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今日、秋田地裁での判決報道がありましたが、テレビニュースでリポーターが踏鞴を踏むようにして立ち止まり、判決結果をレポートするのは何故でしょうか?大分昔からこの様子が見られてます。しかも民放では例外無しです。今、書いていてそういえばNHKは違うのでは無いでしょうか?日本独特の慣習?でしょうか。少なくともアメリカのニュースでは見られないです。報道にインパクトを与える為でしょうが、野暮ったいです。
それと、よく被告(OR原告)支援者が「勝訴」又は「敗訴」と書いた物を裁判所玄関付近で掲げますが、これも芝居がかって見えます。いつ頃からの事なんでしょうか?

A 回答 (2件)

判決公判の場合、基本的にまず主文(懲役何年に処すとか、被告人は無罪とか)が読み上げられ、その後長々と理由が読み上げられます。



マスコミ各社で傍聴席にいる人は、1社につき必ずひとりは、主文が読み上げられた時点でダッシュで法廷を出て行きます。まず判決を外に伝えるためです。
(もちろん他の人は残ります。判決理由を聞いてメモしたり、被告人の態度をレポートしたり、スケッチしたりしなくてはなりません)
どの報道各社も、他社より1秒でも早く報道したいという意気込みで出て行くので、もう全力疾走です。
裁判所も広いので、またテレビカメラで中継も不可なので、がんばって外へ急ぎます。
そしてなりふりかまわず、マイク奪って発表。といった具合です。
こちらは芝居というより、本気の表れでしょう。

ちなみに死刑の場合は、被告人が動揺するのを防ぐため、主文は後回しになります。
いずれにしてもマスコミ傍聴人はそんな常識は知っているので、判決理由から読み上げられたら、「死刑です!!」でいいというわけです。


「勝訴」「敗訴」の紙については、まぁ、事前に両方用意している時点で芝居がかってるといえるかもしれません(笑)
勝訴ならその喜びを一刻も早く伝えるため。
敗訴なら、「不当判決」という紙まであらかじめ用意して抗議の意思を示す。
まぁ それだけ必死ということですね。
刑事裁判で無罪を争うなら、その人の人生がかかっている。
民事裁判で国や大企業を相手に争うなら、やはり強者に虐げられていた者としてのプライドがある。
といったところでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございました。
それ程の緊急性があるのかとの疑問は残りますが、仰るとうりでしょうね。昔の邦画で判決直後、記者達が一斉に公衆電話に殺到する場面を思い出しました。日本の法廷に於ける報道規制の外国との相違が在るのかもしれませんね。確かOJシンプソンの裁判で、手袋が装着可能かどうかの実証を法廷でやってるところを見た記憶があります。韓国のニュースでも法廷場面は分かりませんが、取調べの様子など容疑者の顔も露出されてます。日本では写真撮影も不可ですから、法廷画家が存在しますからね。この辺の相違は何なのでしょうか。
お世話になりました。

お礼日時:2008/03/19 18:16

 こんにちは。



・No.1さんも書かれていますが,判決は死刑を除いて「主文」,「理由」の順に朗読されます。長いものですと,1時間以上かかることもあります。
 (不謹慎な書き方ですが)風物詩みたいなものですね。春になると「桜が咲きました」,夏になると「動物園の白熊が氷柱をプレゼントされました」などなどと同じレベルです。

・注目される裁判の判決にはマスコミが多数おしかけますから,関与している弁護士が報道機関を通じて世間に判決内容を垂れ幕で告知することが多いです。
 これは,報道機関ごとに速報を伝える対応をしていたら,弁護士が大変というのもひとつの理由ですね。なお,詳しい記者会見は弁護士会館の中ですることが多いです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
「生中継してるのならともかく」とは思いますが、あのあわてた言い様は、他の報道ではないですから、奇妙な慣習ですね。
米映画では、判決後の階段での勝利者インタビューが定番ですが、国によって、一度出来た慣習はなかなか変わらないものだと再認識しました。

お礼日時:2008/03/21 13:33

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