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猟銃による事件が後を絶ちませんよね。 日本刀による殺傷事件も多いと思います。

これらは警察や公安当局の許可を得て所持が許されているはずです。

昔はたしかに山で猟をするのが生活の糧になっていた人がいたと思います。 猟師と言って肉や毛皮で生活費を得ていた人たちです。

でも、こんな人ってもういませんよね?

今、猟銃を持っている人は 「猟友会」 と言うのでしょうか、要は単なる 「趣味」 で猟を楽しんでいる人たちだと思います。 あとはクレー射撃、これも趣味ですよね。

日本刀も同じで、武士じゃあるまいし、日本刀を持つのが仕事になっている人って今の日本にはいないはず。 これも 「趣味」 として持っているように思います。

という事は、銃も刀も全面禁止にしてもいいように思うのですが ・・・ そして日本刀は美術館などで買い取る。 銃は国が買い取って全て廃棄処分。

そうすれば、少なくとも今回のように銃の乱射による大量殺人事件なんて起きないし、また日本刀による殺傷事件も無くなるように思います。

勿論、「その代わり別の方法による事件が増えるだけ」 という考えも出来るでしょうが、少なくとも安全な社会に一歩近づけるように思うのですが、ダメでしょうか?

銃刀所持の全面禁止をしたら、何か困る事はあるでしょうか?

A 回答 (16件中1~10件)

 ご指摘の通り、結論が出ないQ&Aになるという点では同意します。



> 暴発や誤射による被害者は無視されるおつもりですか?

 無視という言葉で表現されるのは不本意ですが、暴発や
誤射( クマと間違えたとかですよね? )に関して言えば、
「 運が悪い事件だなあ 」という認識です。

 先日の、子どもが誤射してしまった事件について言えば、
「 弾を込めた状態で放置するなんて! 」という憤りは感じ
ますが、銃そのものが悪いとは考えません。子どもがライ
ターで遊んでいたら火事になったのと似たような状況です。

> 何の関係も無いのに、熊や猪と間違って銃で撃たれ死亡された人の
> 遺族の前でも同じ事が言えますか?

 そんなこと言えませんよ。それは銃禁止が正しいかどうか以前の
問題です。自動車事故で死んだ人の遺族に「 でも自動車が悪いわけ
じゃない 」なんて誰も言えないのと同じことです。

> 拳銃も散弾銃も含めて、もし銃というものがこの世に存在していなければ、こんな大量虐殺事件は発生しなかったように思います。 

 ここまで何回も「 拳銃と猟銃は違う 」とご説明していますので、
そのうえで「 拳銃も散弾銃も含めて 」という表現をされるのであれば、
おっしゃるとおり見解の相違だと言わざるを得ません。

> 失礼ですが、もし nidonen 様のご家族が凶弾に倒れても同じ事を主張されますか?

 その犯人を絶対に殺してやるという強い意志は持つでしょうが、
銃反対の立場にはならないですね。身内を殺されたとき、どんな
手段で殺されたかなんて関係ないですよ。もし身内が銃で殺され、
誰かが「 ぜひあなたが銃反対に立ち上がって 」などと言ってきたら、
むしろ「 オレの身内の死をお前の思想に利用するな! 」と激怒します。

 ちょっと違う話をさせてください。私は嫌煙派です。公共の場での
喫煙は全面禁止にするべきだと考えています。でも、タバコの販売を
禁止すべきだとは思いません。他人に迷惑をかけず、自己の健康を犠
牲にする覚悟があれば、吸ってもいいと考えているからです。つまり
私が望むのは喫煙制限の厳格化であり、タバコ禁止ではありません。

 タバコと銃では違うとお考えかもしれませんが、厳格化と禁止の
あいだには乗り越えられない高いハードルがあります。猟銃所持認
定の厳格化といったご意見なら、私も賛成できます。とくに今回の
事件では、警察の不手際も報道されていますしね。銃による事件を
減らすためには、まず厳格化を先に主張すべきだと考えます。
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この回答へのお礼

何度もお答え頂き、有難うございました。
不本意ながら、議論になってしまったようで申し訳ないです。
ただご意見を伺って、少なくとも 「銃の使用による被害者は何とか避けなければいけない」 という点では意見が一致したように思います。
それが全面禁止という方法か、あるいは、おっしゃるように厳格化という方法を採るかでは色々意見があると思いますが、当局には一日も早く対処してほしいものです。
因みに私も嫌煙家の一人です。 毎日、不心得者のタバコのため不愉快な思いをさせられています。 ただこの点については、私もタバコを全面禁止にする事までは考えていません。 同じ意見です。

なお、何度も意見を述べる内に、失礼な部分や不愉快に感じられるところがありましたら、お詫びします。
有難うございました。

お礼日時:2007/12/21 16:31

 #8です。



> 「銃や日本刀なしでは、私たちの社会は一日も維持できない」
> と考えられるような 「絶対必需品」 とお考えでしょうか?

 必需品であるとは思いますが、なくなったら社会が維持でき
なくなるほどの緊急性はないでしょう。ただ、「 社会維持に必
要な必需品以外は禁止すべき 」という考え方には賛同できません。
そういった考えは全体主義に陥りがちで、危険ですらあります。
※あなたにそういう意図がないことはわかっています

> そんな物が無くても生活は出来ます。

 銃や日本刀に限らず、あらゆる物事の反対理由として、「 そんな
ものはなくたって生活できる 」というのは、適当とは思えません。
クジラを獲らなくても生活できる。中国にガス田を奪われても生活
できる。青酸カリがなくたって生活できる。北朝鮮の拉致被害者は
見たこともないし帰ってこなくても我々は生活できる……。

 決して極論ではありません。自分の身の回りだけから判断して、
生活に必要なもの以外は禁止すべきという考えは、使い方次第で
かなり危険であることを知っておいていただきたいのです。害獣
駆除にしても、被害を受けている人にとっては切実な問題です。

> 野生動物の「狩猟」なんて、その銃の持つ性格のほんの一部にすぎないと思います。

 これは観念論です。日本では猟銃とスポーツ銃のみが所有でき、
30 万丁の猟銃は害獣駆除や狩猟のために使われています。そう
いった前提を無視して、「 銃は人殺しの道具だ 」と主張される
のは、結論ありきと受け止めざるを得ません。

> 散弾銃でもあっても、被害者の数はやはり8人ですか?

 これも観念論です。散弾銃で8人が殺害された事件はいまだない。
これが現実です。仮定の話をはじめたら、100 人殺したかもしれ
ないし、暴発で一人も殺せなかったかもしれない。

 いっぽう、下関通り魔殺人事件では自動車を暴走させて7人を
ひき、さらに包丁も使って5人を殺しています。大量殺人が目的
なら銃なんて必要ありません。群集に向かってクルマで突っ込めば
簡単ですよ。殺人事件では手段はさしたる問題ではないのです。

> 日本は戦場ではありません。

 おっしゃるとおりです。だから拳銃は禁止され、爆発物の所持も
固く禁止されています。何度も言いますが、猟銃や日本刀は戦場で
使われるものではありません。それを戦場と結び付けているうちは、
「 禁止反対 」を口にする人と相容れることはありえないでしょう。
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この回答へのお礼

何度もご意見を頂き、感謝します。

どうもこの問題は死刑制度存続・撤廃の議論と同じで最終的には見解の相違にしかならないと思いますが、ただ 「社会維持に必要な必需品以外は禁止すべきという考え方には賛同できない」というご意見なんですが、これは私もそう思います。 私が言いたかったのは「市民の生命の安全を脅かすような危険な品物は出来る限りこの社会から撤廃すべき」という事だったんです。 銃や日本刀のような危険な武器ががこの社会にどんな貢献をしているのか理解出来ません。

今年アメリカのバージニア工科大学で発生した銃の乱射事件ですが、32名死亡、29名負傷という規模の大きな事件 (これは拳銃だったようですが) がありましたが、拳銃も散弾銃も含めて、もし銃というものがこの世に存在していなければ、こんな大量虐殺事件は発生しなかったように思います。 「そんなもの、単なる観念論だ」 と否定されると思いますが、「銃の被害者」 が多く発生したという事実は誰にも否定できないと思います。

それと犯罪ばかり指摘されていますが、暴発や誤射による被害者は無視されるおつもりですか? 
私が何度も指摘したのですが、なぜかこの部分には触れられていませんね。

専門家ではないのでネットで調べるより方法が無かったのですが、昨年2月現在の銃の使用による事件や、暴発や誤射による被害をまとめたサイトがありました。

http://www.za.ztv.ne.jp/up36uvks/h17jikojirei.html

毎年のように被害者が発生しているようです。
自損事故については自業自得と言えると思いますが、何の関係も無いのに、熊や猪と間違って銃で撃たれ死亡された人の遺族の前でも同じ事が言えますか?

失礼ですが、もし nidonen 様のご家族が凶弾に倒れても同じ事を主張されますか?

お礼日時:2007/12/21 15:12

回答します。



あなたの意見大いに賛成です。

no1さんの
イノシシやサル、シカなどが山から下りてきて、農家などが被害を受けているという話は聞いたことがあるかと思います。そのためにも狩猟がなくなると困る人たちがいます。
これは警察がすればいいと思います。

no3さんの
自分や自分の縁者には持ってる人がいないから禁止しても良いとお考えならあまりに短絡的だと思います。
そんな事はありません、私の父も散弾銃とライフルを持っていますですが禁止にして欲しいです。父が銃の手入れをしているのを見るたびに軽蔑します。

no8さんの
では包丁は禁止すべきですか?
矛盾しています、包丁を禁止したら料理が出来ませんが・・・笑

悪までも銃を全面禁止にしての危険性が減るとゆう事を言いたいのですよね?質問の意図が分かってない人が沢山いるようですね、今や日本もアメリカと変わりませんね。無理に決まっていますが全面禁止にして欲しいです。
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この回答へのお礼

有難うございました。 賛同して頂いて感謝します。
「危険だから全面禁止に」 と訴えたら、「それは民主主義に反する、国家がそこまで関与するのは反対」 という反論が必ずあります。 なぜダメなんでしょうね。 

例えば、アメリカでは州によってマリファナを常用しても合法とされるようですが、日本では全面禁止になっていて、個人的な目的であっても明らかに犯罪になりますよね。 これを同じように銃や日本刀を全面禁止にするのが、なぜいけないのか理解できません。

狩猟やスポーツ性を主張される方もおられますが、OKとする事によるメリットよりも、OKとした事によるデメリット・社会的リスクの方が遥かに大きいように感じています。

日本で銃や日本刀が全面禁止になるまで、この先、一体何人の命が犠牲にならなければいけないのか、そう考えると溜息をつくしかありません。

お礼日時:2007/12/21 10:46

> 銃や日本刀が、「本来は別の目的を持つ」という分類に含まれるのですか?



 銃( 猟銃 )は狩をするための銃です。日本刀はもともとは武士の
武器でしたが、現在では美術品および剣術における用具としての
用途が主となっています。ですので殺傷は目的としていません。

> 拳銃と散弾銃や猟銃、どこに違いがあるのでしょうか?

 拳銃は、人を殺傷する目的で作られました。狩猟目的なら猟銃や
ライフルを使えばよく、拳銃はむしろ不便で危険です。その両者を
同じ銃だと捉えてしまうのは、あまりに大ざっぱです。

 たとえば、なぜ警官は拳銃を所持するのか? それは治安維持の
ための武力として拳銃がもっとも合理的な手段だからです。警官が
散弾銃や猟銃を持つことは決してありません。目的に適していない
からです。よって、拳銃と散弾銃や猟銃を一緒くたに考えるのは、
日本刀と包丁を同じ刃物と捉えるくらい大ざっぱなことです。

> 戦争で多く使われたのはそのためです。

 戦争では猟銃も日本刀も使いません。戦国時代には使っていた
かもしれませんが、当時の事情を現代に当てはめるのは不適当です。
そもそも当時と現代では、戦争に対する概念自体がまるで違います。
昔は「 我こそは○○なり! 」と宣言してから相手に切りかかる
ような時代でしたからね。戦争にも様式や流儀があったのです。

> 銃の乱射事件の場合には被害者が数十人に上る恐れがあると思います。

 文章にするのもイヤですが、附属池田小事件では包丁で8人の
児童が亡くなりました。銃だから被害者が多い、包丁なら少ない
といった区分けには、合理的な意味はありません。

> 全面禁止にすれば、例えば「銃が使用されたら10人の被害者が
> 出る事件が、ナイフが使われたため2人の負傷者で済んだ」 と
> いうような可能性ってないでしょうか?

 その可能性は果てしなくゼロに近いでしょう。質問者さんは銃の
殺傷能力を過大評価しています。実際のところ散弾銃を含む猟銃が
日本には 30 万丁以上もあるのに、数十人が被害者になった事件は
一度も発生したことがありません。人間はそう簡単に複数の他人を
殺すことはできないのです。

 それに、銃を完全に廃止したところで、「 銃による殺人 」がなく
なるだけで、殺人事件が減るわけではありません。「 一回の事件に
おける被害者が少なくなるかもしれない 」という期待だけで銃禁止&
回収を行なうのは、事件に対する過剰反応に過ぎません。

 質問者さんは「 包丁は生活に必要 」と言いますが、確実な殺傷
能力を持つことには変わりません。それなら「 すべての包丁は購入
時に購入者登録を義務付け、一家庭あたりの包丁数を人数分に制限し、
厳格に管理すれば、包丁による殺人事件は減るはずだ 」という意見が
あったらどう思いますか? それはいいアイデアだと思いますか?
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この回答へのお礼

再度のご意見、有難うございました。
ゆっくり読ませて頂いたのですが、nidonen 様は銃や日本刀については現状のままが最良と考えておられるように感じました。 というか、少なくとも今以上の規制はする必要もない、危険性は銃も包丁も同じというご意見と感じました。

これ以上は議論になるだけで本カテの主旨に反すると思うのですが、そもそも銃はその発祥の頃から人間を殺害するのが目的で考案・開発されたものだと思います。 あくまでも戦場において相手を殺傷させる目的ですね。 野生動物の「狩猟」なんて、その銃の持つ性格のほんの一部にすぎないと思います。

最初に銃がこの社会に誕生してから数百年経過したと思いますが、その間に銃が使用されたケースを考えたら、主たる目的が人間を殺傷するためと考える方が合理性があると思います。

池田小学校の例ですが、もし犯人が散弾銃を持ち、数百発の実弾を用意していたら、被害者は何人になったと思われますか? ある意味、包丁だから8人で済んだという考え方には合理性はありませんか? 散弾銃でもあっても、被害者の数はやはり8人ですか?

包丁を例に挙げられる方が多いですが、これは自動車と同じように、考案・発明された経緯が 「より社会が便利になるように、より生活が豊かになるように」 という目的だったと考えます。 私たちの社会は包丁や自動車の存在に極めて大きく依存しており、それら無しでは一日も維持できないと思います。

もしかして、nidonen 様は、「銃や日本刀なしでは、私たちの社会は一日も維持できない」 と考えられるような 「絶対必需品」 とお考えでしょうか?

少なくとも、私の場合は、生まれて今まで銃も日本刀も間近で見た事も無ければ、触った経験もありません。 そんな物が無くても生活は出来ます。 日本は戦場ではありません。

お礼日時:2007/12/21 10:34

ライフル射撃を13年やっているものです。

民間人です。
今回の事件には本当に大きな怒りを感じています。
スポーツとしての射撃競技を本当に真面目にやっている人間が大勢います。射撃競技というとどうしても警察官や自衛隊の人間がやるものという世間一般的な解釈があるようですが、実際は民間人でもオリンピックや世界選手権、やアジア大会などに出場しています。メダルを獲得している人もいます。ほとんどの射撃競技者はそのような目標や夢を持ち、法律を遵守し、日々練習・競技を行っています。そういう人たちにとっては、もし全面禁止という事態になったとしたら非常に残念な事になりますね。
毎日、あまり知識のないマスコミやTV司会者、コメンテーターのあまりに一方的な言葉等を聞く度に、真面目に取り組んできた人間達は傷ついています。
もう世間では射撃をやっているという事だけで、危険人物扱いなのかもしれません。世界選手権や国体で良い成績をだしたとしても日本に射撃競技はいらないという認識をされているのだとしたら非常に悲しく、空しいですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。 実際に射撃を趣味にされておられる方からご意見を頂き、感謝しています。
勿論、私も圧倒的多数の愛好家の皆さんはキチンと管理され、法を遵守されていると思います。
従って、最終的には「見解の相違」にしかならないかも知れないですが、銃や日本刀を「趣味の世界の話」と片付けるのには抵抗を感じています。
大変、失礼かとは思いますが、そもそも銃や刀は相手を殺傷する目的で開発された製品だと私は考えています。 それも可能な限り、「簡単に、大量に、そして自分だけは安全に」 という観点から改良を重ねてきたように思います。 過去のあらゆる戦争で使用されたのは大量殺戮に極めて便利な武器だからでしょうね。
私は銃には全くの素人で、ライフル射撃と猟の世界の区別がつかないのですが、どうなんでしょう、これら銃の所持を趣味として存続させるのは、社会にとってリスクが大きすぎるように感じます。
というのは、99%の愛好家がキチッとした管理体制にあっても、残る1%の不心得者が大変な事件を起こす可能性があるわけです。 特に銃の場合には、アメリカの乱射事件をみるまでもなく一度に大量の被害者が発生しますよね。 銃にはそんな危険性が潜んでいるわけです。
その他にも手入れ中に暴発したとか、熊と間違って射殺されたとかの事件もありますが、もし全面禁止となった場合は、今後これらの事故の被害者はなくなるように思います。

お礼日時:2007/12/20 13:28

長崎での事件はショッキングで悲惨な事件だと思います。


私が毎月購読している雑誌で偶然にもクレー射撃について特集を
していました。
大雑把に所持許可の手順を掲載しているのですが、気になる一文が
ありました。
執筆者の個人的主観も入っていると思いますが「普通運転免許証を取るよりも簡単」と書いている部分でした。
もっと厳しく実施されているものと思っていたので。
私も禁止にしたからといっても同様の事件の減少には繋がらないと
思います。
現行法で不備なところを強化し、遵守することで所持不適格者には
持たせないようにする事で充分だと思います。
全米ライフル協会がよく使う言葉で「銃が人を殺すのではない、持っている人間が殺している」
のような発言をしています。
私はこの言葉を鵜呑みにはしてはいませんが、危ないから全面禁止と
いう考えにも賛成はできません。
人殺しの道具に成り得るものは全面禁止にしますか?
アーチェリー、弓道でも殺せますよ?
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この回答へのお礼

有難うございました。
勿論、アーチェリーや弓でも殺人事件を起こす事は可能な場合があると思います。
ただ散弾銃と比べると、事件の容易さと被害の大きさに圧倒的な違いがあると思いませんか?
まず弓で相手を殺害しようと思っても、実際の現場ではそう簡単に出来るとは思えません。 弓を引いて相手の急所に狙いを定める動作や集中力が相当必要ですが、当然相手はそれを見て反応するでしょうし、まず一撃で殺害するのは極めて難しいと思います。

それに比べて銃の場合は最初から大量殺人を目的として開発されたわけですから、特に散弾銃の場合なんかは急所をピンポイントに狙う必要は無く、銃口を相手の体「付近」に向けて指一本動かすだけで、広範囲に広がった散弾で相手を殺害できるわけです。
殺傷力では桁違いの恐ろしい凶器だと言えますよね。

質問に挙げましたが、こんな物、私たちの社会に本当に必要なんですか?

昔、自動車が走る凶器と言われましたが、それでもこの社会に存在し続けるのは、「社会生活の維持にとって不可欠な存在」 だからと思います。 自動車無しの100年前の社会に戻れないからです。

従って銃や日本刀と、社会に必要不可欠な自動車、あるいは生活に必要な包丁やカッターナイフなどと同じように論ずるのは間違いだと思います。

お礼日時:2007/12/20 13:00

> 猟銃による事件が後を絶ちませんよね。

 日本刀による殺傷事件も多いと思います。

というのは思いこみです。
最近おこった乱射事件はショッキングでしたが、今年上半期の数字だと、銃器類(猟銃の他に拳銃などもふくまれる)が殺人・強盗で使われた割合は事件数ベースでわずか2.4%に過ぎません。一方のナイフなどの刃物は約6割です。
猟銃に限った話だと、今年上半期では殺人事件は3件、うち一件は未遂、ということですので、非常に少ないことが分かるかと思います。その他すべての犯罪を合わせても9件です(それでも今年は多い方です)。そしてその大部分が、殺人・強盗以外の犯罪に使われています。
ですので、

> 少なくとも安全な社会に一歩近づけるように思うのですが、ダメでしょうか?

については、ほとんど意味がない、ということになります。安全にするためだったら、戦前にあった隣組のような地域社会を復活させることがもっとも効果的で望ましい。次善の策として、街灯を増やす、等のほうが、遙かに実効性が高いでしょう。


また日本刀云々と言っていますが、少なくとも日本刀に関しては刃のない日本刀がほとんどで、実際に刃のある、切ることの出来る日本刀を所持している人は、少数である日本刀所持者の、そのまたごくごく少数、という事になります。
そういったものは、大抵は歴史的・美術的価値が高いものです。つまりは美術品をどう扱うのか、という、法律上まことにやっかいな問題になります。
因みに、刃が無くとも鉄の棒ですので立派な武器です。統計上は刃物類に分類されます。


> 銃刀所持の全面禁止をしたら、何か困る事はあるでしょうか?

一番困るのが農林業で、害獣の駆除を行うもっとも有効な方法の一つが銃です。また、鉈や山刀などの一部には銃刀法に引っかかるため、登録してあるものもあります。

本州ではあまりいないのかも知れないですが、例えば北海道に小樽市という、北海道としてはかなり大きな街がありますが、度々熊が出ます。
他の方の回答で治安出動云々と出ていましたが、治安出動は内乱または外国からの侵略に対応するための命令です。勿論、害獣駆除を自衛隊がやらないわけではなく、警察や猟友会と共に参加している場合が多いです。

また実際問題として、定数でも14万人しかいない(もっと少ない)陸上自衛官だけで害獣駆除を行うのは困難です。彼らに託すとなると大幅な増員が必要で、その分だけのコストは、増税か、公共サービスカットかによって、結局国民に跳ね返ります。
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この回答へのお礼

ご意見、有難うございました。
銃による事件数が僅か 2.4% しかないというお話なんですが、これらの事件での被害者なんですが、もし犯人が銃ではなく他の凶器を使用していたらと仮定した場合、もしかすると殺害された人が減っていた、あるいは、どうしても凶器から逃げられなかったとしても殺害ではなく「負傷」で終わっていたと考えられないでしょうか?

そもそも銃や刀は大量殺人を目的として開発されたものですよね。 全面禁止にすれば、事件数は同じでも被害の内容が変わると思うんですよね。

それにこの統計には、銃の暴発事故や、熊と間違って射殺された農家の主婦の数は入っているのでしょうか?

お礼日時:2007/12/20 11:55

なかなか難しい質問だね。


銃器とかは(本で見たりモデルガンや海外での射撃場等で)
好きだけれど個人的には禁止してもいいと思う。
そうは言っても商売にしている人達も少ないながらいるから
何らかの許可は残しておくべきだな。
獣害についても猟友会が出張るのが常識化しているけれど
本職の人や自衛隊で良いと思う。
獣害で自衛隊が出て来ないのは人も犬も
猟の訓練をしていない事と
出動要請の手続きが面倒だからだよね。
法律と訓練を改善すれば良いだけの話だ。
高速ヘリがあるから要請さえすんなりいけば
猟友会を待つより早い筈。
降下すれば良いからヘリが降りる必要も無いし
迎えは要請と同時に兵員輸送車が出れば良い。
趣味の部分でいえばクレー等の射撃場とか
警察もしくは管理団体を新設して
有料で預ける等の決まりがあると良い。
個別のブースを作って手入れもそこで行わねばならないとかね。
猟や練習等で持ち出す時には申請書を提出し許可を得る。
個人管理だから危険なんだよね。
刀剣等も同じ扱いにすれば良い。
事実上個人所有だし売買も可能。
警察も天下り先が出来る。
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この回答へのお礼

貴重なご意見、有難うございました。
先のご回答でも野生動物の駆除を問題視される方が多かったですが、私も警察や自衛隊に依頼するのが当然だと考えます。 両方とも射撃を専門に訓練している組織があるはずです。 
今まで猟友会などに依頼していたのは、おっしゃるように、要はそんな習慣が無かったからという単純な理由だと思います。
銃刀類の全面禁止が無理なら、おっしゃるような方法で、極めて厳しい管理体制の中でやってほしいですよね。
少なくとも頭のおかしい人間が大量殺人事件を起こす可能性が限りなくゼロに近くなる体制にしてほしいものです。

お礼日時:2007/12/20 11:44

 たしか昔、刑法の授業で習ったのですが、凶器には2種類あります。


殺傷のみを目的としたものと、本来は別の目的を持つものです。

 前者の代表は拳銃です。ですから拳銃の一般人所持は一切許可されて
いません。警察や自衛隊、海上保安庁職員といった特別職の公務員だけに
所持が許されており、管理もものすごく厳格です。

 いっぽうの後者には、猟銃や日本刀が含まれるほか、金属バットや
包丁類も含まれます。包丁なんてスーパーでも売ってますし、確実に
殺傷能力がありますけど、刃物禁止令なんて想像できませんよね。

> 少なくとも安全な社会に一歩近づけるように思うのですが、ダメでしょうか?

 猟銃や日本刀の禁止は、犯罪の現象にはなんら寄与しないでしょう。
ほとんどの殺人事件は、猟銃や日本刀以外の手段で実行されています。
そのなかで、猟銃と日本刀だけを禁止することに実効性はありません。
むしろ、他の方が説明されているように暴れ熊の駆除などに支障を
きたすだけですね。

 佐世保の猟銃による殺人事件はたしかに衝撃的でしたが、函館で
発生した一方的な片思いが原因での殺人事件では包丁が使われてい
ました。では包丁は禁止すべきですか? 事件の残酷性に目を奪わ
れていては、犯罪抑制という本来の目的から離れた議論に陥ってし
まう可能性があると思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
たしかに凶器には2種類あると思いますが、銃や日本刀が、「本来は別の目的を持つ」という分類に含まれるのですか?
拳銃と散弾銃や猟銃、どこに違いがあるのでしょうか? 
銃も日本刀も所詮は人殺しの目的で開発されたはずです。 戦争で多く使われたのはそのためです。
包丁やカッターナイフと同じと考えるのは無理があるのではと思います。

おっしゃるように全面禁止にしても「他の方法で事件を起こすだけ」という考えもあるとは思いますが、銃の乱射事件の場合には被害者が数十人に上る恐れがあると思います。 被害者の数が桁違いになるんですよね。 アメリカでそんな事件が数え切れないくらいあるはずです。

たった一人で、包丁や金属バットを使って銃乱射のような大量殺人事件を起こすのは物理的に無理があるのではと考えます。 全面禁止にすれば、例えば「銃が使用されたら10人の被害者が出る事件が、ナイフが使われたため2人の負傷者で済んだ」 というような可能性ってないでしょうか? それだけでも禁止にする価値があるように思うのですが ・・・ 私は、たとえ全面禁止が犯罪抑制にならなくても、「大量殺人事件」を未然に防止するという観点からそう考えています。

お礼日時:2007/12/20 11:27

治安のために狩猟が必要だというのなら自衛隊に治安出動してもらえばいいです


税金を納めているのだかそれくらいはしてもらっても撥は当たりません

狩猟で銃が必要な人がいるのならそういう人たちにだけ許可をすればいいのです
趣味で銃や刀剣を所有することを禁止すればいいのです
銃刀愛好家の要求を認めた結果が殺人の原因になるなんて真っ平ごめんです

どうしても撃ちたかったら完全に隔離された射撃場で射撃場備え付けの銃で撃てばいいのです
その上で銃刀の不法所持者は殺人未遂にするべきです

必要だというのは愛好家の意見であって必要としない人のほうが多いのです
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この回答へのお礼

有難うございました。
どうも反対意見が多かったので、何で? と思っていました。
個人の趣味より人間の命の方が大事だと思うんですが ・・ 昔、「人命は地球より重たい」 という言葉があったはずですよね。
いくら理屈をこねても、人殺しの道具を趣味にするのは間違っているように私は思います。 少なくとも日本では。

お礼日時:2007/12/20 11:08

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