任天堂は美少女ゲーム嫌いなんですか？

移植作という点では殆ど無いですね。

ただ、美少女ゲームが嫌いというわけでもないと思います。

任天堂はSFC向けに最後に出したソフト「メタルスレイダーグローリー」という美少女物を出しています。
過去にリメイク作品を出していましたし、Wiiで遊べるようにもしているので、一時の気の迷いということではないでしょう。

最近になってこの類のソフトには寛容になっているようです。
http://www.dokimajo.com/whats/index.html
http://www.if-lupinus.com/clean/

（番外ですが、こんなものも）
http://www.duellove.com/newspaper.html

現在は確かにPS2に移植されていますが、PSやPS2が現役バリバリの頃は

セガサターンやドリームキャストに沢山移植されていましたよね。

つまり、美少女ゲームを家庭用ゲーム機に移植することは
そのゲーム機が終わりかけていることを意味しているように思われます。

また、任天堂製品を買う層は美少女ゲームを買う層（オタク層）とはかけ離れているので
ソフトメーカー側も避けているというところはあるでしょうね。

任天堂は子供から大衆向けというイメージがあります。

アニメでいう「ドラえもん」と同じようなものですね。

やはり、そういうイメージが定着してしまったからこそ出せないんだと思います。



このイメージによる弊害もあります。
まともなゲームを発売すると売れにくくなります。

任天堂はゲームキューブで大人向けといえるような
まともなゲームを出したことはあります。

「エターナルダークネス 招かれた１３人」
http://www.nintendo.co.jp/ngc/gedj/

任天堂ブランドでもそれほど売れていませんでした。


ちなみに豆知識ですが、
あのエニックス、スクウェア、コーエーも昔はエロゲーを発売していました。
任天堂はラブホテル経営をしていました。
今じゃ考えられませんね。

過去にファミコンディスクシステムで

「中山美穂のトキメキハイスクール」
というアイドル系のソフトを出したことはあります。

現在でいうギャルゲーの元祖らしいです。

参考程度に。

wikipedia「中山美穂のトキメキハイスクール」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%B1% …

企業イメージや企業戦略に合わないからでしょう。

エロゲを前に出して家庭用ゲーム機とは呼べません。
好きとか嫌いとかそういう理由ではないと思います。

私個人としても任天堂がエロゲを出し始めたら「任天堂も落ちたもんだ」と思います。
「経営苦しいのかな」とも思います。
株主も逃げるんじゃないでしょうか。
つまり数十年のイメージも崩れ、信用も失い、結局は会社が損する。

任天堂ハードは、特に性的な描写に関して厳しい。

任天堂ハードは昔から脱衣麻雀であってもほとんど脱衣に値しない程度でしか作らせない。
実にハードルが高いからそんなもんクリアして出すくらいなら、他のハードで出す方がいいでしょ。

美少女ゲーム（エロゲー）は、任天堂ハードではなくＰＣエンジン（ＮＭＣエレクトロニクス）が家庭用移植の本家で、これを受け入れるとマニアックな側面を作ってしまうので負けハードの勲章みたいなものだったのだが、プレステがというより世の中がオタク化したようで９０年代に比べても美少女ゲームが大手を振って作られている感じがします。

任天堂は家族で遊ぶゲーム機で性的な描写であったり過激な暴力描写であったりというものは避けている傾向は昔から強く持っています。

任天堂は子供向け

ｐｓは大人向けでしょうな