先生は保護者に言い返すことはできないのですか？

馬鹿な親の言い分を聞いているわけではありません。

きちんと説明しているのですが、
とびっきり非常識なので通じないのだと思います。

明治の学校に対する保護者の対応を調べてみては？

今も昔も保護者は変わらないよ。

詳しい事は良く分からないですけど　事なかれ主義でしょうし

で　子供と言うより親が問題だしその親の教育がきちんと出来てないし
学校側は噂が怖いし　教育委員会が怖いし　先生が意見しようとしても
上司の人達が止めるでしょうし　季節になるとキンパチセンセイが始まるのは　世間の要望だそうですよ
問題が複雑ですよね　

　モンスターペアレントの公式の定義は存在しないと思いますが、一般的には「学校に対して理不尽な要求を突き付ける父兄」と言うことになるのでしょうか。

　彼らに学校側が毅然とした対応がとれないのは、他から支援や応援を得られないからです。なぜなら、モンスターペアレントとされる側にみんなが同調するか、怖くてさからえないか、学校側がその事実をひた隠しにするなどの周辺事実が損するからです。以下、原因を列挙してみます。

　第一は学校の言う「理不尽」が客観的には理不尽でないから。つまり学校側が一方的に「理不尽」と言っているが、公開すると世間の評価が「学校側が悪い」という場合があまりに多いのです。盗人（この場合は学校）が三分の理を声高に主張しても盗人に変わりはないのです。

　第二は、彼らの非を追求すると、自分の非も公になってしまうので、言えない場合。先日、多額の借金をした闇金に自分の担当する生活保護世帯数百件の情報を渡した公務員の事件が取り上げられていました。事件が発覚したのは、この闇金が約束した借金の棒引きを破棄した上、情報の不正リークをネタにこの公務員を強請り続けたため、とうとう耐えられなくなった公務員が警察に泣きついたため。相手の闇金もお縄になりましたが、その公務員もお縄になってしまいました。
　これと同様に、相手の非を公にすると自分の非も公になってしまうので、下手に出るしかない場合です。例えば、いじめの事実を、いじめられた側を押さえ込んで黙らせていた場合、いじめっ子側がおとなしくしていればいいのですがさらに増長して理不尽な要求をしてきたときに、学校側が拒否するとどうなるでしょうか？相手側は「学校がいじめの事実を握りつぶした事実も明らかになるが、それでいいのか？」と脅してきます。学校側が拒否して、理不尽な要求の事実を公にすると自らがいじめを認識した上、それをにぎりつぶしてきた事実も公になってしまいます。従って、自らの保身を考えればどんな理不尽な要求も飲まざるをえなくなってしまいます。

第三は、一の場合に学校が正当なクレームを握りつぶす根拠を逆手に取られる場合です。一の場合、学校側がその後ろ盾とするのは公務員としての強い権力（ちょっと語弊がありますが、公務員の不法行為については直接その公務員に請求できないなど、公務員に対する責任追求には数々の特例があるなどのことを指すと考えて下さい）です。ところが、それより強い権力を背景にした理不尽な要求には対抗できないので、簡単に屈してしまいます。
　ひとつはより強い公権力。地方や一昔前の都会では、ＰＴＡ会長と言えば地元の有力者で、その子弟には何をされても反撃出来なかったのと違いますか？政治家や教育委員会のお偉方を通じてのクレームには学校の対応の情けないこと！
　もうひとつは生の力、具体的には８９３です。教師も人間である以上仕方がないのでしょう。

　第四は、校長や副校長（教頭）が自らの保身のために、理不尽な要求を担当教師一人に押しつけて知らんぷりをする場合です。この場合は理不尽な要求に対して、担当教師が毅然と対応しようとしても、上司である校長・副校長が自分の出世に傷を付けないため教師に圧力をかける場合。これは父兄としても端から見ていて実に悲惨ですが、全く手が出せない（手を出すすべが全く存在しない）のでますます悲惨です。

　私は、モンスターペアレントの問題について実は学校側に問題があるものと結論づけます。警察が「犯罪は取り締まっても、きりがないので、それを取り締まらなくても警察の責任ではない」と開き直っているのに似ています。

　ところで、給食費についての事実の指摘がありましたので、別の事例を挙げます。件数ではこちらが圧倒的に多いはずです。
「ある日、生徒に『お前給食費を滞納しているな』と教師が突然他の生徒の前で言い、文書を渡しました。子供は泣きながら帰宅し『うちは給食費払ってないの？』と親に言いました。親は驚いて通帳を調べましたが、間違いなく引き落とされています。担任に問い合わせたところ、たらい回しの末『その事務は引き落とし銀行に委託しているので学校では分からない。銀行へ問い合わせよ』との声。銀行に問い合わせると、ややあって『当方で名簿を作成の際、転記ミスがありました。お宅からは確かに彦とされています。学校側へは訂正の連絡を致します』とのこと。その後数日しても学校側からは何の連絡も無いので、問い合わせたところ『銀行から訂正の連絡があった』とのこと。『なんで、その旨連絡してくれないのか？子供はみんなの前で給食費を払えないとからかわれたのに、何故そのままなのか？』と言ったところ、ただ一言『既に解決した話なのに、何を訳の分からない事をいっているのか？こんなことはしょっちゅうで、特にお宅だけのことではない。それなのに、そんなことを言ってきたのはお前だけだ。お前はモンスターペアレントか！』と電話を切られました。以来、今に至るまで、学校から謝罪どころか何の説明もなされていません。」
　給食費の問題も、事務の手抜きで永いこと引き延ばしているのが最大の原因です。請求を教師に回すのもデタラメ。今の忙しい教師にそこまでまわしてもこなしきれるわけないでしょ。本来、金銭の取り扱いは学校の事務の仕事のはず。今の学校の事務は一体何の仕事をしているの？暇で仕様がないのとちがいますか。一度追求してみたら如何でしょう。

毅然と対応しても相手は非常識な反論で抵抗してくるため、処置なしなのです。

以下実話です。
生徒の給食費が振り込まれていないため、生徒に直接振り込むよう伝えたところ、後日親から「なんでうちの子を皆の前でさらし者にするような事をするのか！」と苦情電話。
先生「勿論、皆の前で話していませんよ。連絡した口座に給食費を振り込んでください。」
親「そんなもの振り込んだわ」
先生が確認すると、所定の口座に振り込まれていません。が、給食費とは別の学校の口座にわざわざ振り込んで嫌がらせをしたようです。
ちなみにこの親は給食費は払わないけど子供に携帯を持たせています。

そもそも給食費を払わない時点で、子供をさらし者に親がしてるでしょう。こんな非常識な親をどう納得させる事ができるでしょうか。

モンスターペアレントには常識的な話は通用しません。

だからといって学校側が非常識なことを言うことは出来ません。