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質問1
「原価付け替え」とは何でしょうか。

質問2
10万円で購入した原料を原価付け替えするためには、具体的にどのような帳簿上の処理をするのでしょうか。

当方、会計は全くの初心者です。損益計算書、貸借対照表を見たことがあり、複式簿記は1つの取引を借方と貸方の2箇所に記帳するという複式簿記のごく入門の原則を見たことがある程度です。初心者向きの解説を頂けると有り難いです。
また、恐れ入りますが、質問1と質問2をまとめて同時にではなく、質問1と質問2のそれぞれに個別に御回答いただけると有り難いです。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

製品原価の質問のところで追加諮問をされていますが、こちらであわせて説明した方が良いと思うので、こちらでします。



質問1で「原価付け替え」という言葉の意味を聞かれていますが、色々なケースでありますが以下のような回答で分るでしょうか。

 例えば、受注工事のようなもので、ある工事に必要な材料をその工事の原価を計算する会計で買います。そしてその材料を使って工事をし(生産でもいいです)売上げるとします。すると、その工事の原価は、その材料費+工事費用になります。余った材料を捨てればそれはその工事の原価としてそのまま処理されます。
 ところが、たくさん材料を買ったので、余ったその材料を別の工事に使用するとします。この場合、正確に原価を出すためには、別の工事で使用する材料費分を先の工事原価から転用先の工事原価に移さなければいけません。
 この処理も原価(その材料費)の付け替え又は振り替えと言います。

 ここで、別のところで製品原価の計算の事例を出されましたが、それは量産品の生産のような事例で、材料をまとめて買い、それを製品の材料として使用して生産すると言うものです。
 こういう場合(あなたの事例でもそうですが)、材料費(材料の量)と製品の数が1対1で対応していません。買った材料から必要なだけ使用して生産をすると言う形態です。
 このような場合の経理的計算は、材料勘定(経理的に製品として使用されていない状態)、製造仕掛勘定、製品在庫勘定として、管理されます。(専門家ではないので言葉はややあやふやです)
 材料をまとめて買ったときは、材料勘定に費用が計上され、そのうち必要な数量を生産にまわしたとき製造仕掛勘定にその分の材料費を計上し、材料勘定から差し引きます(費用を付け替えます)。
 製品が完成したら、完成製品の数量とともにそれにかかった原価の合計が製品在庫勘定に付け替えられます。

 上記のようにすることにより、製品の原価が計算されます。
 製造仕掛勘定の中に、その製品にかかる材料費、労務費、経費等が計上されます。

 質問2の回答は、上記でお分かりでしょうか?
 別項の追加質問に対しての回答にもなっていると思います。
 これ以上は、生産やそれに伴う経理処理の仕組みがある程度分らないと難しいかもしれません。

 
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この回答へのお礼

たいへんよく分かりました。
有り難うございました。

お礼日時:2008/01/11 18:55

>原料が原価付け替え前で、これを用いて製品を製造しそれが製品在庫となったものが付け替え後


少しというより、全然別のことを言っているのですかね。
文章から想像しても何のことかよくわかりません。
原料と製品は全く別のものですので、「原価」を付け替えるという言葉はあてはまらないと思うのですが。
あくまで私の知識・解釈では。
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仕入品でも価格が変動するなどの理由で在庫品の価値が一定ではない場合に評価し直すことを指すと思います。



一般的には期末の評価を算出して、在庫品に対して評価損(益)を振り替えます。

この回答への補足

御回答いただき有り難うございます。

質問した「原価付け替え」は、「原料が原価付け替え前で、これを用いて製品を製造しそれが製品在庫となったものが付け替え後」のような文脈で用いられています。

頂いた御回答とは少し意味が異なるように思うのですが...。

補足日時:2008/01/07 20:08
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