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先日NHKスペシャルで、
ホッキョクグマは生息域を奪われて危機に瀕している、
ということが放送されていましたが、
そうではないと主張する人もいるようです。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080311/am …
思えば確かに、番組では具体的に現在の頭数が示されませんでした。
また、氷が減った事でオス同士の争う姿がよく見られるようになった、
とは見た人の印象を述べただけで具体的ではありません。
また首輪をしたホッキョクグマがえさが無くてさまよっている、というのも、肉食動物はライオンなども空腹を抱えて獲物を常に求めているわけで、いたって当然のことではないでしょうか。
さらにクマの子供が栄養失調で死んでいた、というのは温暖化を抜きにしても起こりえるのではないでしょうか。
などど考えるとどうも番組の内容がうそ臭く思えます。
本当のところはどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

ホッキョクグマは本来陸上の動物です。

温暖化で氷が溶けると陸(氷)が減少して生息域が減少してしまいます。野生動物は人間のように農業をしませんから、餌を確保するためにある一定のなわばりが必要で、特に肉食動物ではそれが重要です。すなわち生息域の減少がそのまま生息数減少となります。生息域が減少したのに生息数が減少しないということはあり得ません。
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この回答へのお礼

なるほど、明快なご説明ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 00:33

具体的に数を数えることができていないから、本当のところはなんともいえません。


ホッキョクグマは当然氷がないと生きていけませんから、氷がなくなれば氷のあるところに移動します。
○○島のホッキョクグマがいなくなったという事実は当然散見されるでしょう。
では氷のあるところに移ったホッキョクグマは生きていけるでしょうか?
有利な点としては、他の海棲哺乳類も同じように移動することが考えられます。
不利な点としては、当然限られた土地、限られたえさを先住の熊と争うわけですから、えさの確保に苦しむでしょう。

なお、メスをめぐってオス熊が争う姿は、熊の中では一般的です。そして、環境悪化が特にメスにダメージを与えているという根拠がない限り、メスをめぐる争いの増減とホッキョクグマの増減をリンクして考えることができません。詳しく知らないのですが、カンガルーなどはオスのほうがでかいため、食糧難ではオスが先に死にメスをめぐる争いが逆に減りました。ホッキョクグマで同じことが起きると、メスをめぐる争いは減ると思うのですが、どういった根拠なんでしょうかね?

イヌイットのまわりの環境が以前と変わっていないのであれば、他の氷がなくなった海域から移動することが考えられます。
彼らがホッキョクグマの減少を感じられなかったり、逆に増えていると感じることがあっても、ある意味当然かもしれません。

素直に考えれば生息域の減少は、個体数の減少につながります。ただ現状でははっきりしないことをいいことに、各自がなんでも都合のよい説明をつけて好きな主張をしている可能性があります。
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この回答へのお礼

NHKの番組でもクマにつけたマークの一つが動かなくなった、とは言っていたのですが、残りにはふれませんでした。例えば20個のマークのうち10個が動かなくなったというのなら納得できるのですが、一つが動かなくなっただけでは、何の因果関係の説明にもなっていないのが気になりました。ともあれご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 00:38

とおりすがりですが…(汗)


検索で2008年5月18日のニュースを見つけました
役に立つと思いますどうぞ…こちらもどうぞ↓、
http://www.technobahn.com/news/2008/200805221713 …

参考URL:http://www.asahi.com/science/update/0515/TKY2008 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。絶滅危惧種に関しても政治的意図と無関係ではいられないんですね。

お礼日時:2008/06/04 00:32

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