プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんばんは。
いつも回答ありがとうございます。

本格推理小説と言いますと、みなさんは何を思いつかれるでしょうか?
読書が趣味と言っておきながら、本格推理小説と呼ばれるものを読んでいないことを最近痛感しています。
アガサ・クリスティーや、コナン・ドイル、エラリィ・クイーン・・・
それらは全て名前のみだったりします。

カタカナの登場人物が辛くて、敬遠状態だった海外ものですが、
そろそろもう1度お付き合いしたいと思っています。
(一時、海外ファンタジーにぞっこんだったので)

こんな私に、本格推理小説でおすすめなものを紹介してもらえませんか?
できれば出版社も明確に示してくださると助かります。
シリーズものの場合はは、1巻も教えてくれませんか?
最初にどれを読んだらいいか、それが分からなくて疎遠してしまうこともあります。

たくさんのご回答、お待ちしています。
ちなみに、色々な小説を読み冒頭のことを痛感していましたが、
強くそれを感じたのは、「十角館の殺人」を読んでいるときでした。

A 回答 (6件)

有名な作品を読み進めたいのであれば、とりあえず以下は押さえておかれるとよいと思います。



アガサ・クリスティ(ハヤカワ)
・「ABC殺人事件」
・「そして誰もいなくなった」
・「オリエント急行殺人事件」
・「アクロイド殺し」

エラリー・クイーン(創元推理)
 ドルリー・レーン4部作
・「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」「レーン最後の事件」

 クイーンの作品はちょっと硬めな印象なので、翻訳本に慣れてない方が最初に読むのは辛いかもしれませんが、この4部作はいつかは読んで頂きたいシリーズです(必ず上記の順で)

読みやすいものでは、以下がお薦めです。

●江戸川乱歩(編) 「世界短編傑作集(創元推理文庫:全5巻)」
 古典名作(乱歩先生の好みで)の短編ばかりを集めています。

●モーリス・ルブラン 『シャーロック・ホームズ』シリーズ(創元、ハヤカワ、他)
 1作目の『緋色の研究』は、作者もまだ書きなれていないのかちょっと読み難い感じなので、『四つの署名』か『シャーロック・ホームズの冒険』から入られた方が良いと思います(ストーリー上問題ありませんし、あのホームズとワトソンの出会いの話・・・という読み方ができるので、後で読んだ方が楽しいと思います)。私は創元推理文庫のものが好きですが、質問者さんの感触でお好みの文体のものを選ばれるといいと思います。

●アガサ・クリスティ 『マープル』シリーズ
 有名な作品はポアロが多いですが、ミス・マープルのシリーズ(1作目『牧師館の殺人』or『火曜クラブ』(ハヤカワ))の方が柔らかくて読みやすい印象があります。マープルは安楽椅子探偵ものの代表として有名です。

●アガサ・クリスティ 『トミーとタッペンス』シリーズ
 『トミーとタッペンス』のシリーズ(1作目『秘密組織』(創元),『秘密機関』(ハヤカワ))は、恋愛絡みのコミカルなやりとりが面白いです。

●カーター・ディクスン(ディクスン・カー) 『爬虫類館の殺人』(創元)
 この作品も恋愛がらみなので読みやすいと思います。導入部分から笑えます。

●G・K・チェスタトン 『ブラウン神父』シリーズ
 ブラウン神父が良い味を出しています(1作目『ブラウン神父の童心』(創元))。好敵手である怪盗フランボウは、シリーズ途中から・・・ネタばれになるのでやめておきます^^; 短編がシリーズになっているので読みやすいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんにちは、回答ありがとうございます^^
丁寧に書いてくださって、とても分かりやすかったです。
(読む順序や感想、出版社まで!)
『シャーロック・ホームズ』シリーズは『赤毛連盟』を読んだことがあります。モーリス・ルブランが作者だったのですね・・・
いや、名前は知っていたのですが、「なんで私はこの人の名前を知っているんだ?この人は何を書いたんだろう?」状態なのでした。
ぜひぜひ読ませてもらいたいと思います。
どうもありがとうございました!
また、補足にも書かせてもらったのですが、日本ものでも構わないので何かありましたらお願いします^^

お礼日時:2008/02/09 11:47

私はあまりミステリーを読まないのですが、「神のロジック、人間のロジック」はおもしろいと思いました。

SF風味、哲学調、な感じでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

遅くなってしまってすみません。
回答どうもありがとうございました!
SF風味、哲学調とのことですが、ぜひ読んでみたいと思います。
また機会があれば、ご回答お願いします^^それでは。

お礼日時:2008/02/20 21:20

こんばんは。

reviewerです。
前回の回答に対するお礼文、読ませていただきました。
今回はお勧めのミステリガイドブックを紹介させていただきます。
有栖川有栖、磯田和一 有栖川有栖の密室大図鑑 新潮文庫
この本はミステリ作家の有栖川有栖氏が国内外の新旧の「密室」ミステリ
作品を40編選んで解説しているものです。
本書の最大の売りはそれらすべての作品に磯田和一氏による犯行現場(密室)の詳細なイラストがついていてることです。そのイラストを眺めるだけでもなかなか楽しめます。
また、有栖川氏の解説もネタバレすることなく、読者を面白そうな作品なので読んでみようとゆう気分にさせてくれます。
本書でとりあげられている作品の一部を有栖川氏の一言コメントと共に記しておきます。(各作品の出版社等の詳細情報も本書に記されています)
<海外偏>
イズレイル・ザングウィル ビッグ・ボウの殺人 ―「密室トリック」を発案したのは誰か?―
ジャック・フットレル 十三号独房の問題 ―「思考機械」の監獄からの脱出―
ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 ―世界で最も有名な殺人現場―
F・W・クロフツ 急行列車内の謎 ―走行中の列車から犯人はどのように消えたのか?―
アイザック・アシモフ はだかの太陽 ―SFと本格ミステリの面白さを合体― 
以下、略
<日本偏>
江戸川乱歩 D坂の殺人事件 ―「お茶漬け風密室」の名作―
甲賀三郎  蜘蛛   ―「本格」命名者の建物殺人―
小栗虫太郎 完全犯罪 ―エキゾチズムあふれる異界の犯罪―
大阪圭吉  灯台鬼  ―とびきり魅力的な舞台で起きた惨劇―
山村美沙  花の棺 ―紙と木でできた”堅牢”な密室―
以下、略



 









  
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんにちは、reviewerさん。またまたご紹介どうもありがとうございます。
有栖川有栖は1度読んでみたい作者の1人でしたので、とても嬉しいです。
読んでみたいと思いつつも、いつものことながら「・・・どこから読めば;」状態で放置だったんです。
取りあげられている作品の内容まで・・・本当にありがとうございました!

お礼日時:2008/02/10 14:02

No.3です。



申し訳ありません!大変な間違いを;;
『シャーロック・ホームズ』の作者は、コナン・ドイルです。

モーリス・ルブランは『アルセーヌ・ルパン』シリーズでした(笑)
最初、そちらも書きかけてやめたのですが、作者名だけ残してしまったようです。
本格推理小説ではないかもしれませんが、ルパンも素敵なのでお薦めです♪

日本のものでは、京極夏彦さんが久々に斬新で面白いと思いましたが、既読ですよね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんにちは!

こちらこそ気付かずに送ってしまい、すみませんでした。
うーん、コナン・ドイル=シャーロック・ホームズは分かっていたはずなのに、
この間はすっかり忘れていたみたいです、私も^^(笑)
「アルセーヌ・ルパン」=モーリス・ルブランですね、了解しました!
ルパンも是非読んでみますね!

京極夏彦は、先日「百鬼夜行」を知り合いから借りて読んだのと、「姑獲鳥の夏」をかじった(そして挫折)程度です。
彼の書く文章は独特だと感じました。句読点の位置など、他の作者にはないものがあると思います。
ですが、私には残念ながら合いませんでした。ですが、いつかまた挑戦したい作者の1人です。

お礼日時:2008/02/10 13:58

はじめまして


「怪人二十面相」や「少年探偵団」等の作品で知られる巨匠江戸川乱歩が選んだ集英社文庫 「乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10」の作品
を読んでみてはどうでしょうか?
紹介されたは過去数十年に渡り日本においてパズラー的観点から最高峰と言われ続けられている10作品です。
選ばれているのは以下の作品です。
イーデン・フィルポッツ 「赤毛のレドメイン家」
ガストン・ルルー    「黄色い部屋の謎」
S・S・ヴァンダイン  「僧正殺人事件」
エラリー・クイーン   「Yの悲劇」
E・C・ベントリー   「トレント最後の事件」
アガサ・クリスティ   「アクロイド殺害事件」
J・ディクスン・カー  「帽子収集狂事件」
A・A・ミルン     「赤い館の秘密」
F・W・クロフツ    「樽」
ドロシー・L・セイヤーズ 「ナイン・テイラーズ」
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんにちは。回答ありがとうございます、初めまして!
そんな作品たちがあったのですね、知りませんでした。
聞いたことのない作者もいらっしゃり・・・これは本格的に読み始めなくては、と再確認しましたよ^^
ありがとうございました、補足でも書いたのですが、
日本ものでも構わないのでありましたらお願いします^^

お礼日時:2008/02/09 11:39

はじめまして。



ドイルのシャーロック・ホームズなら「緋色の研究」から
クリスティーのポアロなら「スタイルズ荘の怪事件」から
マープルなら「ミス・マープルと13の謎」もしくは「ミス・マープル最初の事件【牧師館の殺人】」から
ノンジャンルなら「そして誰もいなくなった」から
クィーンなら「ローマ帽子の謎」から始まる国名シリーズ、または悲劇4部作「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」「ドルリィ・レーン最後の事件」
ざーっと書くとこんな感じです。
このあたりの作品は複数の出版社から何度も出ているため、図書館か書店ウェブサイトなどで題名・作者名等で検索して目星をつけ、買うときは実際に本屋または古本屋で表紙や訳文の気に入った物にすると良いと思います。

以下、私が個人的に好きなものの中から何点か挙げさせていただきますが、おすすめにしては偏っていることを予めご了承ください。
マープル長編の最後のほう。
カーの「夜歩く」。
クィーンの「恐怖の研究」(但しこれはシャーロック・ホームズを全部読んでから)。
クリスチアナ・ブランドの「暗闇の薔薇」。
ドロシー・L・セイヤーズのピーター卿もの(「誰の死体?」から)。
パット・マガーの「被害者を捜せ!」「探偵を捜せ!」「目撃者を捜せ!」「七人のおば」。
キャロライン・グレアムの「うつろな男の死」。
最近で言うとルース・レンデルやP.D.ジェイムス。
割と読みやすいのが多いと思います。私の持っているものはほとんど創元推理文庫かハヤカワ文庫かハヤカワポケットミステリです。

「十角館の殺人」…私も感じましたよ(笑)。

この回答への補足

※質問で書き忘れれたことです。

海外ものにもう1度付き合いたいと書きましたが、素敵な本でしたら、日本ものでも勿論構いません!
よろしくお願いします。

補足日時:2008/02/05 22:14
    • good
    • 0
この回答へのお礼

はじめまして、こんばんは。
丁寧に早い回答、どうもありがとうございました!^^unikamさんの好きなものまで・・・!
それにしても、たくさん・・・ありますね。(笑)しばらくは読む本に困ることがなさそう!(嬉しい!)
どれから読もうかな・・・悩みますね^^;
ネットなどを使って、ちょっと調べてみることにします。
ありがとうございました。また何かありましたらお願いします。

お礼日時:2008/02/05 22:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!