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特許技術についてなんですが。
  韓国のサムスンは日本から技術を輸入して製品を作っていると聞きました。知っての通り、サムスンは半導体分野などでかなりのシェアを持っていて、利益も同業の日本企業より多いです。
 そこで疑問に思った事があります。日本に支払う特許料が仮に1000億円程度でも、利益が1兆円を超えれば単純に9000億程度が入ります。さらに、日本の技術なのに韓国メーカーが凄いと思われてしまいます。
 これだと、日本企業は損してませんか?

A 回答 (3件)

ロイヤルティは徴収する側からすれば高ければ高いほどいいに決まってます。



っが、こうした大企業同士の場合、たいていお互いに特許を持ち合っているものです。
だから強欲に物凄く高い主張をすると逆に他の特許交渉で跳ね返って来ます。
十分に多くの特許を持ち合うと、クロスライセンスを結ぶこともあります。
お互いの特許を使えるようにするのです。
この場合でもたいてい、
保有特許に応じてどちらかがどちらかに相殺後のライセンス料を払います。
また大物特許を除外し個別契約の道を残したりすることもあります。

大企業同士の場合は、
一方的にどこかが払いっ放しとか、どこかがとりっ放しという関係はほとんど見かけません。
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この回答へのお礼

お礼が遅れました、すみません。
クロスライセンスという言葉を良く聞きますが、日本企業が得をする?みたいな事を耳にします。
ソニーとサムスンはこの関係だとか・・・。

お礼日時:2007/12/22 01:24

逆です。


日本は世界で二番目に特許を多く取得しているのに、それを生かせていないから損をしているのです。

特許の多くは役に立つかどうか分からないまま放置されています。
それを金のなる木に出来るのがアメリカで、出来ないのが日本です。
アメリカが持つ液晶の特許は、日本のシャープが実用化しなければ、液晶が金になるということすら知られぬまま、ただ倉庫の片隅でほこりを被っていただけだったかもしれません。
シャープが実用化した事でアメリカも得をしており、それがアメリカの次の開発の原資になったのです。

このような特許のやり取りが社会を進歩させ国を豊かにするのです。
まあサムスンの場合は既に確立していたシェアを奪われたわけですから、多少損しているかもしれません。しかしそれは特許を抱えているのにも拘らず余所者にシェアを奪われた日本の経営に非があるのだと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまい、すみません。
シャープの液晶がアメリカの特許を含んでいたとは知りませんでした。
特許は使ってナンボという事ですね。
日本の経営は理系を軽視する傾向があるそうで、その影響か技術者が流出しているそうですね。
東芝の半導体、シャープのパネル生産には頑張ってもらいたいです。

お礼日時:2007/12/22 01:28

特許料収入は企業にとって意外とおいしいです。



確かに特許権を取得し、ライセンス供与せずに技術を独占し、自社で製造・販売すれば大きな利益が得られるでしょう。ただし、製造のための投資リスク、販路の確保などのリスクも伴います。
つまり、「代替技術の登場」や「顧客の動向」によるリスクが伴うわけです。

しかしライセンス供与をしてロイヤリティ収入を得れば、売上や利益は減りますが、投資リスクは供与先が負います。技術が廃れてしまっても、自社の投資は最小限であるため、被害は小さくて済みます。
また自社資本・労働力をその商品の製造に割かなくていいので、もっと儲かる商品を造る余力もできます。

また一般顧客に日本の技術のすごさが伝わらなくても、業界内にはちゃんと伝わっています。
ちゃんと技術を開発した会社も評価されていますよ。
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この回答へのお礼

お礼遅れてすみません。
リスクを避け、確実に利益を得る方を日本企業は選択しているんですね。
>一般顧客に日本の技術のすごさが伝わらなくても、業界内にはちゃんと伝わっています
欧米の一般消費者にブランドをサムスンに持っていかれると思うと正直、嫌ですね・・・。

お礼日時:2007/12/22 01:20

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