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1.
警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視総監(警視庁)。
警部補以上がキャリアと呼ばれていますよね?
警視総監と道府県の本部長の違いは何でしょうか?

2.
また、ノンキャリアは巡査(町のおまわりさんですよね?)から始まりますが、警部が限界だという話を知り合いから聞きましたが本当でしょうか?

3.
警察庁に入るキャリアの人と、普通の都道府県の警察組織に入る人の意識の違いについて教えてください。

どれかひとつでもいいので、知っている人がいましたらおしえてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

役人の人事には出向というものがあります。

警視総監の場合、警視庁出向となります。警視総監は階級のひとつですが、役職名も警視総監と呼びます。詳しくは、NO.2さんの回答を参考にしてください。警察官は基本的には各都道府県の警察本部が採用試験を行い採用します。警視までは地方公務員であり、キャリアの人も神奈川県出向のようになります。警視正からは国家公務員となり、特に「地方警務官」と呼ばれます。地方採用の場合、警視あたりが出世の限界かと思いますが、過去には例外もあります。地方公務員が途中から国家公務員になるのは、分かりずらいと思います。警察独特の制度ですから。地方採用の場合、上に行くには昇任試験に合格しないとなれません。仕事をしながら受験勉強するわけで、役職も上に行くほど少なくなります。興味があれば、立花書房や東京法令出版の本をおすすめします。
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No2の方が詳しく書かれてるので、若干の補足ということで。



1 「警部補以上がキャリアと…」でななく、キャリアは警部補からスタートするということ。
  警視総監というのは、警視庁(都の警察本部)の長の呼称であり、警視総監職にある人の階級は階級名としての警視総監。
  通常、府県の警察本部長は管区の指揮調整下にあるが、道警及び警視庁は警察庁直結であり、その下に方面本部を持つ。

2 極めて少数ですが、警視監まで行く方も居ました。かつて「推薦」という制度があり、若手警部補辺りで認められて警察庁へ出向し以後人事管理が警察庁管理下に入ってキャリア程でないもののスピード昇任できました。2種が登場以降この辺りの処遇は未知数ですが。

3 一概に言うことは必ずしも適当ではないのですが。警察庁に入るというのは、「官僚」になるのであって、その職域が警察行政だということ。
  自治体警察に入るというのは「警官」になるということ。

キャリア、ノンキャリアは採用区分及びそれによる昇任・経歴の違いであって、今居る階級・職とは基本的に無関係です。
ちなみに、警視正以上は都道府県の警察職員でも国家公務員ですが、当然キャリアの人もノンキャリの人も居ます。
警察庁には他省庁同様キャリアもノンキャリもいます。
警視総監はキャリアですが、これは歴史上キャリアしかなったことがないから。ノンキャリでここまで到達するのは無理だったのでキャリアしかいないということ。
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あと、文字だけではつかみにくいかもしれませんので、この表(参考URL)を見ながら、#2の方の回答を読まれると、分かりやすいと思います。



参考URL:http://homepage2.nifty.com/sozainet/info-police/
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そもそも俗にいう「キャリア」とは、「警視庁」採用ではなく、国家公務員1種合格者で「警察庁」で採用となった方々を指します。


「ノンキャリ」とは地方公務員採用となった方々です。
この他には「準キャリア」と呼ばれる国家公務員2種採用の方々(専門職)もおります。

警察庁は官庁ですが、「警察業務」の円滑な遂行のため、地方自治体の警察(地方公務員)も管轄します。
すなわち、警察庁の内部には「地方機関」として「各地方管区警察局」や「内部部局(警備局や刑事局など)」と共に、「都警察」、「道警察」、「府及び指定県警察」、そして「県警察」が各知事を介して管轄されています。

1.
警視長と警視総監の間に、「警視監」があり、警視総監の上には「警察庁長官」があります。
キャリアは警部補からのスタートとなり、それ以外は全て巡査から始まります。
警視総監は「警視庁(東京都)」のトップですが、この階級になることができるのは1名だけです。
各県警警察本部の規模等により本部長の階級も大きく変わります。
「道警察」、「府及び指定県警察」では「警視監」階級が本部長に就任、それ以外は「警視長」が本部長に就任します。
ちなみに警視監階級で警視庁に行くと、副総監か主要部長となります。

2.
一応、ノンキャリでは「警視正」あたりまで行くことができる…と謳っていますけど、実際には警部が限界でしょう。地方1種採用の場合なら、警視あたりまで可能ですが。
なぜなら警察組織では「警視正」以上の階級は「国家公務員」となるため、地方採用者が栄転することはないからです。
実際、高卒の採用では、警部になることは極めて稀です。ほんの数人でしょう。私の叔父(今年定年退職)がなったときには、周りから賞賛されていたくらいですから。
ちなみに各警察署の署長は警視正が就任します。警部は「課長」となります。
一般的に「ノンキャリ」の限界は各警察署の副署長、もしくは主要課長となります。
また、準キャリアにおいても警視正まではいけますが、その後は不確定とされています。ようするに、駄目だって事でしょう。

3.
国家公務員1種採用試験は、どこの省庁に採用されたいのか希望を出します。
その中でも警察庁は財務省、通産省(今でもこの呼び方でしたっけ?)と並び、かなり人気が高く、且つ、優秀(試験成績が高い)方々が集まります。
目指すは内閣官房とか、各主要ポストになります。
階級制度が用いられているため、とにかくプライドをくすぐられますから。
それに比べたら各都道府県警察採用の、いわゆるノンキャリのほうが、「治安を守りたい」とか、「白バイ警官になりたい」とか…目的意識があると思います。
まぁ、本当のところ意識の違いは本人でなければ分からないでしょうけど。

以上、私本人は違うけど親戚一同、皆警官(キャリア・ノンキャリア双方)のkikumaroがお答えしました。
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キャリアというのは採用時に第1種で採用した人のことをさしますので警部補以上かどうかは関係ありません。

ノンキャリアの警部補もたくさんいます。
ただしキャリアで採用された場合は警部補からスタートします。逆にノンキャリアはある一定以上の出世はできません。

ノンキャリアは警察署長が限界だと聞きましたので警視正あたりではないでしょうか?

警視庁採用は国家公務員でキャリアの場合は全国の警察を統括する立場を目指します。
一方都道府県の警察組織は県単位による地方公務員で、都道府県単位の治安維持が任務になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

「警視庁採用は国家公務員でキャリアの場合は全国の警察を統括する立場を目指します。 」(1)
この文の意味がちょっとわかりません。

最後の文、
「一方都道府県の警察組織は県単位による地方公務員で、都道府県単位の治安維持が任務になります。」(2)
そのあとの(2)の文の話の流れで行くと、警視庁は東京の地方公務員ですよね。それなら、都道府県の地方公務員としての警視庁の警視総監はノンキャリアですか。
それとも、警視庁だけは国家公務員で、警視庁に勤めるということはキャリアを意味するのですか。

お答えください。よろしくおねがいします。

お礼日時:2002/10/01 01:45

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