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神道の神様は、八百万の神と言うだけあって沢山いますよね。
アメリカ人に、日本には800万の神様(god)がいると説明したら、
「800万人それぞれが違う神様を信仰しているのか?」と驚かれました。
※実際には、私は八百万とは「沢山」と言う意味だということは承知していますが(笑)

恐らく、アメリカ人は、1宗教につき1神しかいないと、考えるからだと思います。つまり日本には800万通りの宗教があると解釈したのでしょう。

そこで、日本のような多神教の神はどのように表現したらよいでしょうか。

A 回答 (4件)

全てのものに陰と陽があるという考えていけば、古代の日本の神(自然 や ことだまのように 実体を捕らえることができないもの)と後にできた天照という神格化した神(実体がある)の二つで日本の宗教世界は構成されていると、私は思うんですね。



で、八百万の神々というのは前者の陰の方。
厄病は姿が見えませんが存在するとして神の名前みたいなものがある。
善の神 悪の神というより畏怖する対象が陰の神。

で、陽の方は、、、古事記などで書かれていますが、、、、

(1)永久の神が成った。

(2)雲と野を分ける神が成り

(3)乾いた地と沼地を成す神が成り

(4)天空の日本の角で地上を生かす神が成り

(5)雌雄により富ます神が成り

(6)世界の活性と完成を誉める神が成り

(7)地を受ける男女の神が成り

と訳した人がいるんですね。
1から7までそれぞれ神様の名前があるんですが、その神様の名前からそういうストーリにしたんだと思います。


で、アメリカ人の90%は神様の存在を信じており、だいたいその概念の神はキリスト教だと思うんですね。

で、キリスト教の神はユダヤ教の神でもあり、キリスト教は創世記をユダヤ教の創世記を使っており、

(1)神が光あれと言い

(2)神は天と地を分け

(3)乾いた地を造り草木をならせ

(4)太陽と月を作り地を照らし

(5)産み地に満ちよと言い

(6)生き物は増え、これでよいと言い

(7)アダムとイヴの地をつがせ

って内容なんです。


あら、、、 ですね。

で、ヘブライ語も日本語も英語でいうと 文章と文章をandでつないでいる。

順々にととるか、全てが同時になのか 謎です。
が、そんなことはあまりこだわらず、日本の創世記もユダヤ教の創世記も同じなんですね。


ってことを説明すると、相手の方は八百万の神々が、実は1だと理解できるんじゃないかと。
全てにして かつ 1なるもの。
これが日本の神の概念。

日本の場合は、天地創造を神の名前として表現している。


ユダヤ教は偶像を作ってはならないとしており陰。
捕らえどころが無いのでgodでいいと思います。

そしてキリスト教はload またはイエスと神を呼んでいる。
イエスは実体を持つ陽の概念。

日本で陽となるものは天照だと思います。
だけど女ってことになってますが、恐らく間違いで男だと思います。
だって陽だから。

イザナイとイザナミ。 陽と陰。

出雲大社に詣でる人で、よく知っている人は、大社の建物の後ろか側にある穴に詣でるそうです。
陰の方に詣でるわけですね。

畏怖する対象により敬意を表した方が安全って考えかもしれません。
なんたってとらえどころがないので、なにするかわからないし。笑


例えば、学問の神様 菅原道真。
実体のあったものです。 実在の人物。
でも、はめられて死んだ。
すると日本列島に不幸が起こり、こりゃあ 道真の祟りだとして、道真の位をどんどん上げていって、道真の怒りを静めようとしたんですね。
だってもう人間では手の届かないところに言ったので、交渉して説得することが不可能。
でも、不可能だといってもこっちの行為を知って怒りを静めてくれるかもしれない。
それでとうとう 天神 という最高級の名前を与えたんですね。
偶然かもしれませんが、これで厄病だったか伝染病だったか忘れましたが下火になった。

ふーーー。

伊勢神宮も幾度も場所が変わった。
平安になったとき、どうやら陰の神様 これでよし と合格点くれたみたい として 今の場所にある。

なんたって言葉で「ここなんか いかがでしょう」って聞ける対象じゃないので。

陰と陽のつりあいが取れたので、今の場所になったとしたんじゃないかと。

こんな感じなんですが、どうしてこういう陰陽を重要視したのかって考えたんですね。
インドの陰陽からきたと思うのですが、、、、

神道には大きくわけて2種類あり陰陽と私は捉えているんですね。
陰が納めていたが、陽が大陸からやってきて、いじめた。
それで権力を手中にいれたが、はめられた元の神様、消えたというか陰になり、もう陽側の影響を受けないものになって、陽は怒りを静めるため、陰を丁重に扱ったんじゃないかと。

陽側が作ったのが古事記。

って私推理してるんです。笑

でも古事記って、各地の民話をまとめたものだから、陰の内容じゃないか って思ったんですが、これも工作して日本の歴史を捏造した陽側の仕業じゃないかって推理したんです。

つまり陽側が勝ったので、陽側に都合のいい歴史にした。
それが古事記であり、日本書記。

じゃあ 彼らが来る前の日本の歴史、本当に歴史は?って疑問沸きますでしょ?

でもね陰になったのだからもう認識することはできない。
歴史も陰になっちゃった。

でも、各地の伝承をよーーく調べると、古事記と部分部分が違うようなんです。
だって、古事記って勝った陽側に都合のいいように書かれているから。
だから、陰側の歴史を調べたければ、古事記とは違う内容が書かれている民話というか伝承を調べれば、もしかしてその中に埋もれているかもしれない。


で、まだそれをきちんと調べた人がいないの。
だから、陽側はわかるが、もう片方の陰側は不明で、日本の宗教はわかるようでわからないの。
だから説明は難しいというか、半分しかできない。
で、半分だけ説明しますね って言えばいいと思います。

で、内容は?って聞かれたら、そっちの創世記と同じって言う。
だけどそれは半分でしかないって言うの。

量でいけば、日本の方が多いというか大きいっていうか、、、、
こんなので自慢しても仕方ありませんが。苦笑

で、日本人は無宗教のようで、実は日本人自体が国体というか神体というか、、、、信仰そのものなわけで、だから信仰の自覚を持つことができないんです。
だって、自分を客観視でいないでしょ? そのものだから。
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こんにちは。



私は、神道系は、あまり勉強していないのですが、少し、書かせていただきます。英語の達者な方の中には、まったく違う説明をされる方もいて、時々、私は、困ったなって思うことがあります。他の国や宗教を比較されるのはよいにしても、日本固有の部分がありますから、あまり安易な説明は誤解されかねません。

>アメリカ人は、1宗教につき1神しかいないと、考えるからだと思います。

その「アメリカ人」という括りはしないほうがよいです。今の欧米人は、強い信仰を持っているキリスト教徒は、非常に少ないと思います。私は、多くの欧米人と宗教のお話をしてきて、きちんとしたキリスト教の話が出来た人は、何十年もの中で、たった一人しかいません。無神論者として表明している人は別としても、若い欧米人の多くは、高い学歴を持ちながら、聖書の文句を知らない人さえいます。たまに知っていても、異端の人ぐらいです。また、米国のキリスト教の中には、日本人や日本に対して、未開の国のような言い方をする人たちがいます。こういう人たちは、一種の原理主義者で、何を話しても、理解を示そうとはしません。

もちろん、なかなか、宗教的な話を英語にするというのは、大変なことですが、ある程度、自分たちの国のことも知っておく必要はありますね。

>日本には800万の神様(god)がいると説明したら、

それは、一種のアニミズムです。つまり、モノに命が宿ると考えているわけです。ただし、八百万というのは、多数(many)という意味で、数そのもののことではありません。モノにも命が宿るという考えで、それと、神格化(deification)したモノとは意味が違います。それは、キリスト教における神とは比較は出来ません。しかし、そのキリスト教も、その歴史ゆえに、やはり複雑な構造を持っている部分があって、ユダヤ教やイスラームと起源を同じにしても、かなり違っている部分があります。

英語では、私は、"deities" と呼んで、"gods" とは言い方を変えています。特に、比較されるのは、多神教としてのインドですが、インドの神々は、統一されていませんが、日本の神々は、最終的には、統一化(Unification)されています。

プロテスタントの方には理解をしめさないかもしれませんが、日本の神道の考え方は、ギリシャ神話やインド神話よりも、カソリック系の天使軍に似ているように私は考えています。さしずめ、元天使軍の長の"Lucifer" は、須佐之男命(すさのうのみこと)です。ただ、須佐之男命は、自分の仕事を終えて、この世にとどまりはしませんでした。古事記の中に出てくるものの中には、確かに、人物として存在していたと思われるものと、事物を具象化して神と言っているものと二種類あるということです。

天使軍(the Hosts of Heaven)は、階層的に統率が付いているのですが、日本の神々は、分家やら、系列が分かれているのです。しかし、日本は、天使軍と悪魔軍が、ふたつに分けれて喧嘩(War) になることはありません。また、インド神のアシュラ軍のように、インドラ(帝釈天)に、無理な戦いをいどんで泥仕合する神はいません。

この後は、英語にはならない、余計な話ですが……。

おそらくは、日本の国内の統一史として作られたものではないか、と思います。日本の神道は、ギリシャ神話やインド神話のように、個々の神々が情動的で自由な精神にあったとは言えないような気がしているのです。おそらくは、弥生民族の性格を持って、官僚化し統一化を目指していた社会体制を感じさせます。ですから、民話にあるのは、征伐の話が多く、個々の神々の際立った人格の話が残っていないのは、そういう理由だと思います。(なお、私たちの現代社会は、その当時から、性格的には、ほとんど変わっていないと思います。)

日本語の「Kami」というのは、「身を隠す」 というのが語源とも言われ、本来、見えぬもの(invisible existence)ですが、かといって、天に存在するというのでもないというのが通説です。(橋本進吉博士の説)特に、最初の三柱のことを、特に「かみ」と指しますが、私の解釈は、高天原というのは、宇宙(the Universe)のことで、天之御中主神(あめのみなかぬし)というのは、時間(time)と空間(space)の統一した原理(principle)を言っているように考えています。

その後に、天照大御神(あまてらすおおみかみ-男性神です)という実在の人物を、神話化し話をつなげたのだと思います。古代の日本人が、原始的な信仰をしていたというのは、現代人の思い違いで、まして、欧米人には想像のつかない話ですが、確かに、これは、中国思想を取り入れてはいても、当時から、そうした宇宙観を理解するだけの宗教概念があったと私は考えています。

ただし、それは中央の話であり、これが民間信仰(folk beliefs)と同じとは言えません。また、現代にまで産土信仰(Indigenous belief)というものが根強いのは、先祖崇拝などが残っていると思います。しかし、これを多神教論と結び付けられるとは思えません。それは、古代のユダヤ民族でも農業信仰があり、その中で、いくつかの部派の統一に際し、信仰の神も統一されたものだと私は理解しています。

日本人は、その中心に、天之御中主神の名前を挙げることしませんが、天照大御神を挙げますが、この日本の思想的な原点に、密教があります。そのために、密教の大日如来と天照大御神を結びあせて考えてしまうからです。これは、空海が広めた信仰です。また、日蓮系の信仰にもつながりを持っていると考えてよいようです。それに対抗するのは、禅と浄土系です。

私は、外国人に説明するのですが、日本人のすべてが、神道を信じているわけでもないし、また、仏教のみを信じているわけでもないということです。多くの人は、無神論を口にしますが、しかしながら、仏教とは違う、自然を愛し、和を尊び、死者を恐れる古代(Primitive)の信仰心を残しているようです。

また、日本に仏教の密教(Esoteric Buddhism) が輸入されてから、神道の体系化がもたらされたので、古神道(Old Shintoism) と、神道(Shintoism) と分けることが出来ますが、日本の神道を、汎神論(pantheism)的とか、多神教(Polytheism)だとするのは、密教やインド宗教の影響ともいえるのではないでしょうか?

なお、江戸時代の後期に現れた復古神道やその周辺の研究者によって、急速に仏教の影響力が弱まったからではないかと思います。江戸時代の研究は、その後、江戸後期から昭和(戦後)に至るまでに、仏教界に痛烈な打撃を与え、天皇を中心とした思想を導き出す結果になったともいえます。

あまり役に立たない知識で、英語にもならないのですが、私は、靖国神社の英文を読みました。その内容は別としても、そこに出てくる英単語は、非常に、勉強になりました。
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この回答へのお礼

詳しい解説を有難うございます。
>八百万というのは、多数(many)という意味で、数そのもののことではありません。
質問中に書きましたようにそれは承知していますが、そのアメリカ人には、とりあえずびっくりさせるために、わざと言ってみたのです。後で訂正するつもりです(笑)。

アメリカ人という括りで考えるのは無理があると思います。ただ、そのアメリカ人はプロテスタント系の信者なので、多分そう解釈したのだろうと考えています。

確かに、日本の宗教感覚は日本人でないとわからないかもしれませんね。神道の神様といえば、神話上の神であったり、石や川、木などに宿る精霊のようなものであったり、仏の権現であったり、有名な故人であったりと、様々ですよね。1つや2つの単語で表すことの難しさに改めて気が付きました。
日本人は、どの神様も同時に存在することを受け入れる民族だと思います。極論ですがイエスキリストも八百万の神の1つだと考える人もいるかもしれません。

靖国神社の英文ですか・・・。もし公開されているのならネットで探してみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/14 19:09

いいページがありますよ!


http://en.wikipedia.org/wiki/Kami
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この回答へのお礼

Wikipediaは参考になりますね。
有難うございます。

お礼日時:2007/12/14 21:31

こんにちは。



「日本での神道は多神教(Polytheism)であり、
自然の中の様々な事象事物に
それぞれ神が宿っていると考えられています。
ギリシャ神話や北欧神話の神々や、
ネイティブアメリカンの人達と似た宗教観です。
"Yaoyorozu"は"Eight hundred"の意味では無く、
"Many many"の意味で使われる事があります。」
という説明では如何でしょうか?

ネイティブアメリカンの人達を見ても判るように、
米国でもキリスト教徒でない人達の中には、
多神教の宗教をもっている人達が大勢いますし、
欧州でもキリスト教以前は多神教はよく見られた
宗教形態ですので、説明すれば
納得は出来なくても頭では
理解してもらえると思います。
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この回答へのお礼

ネイティブアメリカンの信仰は良い例かもしれませんね。
有難うございます。

お礼日時:2007/12/14 22:04

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