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「もったいない(mottainai)」が世界言語化してきたと言いますが、
実際(実践上)英会話において勿体ないはどれだけ通用するのでしょうか?
やはり新聞を良く読んだり国際的な人だけが使うマニアックな単語扱いなのでしょうか?
wastefulという単語ともったいないという単語の扱われ方の比較を教えてください。

A 回答 (5件)

>>なぜないと思ったのか



>あるのであればわざわざそんなマニアックな日本語を取り沙汰すこともなく自国語でエコを訴えれば良いのでは?
って感じですよね。
そういう概念が無いからわざわざ日本語を利用してるのかと。

まさしくそこなんですよ。
「もったいない」という日本語を賛美したアフリカの活動家は「日本にとってよかれ」と思って賛美したのだと思うのです。しかし、その当時も、翻訳業界でちょっとした話題にはなったのですが、英語に「もったいない」という表現が無いわけでは全然ないので、英語と日本語の両方を理解できる人たちは当時も今も「なにを、わざわざ日本語を持ち出して騒いでいるのかしら」という気分なわけです。よって、英語圏で「mottainai」という単語が普及しようもないのです。

そもそもが、英語圏の人たちが「困った。では、わざわざ日本語を利用しよう」と考えたのではまったくなく、たまたま京都議定書関係で外国から立ち寄った活動家が「この日本語、ステキね! 皆さん、誇りを持って、世界に広めたらいいわ」みたいなことを言いだしたまでなのです。

例えば、日本人ほど中古品を敬遠する国民も珍しいと思います。英米人は、なんの抵抗もなく、安い中古品の家具や衣類を購入して大事に使いますし、イギリス人が日曜大工で家具を修復しては長年使うのは有名です。日本にも貧しい時代がありましたが、飢餓を経験した歴史がある文化ではどこであろうと「もったいない」という概念がありますし、広大な国土の僻地まで物が行き渡らない経験をしているのはアメリカやイギリスやオーストラリアも同じ。

もちろん、「もったいない」が概念丸ごと“たった1つの単語”に収まっているのは確かに標語として使うのに便利ですし、日本人は引き続きこの素晴らしい精神を持ち続けるといいと願うばかりですが、これが“概念”として世界の中で珍しいとか、それゆえに自分たちが優位であるように考えるのは本末転倒なわけで、くだんの活動家もそんなことを願ったのではないと思うのです。長くなりましたが、余談でした。

ウィキを読むと、「もったいない」が祭り上げられた背景がもう少しよく分かると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%A3% …
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この回答へのお礼

仰るように実際の物質に対してのもったいない以外にも
「時間がもったいない(人生の無駄)」とか広い意味でもったいないという風に使いますよね。
せっかくだから普通に使うようにしたら良いのにって感じです。
別に概念として有り難がるとか言う意味でなくて、
便利な言葉はどんどん取り入れていけば良いのにって思います。
英語ってよほど独自性がないと日本語をそのまま使わずに自国の言葉に直して使いますよね。
日本人はすぐに「メモる」とか「居酒屋のカウンター」とかそもそも何て言ってたんだろ?
と考えてしまうくらい当たり前に外国語を使ってますが、
(間違った使われ方をしている部分は多いですが)
こういう便利な単語、というか概念に左右される単語は
どんどん多言語も使っていって良いと思うんですよね。

回答有り難うございました。

お礼日時:2007/12/23 00:46

>弁当の蓋に付いたご飯粒を取って食べずにそのまま捨てるのは「もったいない」というような概念はどのような表現にすれば良いんでしょうね?



#3ですがお礼を拝見しました。

英語圏にも、もちろん、「もったいない」という概念がありますよ(なぜないと思ったのか、そのほうが疑問ですが)。

弁当箱の例については「What a waste! Don't throw it away!」とか「You're wasting it! Eat it up!」などと言えます。また、「私にはもったいないわ」と言いたい時には「You're wasting it on me.」と言います。

『レス・ザン・ゼロ』という映画の中でも似たような表現を聴くことができます。化粧室でコカインを吸引する仲間の目の前で、立ち直ろうと、自分のコカインを流しに捨てる主人公。仲間がこぞって「What a waste!」と言います。

この回答への補足

>なぜないと思ったのか

あるのであればわざわざそんなマニアックな日本語を取り沙汰すこともなく自国語でエコを訴えれば良いのでは?
って感じですよね。
そういう概念が無いからわざわざ日本語を利用してるのかと。

補足日時:2007/12/20 23:47
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この回答へのお礼

なるほどそのような使い方もするのですね。
waste(ful)と言われると「使い過ぎ」とか「使わなくて良い分も使ってる」とイメージに聞こえて、
弁当で言えば食べるかわからない分も多めに注文するみたいに使うのだと思ってました。

「せっかく在る(蓋についちゃて)るんだからとりあえずもったいないから使っ(食べ)ておけ」的な使い方はしなさそうなイメージでした。
「どうせ使うなら無駄のないように効率的に使わないとね」という意味でwasteを使ってるとは思いませんでした。

お礼日時:2007/12/20 23:47

manga, anime, romaji, samurai は通用しますが「mottainai」は、かなりの日本通でも知らない人がほとんどです。



ちなみに、この“もったいない世界言語化”キャンペーンは、単に、日本のエコ意識を盛り上げるために、発破を掛けてくれただけのことだと思います。英語には英語の「What a waste.」という便利な表現がありますし、英語がわかる人に「mottainaiという独特の言葉が日本にはあるんだよ」と言われても、何が特別なのか、よくわかりません(反面、manga, anime, romaji, samurai はどれも日本独特のものです。comicsとmangaは違いますし)。

どのみち、世界中の人が「もったいない」という“概念”をしっかりと持てば済むだけの話で、なにも、わざわざ日本語で普及させる必要はないでしょう。同じエコなら、風呂敷でも普及させたほうが遥かに現実的です。
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この回答へのお礼

もったいないという概念が英語圏にはあるのかが疑問なところではありますが、
言語自体はプロパガンダに近いものがあるのですね。。
使いすぎの場合はwastefulという言い方がありますが、
弁当の蓋に付いたご飯粒を取って食べずにそのまま捨てるのは「もったいない」というような概念はどのような表現にすれば良いんでしょうね?

お礼日時:2007/12/19 00:47

>「もったいない(mottainai)」が世界言語化してきたと言いますが、


これは誇張です。新聞にも滅多に登場しません。新聞を読むことが国際人でも何でもありません。日本人と同じく一般人の普通の知的活動の枠内です。ただ、何度か英語圏のメディアで取り上げられた程度です。日本語でも名詞なら他の言語に借用される言葉は比較的多いですが、「もったいない」のような形容詞は借用されにくいです。同じ形容詞でも「かわいい(kawaii)」の方が認知度は高いです。
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う~~む、どう説明して良いのか当方も解りません。


このまま知らん顔するのもモッタイナイので、此方↓をご参考され。

http://www.google.co.jp/search?q=mottainai&hl=ja …

参考URL:http://www.google.co.jp/search?q=mottainai&hl=ja …
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