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チベット騒乱をめぐる福田首相の対応は、人権意識の高い欧州諸国の首脳とは対照的で、国際的な批判を受ける中国政府を経済の結びつきがあるだけでなぜ擁護するのでしょうか?

A 回答 (10件)

ヨーロッパは基本的にEU連合という強い後ろ盾がいます。

人権意識は確かに日本に比べれば高いでしょうが、経済面で加盟国を支援し合うこの国家連合体とアメリカの属国でしかない日本では多いに意味が違います。

アメリカが断固反対の姿勢を完全に打ち出さない限り、日本はそれを批判しないでしょう。また、現実的に中国に反対する事は現在の日本にとってあらゆる面で外交上不利と言えます。

政教分離が確立している日本では、政治的な面でこの手の積極的介には弱腰になるでしょう。また、与党に公明党がいる限り中国への批判は避けて通るしかないと思います。

また国連安全保障理事会の議長国ロシアの国連大使も、これは国連の問題ではないので議題にはしないと表明しており、事務総長も懸念という言葉しか発言してませんので、国連の意見しか取り入れない日本政府は反対姿勢を示さないのでしょう。

事勿れ主義を利用した苦肉の策と言えるのではないでしょうか。
日本人として、この国の政府の態度はとても恥ずべき行為です。他国を見習って戦えとは言いませんが、然るべき態度を中国にはとってほしいものです。
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この回答へのお礼

良い参考意見をいただきありがとう御座います。

お礼日時:2008/04/23 21:42

今の福田首相のお父さんである福田赳夫元首相は、1978年に『日中平和友好条約』を結びました。


それ以来、福田さんは中国(人民共和国)には好意的なのではないでしょうか。

加えて、今年(2008年)は、これから30周年にあたり国務院総理(中国の首相)が来日する予定だそうで…。
福田首相は、この国交に対しては円満に終わらせたいのではないかと思います。
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 下手なことを言って胡錦濤主席の来日が中止になっては困ると考えたからでしょう。

 直接関係のないチベット問題など、知らぬ顔を決め込み、折角の点数稼ぎの機会を失うのは愚の骨頂と考えるのも、あながち、間違いではないでしょう。
 それにしても、なぜ、欧米諸国は直接関係ないはず?のチベット問題で騒ぐのでしょうか。 「人権意識が高い?」欧米諸国は人権意識が高いというのは本当ですか?
 欧米列強が植民地支配とか、歴史的にやってきたこと、さらには現実の経済格差主義や階層意識の強さなど、日本のそれと較べて、本当に人権意識が高いとは思えないのですが。根拠のないまがいごとでは?
 騒いでいるのは、人権意識が高いからではなく、それを口実としての政治的な駆け引きとか、売名行為にすぎないのではないでしょうか。
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民主党の幹部にはは中国寄りの発言をする方は多いと私は感じていますが、福田首相が中国を擁護しているようには見えません。


また、諸外国には中国のこれだけの急成長を脅威と受け取る国々があり、「出る杭は少し打っておこう」という考えがあるように思えます。

*人権意識の高い欧州諸国
少し勘違いをしておられるようですが、今イギリスやフランスでチベットの独立を叫んで聖火リレーを妨害しているのは、その国の政府や首脳がやっているわけでもやらせているわけでもありません。
政府としては厳戒体制を敷いたり取り締まったりしていますが、あまりの暴動のすごさに押さえきれず、フランスなどは聖火リレーを打ち切ってしまいました。
この事からもチベットで起きた暴動がいかに凄まじかったか想像出来るのではないでしょうか?
さらにもう一つ、質問の主旨ではありませんが、欧州諸国にもそれぞれ、人権問題やその独立問題は存在するのをご存知ではありませんか?
イギリスもフランスもアメリカもスペインも、過去には地球上のたくさんの国を植民地にし、貧しい人から搾取して来た国ですので、いくら厚顔無恥と言っても自分たちの過去を無いものにして、中国の今を表立って非難する事は出来ないと思います。
(しかし、白人世界には、自分たちには赦されるけれど、アジア人には赦されないという深層心理がある事は事実です)
欧州諸国の首脳が人権意識が高いと信じるのはご質問者の自由ですが、国際社会が本気で中国を批判しているかどうかは過去の世界史から欧州諸国の植民地政策を少しひも解けば、見えて来る部分があるかも知れません。
日本政府もまったくそのような意味での対応だと思います。
「自制を」を求めているのであって、擁護ではありません。
擁護とはかばい、味方する事ですが、そのような発言は私は聞いた事がありません。
国際問題や外交的発言は一個人の思惑や好き嫌いでなされるべきものではありません。
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元々福田総理大臣が総理大臣になる前から中国よりの政治家だったというのもあります。

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日本の一般庶民の生活を守るためには、日本の最大の貿易相手国のひとつである中国との良好な関係が必要不可欠だからです。


チベットなど擁護して何の国益があるのか逆に聞きたいです。
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一言だけ。


「擁護」では無く「身動きがとれない」と理解して下さい。

理想では無く、現実に対中国で強行姿勢をとる事は福田氏のみに留まらず、
私も貴方も含めた全国民の生活に直結しうる問題なのです。
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 経済の結びつきがあるだけ、と一言でおっしゃられても食料であったり工業製品の生産であったり米国市場の成長が期待できないこの状況下における巨大市場であったりと、その結びつきが並大抵ではないんです。


 同じ血管が切れたにしても指先を包丁でちょっと切ったのと、脳や心臓の血管が破裂したのとじゃダメージがちがうのとおなじで、中国との経済関係は後者といっていいくらいの重要度が高いんです。
 実際、チベット問題をはじめとする中国政府の少数民族に対する政策は容認しうるものじゃありませんが、東アジア圏における日本の位置づけ(いっぱしの大国なんですし、台湾問題ともリンクしますしね)からすればここはぐっとこらえて静観というのは仕方のないところかも知れませんね(こらえて感が日本国民にちっとも感じられないのがまた、なんなんですが)。
 とはいえ、言葉にしないまでも、もうちょっとアジア流に態度で匂わせるくらいはして欲しかったのも正直なところですがねぇ。お父君がかつて黄門様を標榜してたくらいなんですし。
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ブッシュ大統領のように


「ダライラマ氏と会うように」と、
注文を付けるくらいの指導力を見せて欲しいものです。
福田首相はこの一件をどう扱っていいか分らないほど、
国際感覚に劣るのです。

同時に公明党も、民主党も何も発言していません。
情けないです。
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この回答へのお礼

参考意見ありがとう御座います。同感です。

お礼日時:2008/04/23 21:44

批判はわかります。

私も許せない気持ちです。
しかし、日本は資源がありません。中国には日本にないものが、
たくさんあります。お互い相手無しでは生きていけません。
外交とは簡単に切れません。総合的に判断していくものです。
悪いところも当然あります。いいところもあります。
仲良くするに越したことはありません。
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