アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

心不全により心伯出量が低下すると、どうして浮腫がおきるのでしょうか?
どうしても分からないので、教えてください。

A 回答 (3件)

都内の医学部生です。


心不全により浮腫が起こるメカニズムは複雑です。いくつか述べます。

(1)拍出量が下がるため静脈系の圧が亢進する
→毛細血管圧亢進
→毛細血管よりの漏出

(2)拍出量が下がるために動脈系の循環血液量が減少する
→動脈圧低下
→レニン-アンギオテンシン系による腎におけるナトリウム再吸収の亢進
→血中ナトリウム濃度上昇
→血液の浸透圧増加
→循環血液量増加、尿量減少
→余った水分が血管外にも漏出

という感じです。(2)の方はちょっと難しいかもしれません。最初は組織から血管内に水分が移動しますが、最終的に血管内だけではキャパオーバーになり組織の方に漏出してくるのです。
    • good
    • 15

血管内に水がだぶついている状態なので、膠質浸透圧は下がるでしょう。

タンパク質が薄まる状態です。
静脈に水がだぶついている状態なので、静脈圧↑+組織間隙圧→なら相対的に組織から静脈への排出能が低下するでしょう。
    • good
    • 0

血液を送り出す力が低下します。


その結果血液の流れが悪くなり、水分を回収しにくくなり
浮腫が起こります。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
水分を回収しにくくなるというのは、具体的にはどういうことでしょうか?
心伯出量が低下し、動脈圧が低下することによって、膠質浸透圧や静水圧差などはどのように関係してくるのでしょうか?質問ばかりですいません。

補足日時:2007/12/25 15:31
    • good
    • 4

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!