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摂食障害を治した方いますか?(拒食・下剤乱用) 
12年悩んでいます。あるセンターに行き始めたのですが、料金が異常なほど高く指導者やスタッフも資格があるのかすらあやしいです。気功も合わせて行っていて、それは何となく体に変化があったように感じましたが。。。特殊な気功で拒食や過食を治すための気功なので、一般の気功とは違うここでしか受けられない、という説明ですが、そんなものがあるのでしょうか?
行っている人たちは「ここでしか回復を実感できない」と言うのですが、私にはどうも非常識すぎます。
拒食や下剤乱用を克服された方、どのような手段をとりましたか?
具体的な治療方法、手段、お勧めの機関など何でもいいので教えて下さい。
どんな事でも有効になったと思うことであれば結構です。

A 回答 (2件)

私も20年、摂食障害で苦しみ、今何とか自力で克服できました。


それをご説明してみます。

ただ、私の場合、自分自身がどこまでも理屈で納得できないことはやらないと言う主義なので、
生物学・医学・心理学・哲学・宗教書などあらゆる書物を読み漁り、解答を求めました。
その結論です。(長くなりますので、抜粋です)

まず、摂食障害者に必要なことは、もちろん食事の管理ですが、
それを分かりやすく言えば、いつ食べ始め、いつ食べ終わればいいのか
明確な基準が欲しいということではないでしょうか。
では、普通の人はどうしているのかと観察しますと、
ほとんどの人が人間関係や社会関係の中でその基準を設けています。
たとえば、
(1)食事時間になったから(皆も食事をしているので私も)食べる。
(2)他人と共に食事をする必要があるので(いっしょに)食べる。
ということでしょうか。
さすがに、食べなければ死んでしまうから食べる、
あるいは空腹になったしフラフラするから食べるという事は日常ではほとんどありません。

すなわち、普通の人間は、他人との関係によって、
自らが食べる時期や内容あるいは量さえも決定しているのです。
ところが摂食障害者は、何らかの理由で、この他律的な食事規制ができなくなったということです。

その理由として、今まで三度三度食事の提供を受けて来たのに、
その食事の提供者との縁がきれた、
あるいは、失業などで社会との結びつきが薄くなり、社会的な食事リズムから遠のいた、
などがあるでしょう。
この時に、摂食障害者が取る道は、これまでのように他人任せでなく、
自立的(自律的)に食事を取ろうとすることです。

そしてその基準としてまず目を向けるのが、
「自分の体が欲するように食べよう」
ということではないでしょうか。

体の健康は体自身が一番良く分かっている。
その時に食べたい物を食べたいように食べたいだけ食べれば、
それが体にとって一番良い自然なことだ、という理屈です。

もちろん、そこには何の間違いもないと思うのですが、
問題点は、「体が欲するように」ということの、私たちの理解の仕方です。

普通は、ある食品の味覚を想像して、その時に美味そうに感じたなら、
ではそれを食べようという流れでしょうか。
そして、この後に過食症者の最大の誤解が生じます。

それは、美味いものを食べ終わるのは、
その食べ物が食べてる最中にもう美味しく感じなくなった時、ということです。
しかし味覚による美味さはアタマでイメージするものですから、
いくら食べても永遠にその美味さは続きます。
食べても食べてもその美味いイメージがアタマから無くなることはないのです。
(よく、満腹中枢が刺激されたら、自然に食べたくなくなるという説がありますが、
  この間違いは、多くの人間が過食を繰り返している事実からでも明らかでしょう)

では、過食症者は、いつ食べるのを止めるのか。
ご存知のように彼の腹がパンパンに膨れ上がり肉体的な苦痛が引き起こされることによってです。
(あるいは、その前に、もう目の前から食べる物が食い尽くされて無くなった、
または、食べることより大事な用が出来たなどで、食べることを打ち切ることがありますが、
これはあくまで他律的な例外的な理由と言えます)

「体が欲する」という事を味覚で決定しようとすると、このような破壊的な結末に至ります。
「体が欲する」というその本当の理解の仕方は、
言わずもがな、「空腹になったら」すなわち「胃袋がカラになったら」であるべきでよう。


人間、空腹になれば、普通必ず「グーッ」とおなかが鳴動します。
舌先で味覚を追い求めて食べたいと思うが空腹ではないのです。
しかも、おなかがすいて食事をすると、これほど食事を美味しく感じることはありません。
一旦、その美味しさをj発見したなら、おなかがすいてないのに食事をしたいと思うことは、ほとんどなくなります。
そしてある程度胃袋が満たされると、食事の動機(おなかがすいている)ことが解消されるので、
自然に腹八部目で食事を切り上げることができます。

摂食障害者が求める自立した食事とは、単に味覚だけを追い求めるこれまでの食事から、
真に体の欲求に応えるもの、すなわち空腹を動機とする食事の仕方ではないでしょうか。

そしてその方法こそが、味覚だけを味わう食事の何十倍も大きな快楽を我々にもたらしてくれるものであることは確かです。
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私は、妊娠による過食の後拒食→過食嘔吐→下剤乱用の経験がありますが



精神科にかかった結果言われた言葉は、治癒は無理との事です。
メディカルダイエットとか言う言葉もありますが、ぶっちゃけ・・・・
個人の努力次第だと感じました。
というか、努力しても無駄な事もありました;-;

>具体的な治療方法、手段、お勧めの機関など何でもいいので教えて下さい

3食決められた量のみ食べる。
間食は摂取しない。
薬に頼らず、運動と節食を決意する。
下剤より運動。
喰ったら走る。走るのがイヤなら歩きつづけろ!
ぶっちゃけ下剤飲んでも元には戻りません。

さらに、ぶっちゃけ依存しているというか。
自分に「ここしか無理」と暗示かける人間もいます。
そういう人間の話は役に立ちません。
痩せたければ、体を動かす。
喰ったら動く!
下剤より運動!
吐くより走れ!
何の問題もありません。
喰って余った分が肉になる。肉がイヤだから吐く。
吐いても全部出すのは一苦労。走って歌って笑って踊れば、
楽しく消費できるんですよね。


現在。
拒食や過食に悩まされながらも、歌って踊って家事の時にはより動きを大きく!
そのおかげで、病院からは脱しました。
有効な手段が、病院に無い以上・・・・
自分で頑張るしかありません。
ガンバ!
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます!

>精神科にかかった結果言われた言葉は、治癒は無理との事です

私も以前心療内科で「以前の彼女には戻らないです」と医師から家族に言われた、と聞かされました。
それって、病気の時の疑心暗鬼のような荒んだ性格が元に戻らないってことだとずっと思っていましたが、食べることに関しての考えが病気になる前のように戻ることはないってことなんですよね。

ある程度食事と食物に対する考えがコントロールできれば、性格は落ち着きを取り戻せるんですよね。

>自分に「ここしか無理」と暗示かける人間もいます。そういう人間の話は役に立ちません。

確かにそうですね。
そういう人たちも色々と病院を回ってきたようですが、人それぞれ相性みたいなものがあるし、自分が信頼できる場所にアドバイスを受けるのが良いんですよね。

>有効な手段が、病院に無い以上・・・・自分で頑張るしかありません

もっともだと思いました!
どんなに名医にかかっても、治したい気持ちが本人になければ治らないですよね。自分の病気だから、自分の治したい気持ちで治していく。
病院やカウンセリングは、一つの回復への手助けだと思っています。

完治はできなくとも、ずっと症状を止めたままにはできるんですよね
実際に体験してきた方の言葉は、とても力強いです。
本当にありがとうございました!
これからは、自分の力で前に進みたいと思います。

お礼日時:2008/03/04 23:24

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