました。
どもりのことを実際に彼と話したことはありませんが、なかなか言葉が出てこない時は心の中で「焦らなくていいよ、ゆっくりゆっくり」とエールを送っています。

今はかけがえのない夫になりました。
・・・エゴかも知れませんがどもりのことをとても気にされていて悩まれているようなので、そんな姿を抱きしめたいほど愛しく思う人間もいるということをお伝えしたかったです。

治るといいですね。応援しています。
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さて続きです。

画用紙でも新聞紙でもいいので何枚か壁に貼ります。
そして、30センチくらいの高さのやまを5つくらい書きます。波でもいいです。その山の下(谷)から指をあててゆっくりと山を上がっていきます。その時に複式呼吸で息を吸い込んでいきます。そして頂上に達して斜面を下りはじめたらこんどは息を吐いていきます。これをなんどか繰り返したら、息を吐きはじめて1-2秒後そっと声を出し始めます。頂上を越えて八合目くらいですね。最初は言葉でなく、あー、うー、えーと、などでいいです。実はそうした言葉ではないうめき?が後で役にたちます。

前に一週間で治りますと書いたのは間違いでした。それは矯正所に通った日数でした。で自宅で、その方法で治りかかってるなと感じ始めたのは一ヶ月後、ほぼ不自由なく話せるようになったのは三ヶ月後くらいです。
 なお治り始めると、ドモる事が気にならなくなり、ますます緊張感が減り、効果が上がります。今でも、数人の集まりだと苦もなく会話ができますが数十人の前で話すとなると緊張してドモりがちですが、すぐに呼吸をととのえるので一分くらいでドモらなくなります。
さて以上の簡単な方法で治るんですが、細かい点を書いておくと・・・(1)
人から声をかけられても、すぐに返事をしようとしない事。一秒くらいは間をおき、その時にいきを吐き始めます。そして、えー、とかあー、とかとりあえず声(息)を出しながら、息を吐き出しながら、それはね。とか良くわかりませんね。など普通に話しはじめます。
うーん、それは私の知った事ではないですねーというぐあいです。えーと、店長を呼んできますね、とかです。
 ドモリが治っても過度の緊張状態にあるとドモってしまいますが気にしないように。そうした時は普通の人でもつっかえますので、あわてないで複式呼吸をしながら、息を吐く時に声を出すという原点に返って、おちついて下さい。
(2)
駅でキップを買う時を想像してみましょう。声が出ないようなら、息を吐き出しながら、えーと、新大阪、自由席一枚、というふうに、えーと、うーんと、などを前につけて発音しましょう。
(3)
息を吐くときのきっかけがつかみにくければ、机を指で軽く叩いてきっかけにする手もあります。ポケットに手をつっこんでいたら身体をつねったり叩いたりしてそれをきっかけに話し始めるとか。

そのほかですが、ほかに精神疾患がなければ精神科に通うのは、どんなものかと。新薬の実験材料にされてなければいいのですが。鬱もつらいでしょうけどね。
もうひとつ、バイトは治ってからやったらどうでしょう。勇気はかいますが、自分を追い詰め過ぎかも。
カラオケは治りかかったら数人で行ってみたらどうでしょう。一緒に歌うのも良い効果がありますよ。
15分くらい毎日近所を走るのもいいです。息を色々かえながら、うっせ、うっせと掛け声を出しながら走れば、なお良し。息を吐きながら声を出す習慣が身に付くし、精神的ストレスが軽くなります。
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一週間で直ります。


ドモる時を思い出してください。息をしてませんよね。息を出そうとしても出てきません。それが原因です。声は息を出す時に声帯をふるわせて出るものです。空気を吐き出さなくては声になりません。声が出ないのでますます あわてて息を止めてしまいます。それでは悪循環です。原因がわかれば対処は簡単です。悩むほどの問題ではありません。精神科ではなおりません。(別に精神病じゃないんだし。)通える範囲に吃音矯正所があればいいのですが、なければ簡単なので思いつくだけの対処法を書いてみます。
車に例えるとブレーキ踏みながらアクセル踏んで、なぜ走らないんだと不思議がっているようなものです。ブレーキから足をはずせばあっというまに発進するのにね。あなたも最初の一句が出てしまうと、次々に言葉が出てくる経験があるでしょう。その最初の一句が出てこないのですね、実際。小川の杭にゴミが引っかかっていて、水が流れなくなり、そのゴミが流れてしまうと流れは回復します。そのゴミを取りさえすれば言葉という水はどんどん流れます。
1.呼吸について・・・息が止まっているから声が出ないという理屈は前に
 書きましたが、普段の呼吸法も大事です。お腹を大きく膨らませて腹式呼吸を心がけましょう。歩いている時もです。前かがみで歩いたりしてるとそれが日常の姿勢になり、話す時や教室で本を朗読する時も下向きの姿勢になりがちで、それがドモる原因になります。本を朗読する時は顔と水平になるくらいまで持ち上げ、のどを通る空気の邪魔にならないようにします。 人と話す時はドモっても独り言を言ってるときはドモりませんよね。人前で歌ったりすると最初の言葉が出てこなくても一人で歌ったりする時はちゃんと歌えるはずです。ドモる原因の一つは緊張感です。恐怖感といってもいいでしょう。またどもるんじゃないかという蓄積された恐怖感です。でもすぐ直りますって。あ、話すときも頭を水平にして相手の顔を見ながら話すんですよ。 子供と話す時は下向くけど、まあ下向かずに横向いて話すとか、でも子供相手だと緊張感が少ないから、あまりどもらないはず。もう朝だし寝るので続きは、またね。文字数もギリギリだし。
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文面からあなたのつらさを垣間見た気がしております。


私の小学生時代にもそのような友人がおりました。当時はそのこと自体が理解できずにもしかすると友人を傷つけていたかもしれません。
この症状のメカニズムについては不明な点も多いようで有効な治療法もないようですが、吃音の会のような交流団体もあるようですから少しずつでも良い方向に向きますよう応援しております。
あなたの前向きな気持ちが良い方向に進んでいきますように!!
がんばりすぎず、少しずつ、少しずつで参りましょう。
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ニック・カサヴェテス監督の『きみに読む物語』〔原作 ニコラス・スパークス〕では、吃音の修正に詩の朗読をしていて、いつの間にか直ったというセリフがありましたし、


作家の井上ひさしさんの『パロディ志願』には、唐来参和の『莫切自根金生木』などの黄表紙と親しんでいて、いつの間にか直ったと書いてありました。

図書館などでニコラス・スパークスさんの『きみに読む物語』と
井上ひさしさんの『パロディ志願』読んでみませんか。
直るまでのプロセスなども参考になるのではないでしょうか、
お勧めです。

構えず・飾らず・肩の力を抜いて、リラックスして参りましょう。
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貴方の前向きな気持ちは必ずいい方向に貴方を導くはずですよ。


ただ理解が無い、知識が無い故の誤解や齟齬はある意味仕方がないと考えて、今後も自分自身の状態を伝えていくことで自分なりに生活しやすい環境を切り開いていく事は大切でしょうからね。
是非頑張ってくださいね☆
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