ビーグル犬の目の病気

手術の術式がいくつかあります。

私の場合をお話しします。（切除は問題外です）

＞糸で引っ張る手術をしても、その後再発の可能性は高いのでしょうか？
＞病院の先生は再発することもあると言っていました。

　 A：可能性は低いですが、再発することもあります。

　「術後の再発はありますか？」　と聞かれれば、どの先生も「可能性あります」と言います。　なぜなら、再発する可能性があるのか、ないのか、の二者択一の質問を飼い主さんからされた獣医師は、この手術に関してはそう答えざるを得ないからです。
「再発の可能性は高いですか、低いですか？」　これは良い質問ですね。
再発する可能性もありますが、その可能性は１／１００もありませんから、１００匹手術して１匹が再度脱出するよりも少ない確率ですね。（あくまでも私の意見です）

＞見た目が変わったり、目の病気になりやすくなったりとかありますか？
　　
　　　A：見た目は当然ですが、よくなります。術後の合併症の危険もありますが、確率はかなり低いので心配ないでしょう。
　　　また、目の病気は確実に減ります。

　良いお顔になりますよ。
また、目の病気になり難くなります。
現状では、腺が乾いて涙の量が減少しやすいし、また結膜炎などがおこり易い状態ですから。
より自然の状態になります。　当たり前の話です。
　その合併症（問題点）としては瞬膜（内側の膜）の動きが悪くなる場合がある、事くらいでしょうか。私は遭遇したことはありませんが１／１０００もないのでは・・・・

勿論、麻酔のリスクもあります。

以上は一般的な話で、個別に多少は違いがでる事もありますから、病院の先生にご相談してください。（術前検査など）

そして、十分に納得されてから手術されることです。

文面では十分に説明できたか、自信がありません。
ただ、こういう方向性でどうでしょう、位の意味でとらえていただければうれしく思います。

こんにちわ。

基本的には＃１のnyanzowさんのご回答が正しいと思います。　腫れ物を切る、という先生にはお世話にならない方がいいですね。

さて、内側に糸で引っ張る手術ですが、私の経験ですと、十二分に満足できる方法ですし、外科手術の上手な先生ならば、眼科専門でなくとも大丈夫です。

リスクも少ないし、是非とも手術をお勧めします。

ポイントは、その手術の症例数が多い先生ですが、飼い主さんが見分けるのがちょっと難しいかもしれません。
電話で何件か相談してみて、感触がいい、ところがベターでしょうか。
手術のリスクとメリットを自信をもって説明してくれる病院を探してくださいね。

こんにちは。

　チェリーアイの場合、絶対に切除してはいけません！飛び出している組織は、実は涙の大部分を産生している組織です。これをもし切り取ってしまうと目の表面を潤すだけの涙を維持することができず、乾性角結膜炎という病気をほぼ必ず発症することが分かっています。乾性角結膜炎を発症してしまうと根本的に治療することはできず、一生目薬で治療しなくてはいけません。
　ですから、うちがわに引っ張り込む手術を選択するべきです。実際には結構難しい手術で、手術後に再発することも多いようですから、なるべく眼科に精通した獣医にかかることと、良く獣医と相談することです。逆に言うと、手術しなくても、ルックス以外には犬は全く問題なく生活できます。手術した方が良いのかどうか、そのあたりもよく相談してみてください。