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素人なので変な質問をしているかも知れませんがご容赦ください。

すべての物質は基本的に中性子、陽子、電子でできていてその組み合わせが各物質の種類だと、化学の教科書にあったのですが、金に限らないかもしれませんが、なにか反応を起こさせるなどして人工的に物質を作り出したりできるのでしょうか。できない場合その根拠などお教えいただけたらありがたいです。

 素人の勝手な憶測ですが、宇宙はビッグバン当時は水素とかヘリウムとかしかなく、恒星等の内部で高熱や重力により核融合などで重い物質ができてくるというのを聞いたことがあるのですが、人工的に核融合とかを起こさせて金を作れないのでしょうか?

稚拙な質問ですみません。誰か参考意見をいただければ幸いです。

A 回答 (9件)

他の方も書かれていますが、「作れない理由」ではなくて、「作らない理由」になります。



作ることは可能のようですが、やはりコスト面だそうです。
太陽は現在、水素をヘリウムに変える核融合の反応で輝いています。現時点での太陽のエネルギーでさえここまでです。
超新星爆発を起こす際は、どんどん核融合を行った物質が、最後に重い「鉄」になったときに、星の中心めがけて落下するときの衝撃波が星の外側を吹き飛ばすそうです。そのときに、核融合よりもさらに大きなエネルギーを発生するので、「鉄」以降の元素はそこで作られると言われています。超新星爆発の残骸のガスの中に、コバルトなどの鉄よりも重い元素が確認されているようです。

ところが「金」のようなもっと重い元素は、超新星爆発程度のエネルギーでは作られないと聞きました。まだエネルギーが足りないとのこと。
では「金」などのさらに重い元素はどうやってできるかと言うと、「ハイパーノバ」と言われる、スーパーノバ(超新星爆発)を起こす星よりもさらに大きな質量を持った星の最期に起こる、とんでもないスケールの爆発で作られるのではないかと考えられているそうです。

地球上でそのような高エネルギーの場をつくるのは極めて困難だと思います。極限られた空間で、一瞬しかそのような場は作れないと思います。従って、設備にかかる費用も莫大なものになると思いますが、想像すらできません。

我々が普段目にする「金」にもし口があれば、「お前はどこの星の生まれだ?」と聞いてみたいものです。それらの金が金になるのにどれだけの高温と圧力を受けたのか、そしてどこにあった星から来たのか・・・。
なんだか夢のある想像ができると思いませんか。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

太陽系は2世の恒星系だそうです。以前にあったもっと大きい恒星の超新星爆発の後にちりがあつまってできた恒星だそうです。そうしますと仰せのハイパーノバが1世の恒星で起こった可能性が高いと推測できます。その際の巨大なエネルギーが発生して金などの重い元素ぞ形成したのではないかと私は考えています。

 宇宙にはきっと、金だらけの星とかきっとあるのではないかと私は思っています。

参考になるご意見いただけありがとうございました。

お礼日時:2008/01/01 20:21

作れますし、作った例もあります。


ただ、装置等、何億円もの予算を掛けて、金原子を数個とかです。
コスト的に折り合いません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

大変興味深い実験ですね。他の物質とかも人工的に作ったのでしょうか?ちょっと後で調べてみたいと思います。

参考になるご意見ありがとうございました

お礼日時:2008/01/01 20:15

人工的には白金に高エネルギー粒子を衝突させて作ります


原価のほうが高い(○_ _)ノ彡☆ ポムポム
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

へー!なるほど、そうやって作るのですね。物質が違うものに変わってしまうなんてまさに錬金術ですね。

参考になるご意見ありがとうございました

お礼日時:2008/01/01 20:14

作れますよ。

技術的には可能だけど、製造コストが膨大に掛かるので実験以外では行わないだけです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

なるほど、実験では作れるのですね。大変感動しました。実験とはいえ金が作れるとはさすが人類です。科学の力は偉大ですね。

参考になるご意見ありがとうございました

お礼日時:2008/01/01 20:12

恒星内の核融合反応で生成されるもっとも重い元素は鉄で、これより重い元素は星が爆発したときに生成されると考えられています。


つまり、全く違うアプローチを考えつかない限り、超新星爆発並のエネルギーを制御できないと人工的にこれらの元素を生成することは出来ないと言うことです。
人類は未だ、その技術を持っては居ません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/01/01 20:10

理論的には、金の前後の物質に核融合・核分裂をかければ、金を作ることは可能かもしれません。

しかし、現実には、金のように鉄よりも重たい原子は、恒星が死に絶える時にしか生まれません。無論、人類はそのような環境を備えた原子炉を製造する技術レベルに達していません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

太陽系は2世の恒星だそうです。つまり、太陽はそれまであった巨大な恒星が超新星爆発の後に残骸からできた恒星だそうです。ですので金はそのときの恒星の超新星爆発の際にできたものと私は考えています。
 
 宇宙にはいろんな規模の恒星があり、太陽よりもはるかに巨大な恒星もあるのでもしかしたら金だらけの恒星もあるのではないかと想像しています。

参考になるご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/01 20:09

直接回答ではないですが、人工物質としてプルトニウムがあります


http://www3.fepc.or.jp/cycle/pultonium.html

また宇宙のつくりからについては、小説ですが
「神様のパズル」
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31699419
がおすすめです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

なるほど大変興味深い本ですのでぜひ読んでみたいと思いますありがとうございました。

お礼日時:2008/01/01 20:04

理論的には可能です。


ただ、元素を作り出すためには膨大なエネルギーが必要ですが、現在の技術では超新星爆発に匹敵するような条件を実験室規模とはいえ人工的に作り出すことは不可能です。
なお、ビックバン当時には水素、ヘリウムどころか陽子、中性子すら存在せず最小の素粒子の電子やクォークが充満していたと考えられます。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

やはり金を製造するのは難しいようですね

お礼日時:2008/01/01 20:02

 核融合を自由にコントロールできれば「金」を作る事はできるハズだと


思います。あなたがおっしゃる通り、宇宙は水素とヘリウムからスタート
して、次第に重い元素を生成したのですから。
 但し、最も簡単に融合できるのが水素→ヘリウム合成で、それすにすら
四苦八苦しているのが我が人類の科学レベルです。
 一度見た事があるだけでウロ覚えなのですが、水素やヘリウムから
遠ざかるにつれて合成場の強度がウナギ上りに大きなモノが必要になる
グラフを見た事が有ります。これからすると「金」は、まだまだ夢のまた
夢でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

なるほど大変参考になりました。やはり人工的に作れないから価値が高いのですね。これからもし作れる技術が出てきたらきっと金相場は暴落してしまうでしょうね。

ありがとうございました

お礼日時:2008/01/01 20:01

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