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行政書士資格は、人気がある資格ではございますが、
この業界では当該資格を取得しても食っていけない、という呪われた定説があります。

にもかかわらず、2ちゃんねるをはじめ、ネットの世界では行政書士はさも食えていけるような意見が多いように感じます。

法科大学院制度ができ、弁護士は食っていけなくなり、行政書士は年収1000万稼ぐ人もいる、という意見を見たりもしました。

司法書士、弁護士、税理士など今まで高収入を狙えると言われた資格が、これからは食えない、厳しいという意見が言われる中、
行政書士に関しましては反対に「儲かる」という意見を見ます。
(当然、依然として行書は食って聞けないという意見のほうが一般的ではございますが・・・。)

このような傾向はなぜでしょうか?

現在、行政書士には良い流れが吹いているのでしょうか?

A 回答 (5件)

まず第一に言える事は行政書士には司法書士に対する法務局.労務士に対する労働基準監督署.社会保険庁みたいにその制度を強烈に擁護してくれる役所がないこと.



もうひとつは自動車関係等を除けば通常.試験の問題はほとんど役に立たず.かつ.製図能力.会計の能力.役所との交渉能力.などが最低でも必要です.

単なる法律おたくでは生活できるようには仕事はこなせません.
また会社の役員に入って会社の経理などをみて役員報酬を得ている人も多いいです.

特に.経営審査などを完璧に近く処理をしようとするならば.税務申告書の内容.社会保険.労働保険.登記などの内容に精通していなければその事務処理はできません.

それゆえに複合的な知識のある行政書士の合格者の1割以下の人が士業の内では成功者になりえるのです.

通常行政書士の合格者は法律といわれますが実務的には法律は全体の1割以下で残りの7割が会計・税務の知識で残りが労働保険などの知識です.

特に司法書士などの法律に自信のある受験生ほど行政書士を開業したら
成功はできません.
たとえて言えば.魚屋になるのに八百屋の修行をしているようなものですから.

行政書士は当初から製図能力.会計能力があれば誰でも確実に生活はで
きるようになります
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

すごく説得力があり、納得しました。

弁護士の場合、なるのが難しいけど、行政書士はなってからがとても難しいですね。
会計・税務・製図等、勉強しなきゃいけないことが多いですね。


ところで、
>特に司法書士などの法律に自信のある受験生ほど行政書士を開業したら成功はできません
>たとえて言えば.魚屋になるのに八百屋の修行をしているようなもの

とはどういう意味ですか?

つまり、司法書士試験は、実務に直結した難解な法律系の試験で、
行政書士試験は、実務にあまり関係ない、法律の問題も他の試験(司法試験や司法書士試験)に比べ簡単な試験、という事ですか?

お礼日時:2007/12/10 21:02

NO.4です.


行政書士になった人でも司法書士.司法試験が司法書士の場合は5年以上.司法試験の場合は10年以上法律の勉強をした場合は頭脳的に法律家だと言う過度の自身とあまりにも頭脳構造が法律的になり.行政書士に必要な.会計・税務・作図などの能力がほとんどの場合ない.

マラソンで完走してもう十キロ走るようなものです.通常簿記の2級ぐらい止まりでいつもグチを言っている場合が普通です.

そして.行政書士なのに司法書士.司法試験の方にばかり研鑽を積む場合が普通です.極めて自分の能力に見切りの悪い人が多いいです.

行政書士に必要な会計などの能力は成功しようと思えば税理士の会計科目の問題が合否はともかく解けて何年か行政書士の実務用に勉強しなくてはなりません.

実務の世界で行政書士が年間所得が1000万円超になる確率は経験的に次のように感じます.
会計士・税理士試験からの転向者・・・50パ-セント(性格の可否)
司法書士受験5年.司法試験受験10年からの転向・・1パ-セント
その他の行政書士試験合格者・・・10パ-セント

行政書士の実務は他の役所の協力の得られる士業と違い無人の原野を一人で開墾するような創業力が要ります.
その分.力があれば市場原理にもまれず適正な料金を請求できます.
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予備校や通信講座のパンフレットには、食べていけるようなおいしいことが書かれていますからね。


そういうことを鵜呑みにして実態を知らないまま、ものを言っているのではないでしょうか。

余談ですが、一般的には合気道は護身術のように使えるというイメージがありますが、格闘技ファンの間では、合気道は使えないことは常識的なことになっています。
行政書士もこのようなものでしょうか。
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行政書士は食えないです。


ただ、行政書士は箔付けにはなりますし、もっていれば就職に有利だし、社内でも評価が高くなるというメリットがあります。
行政書士で食っていくには営業力が必要です。
それがなぜネットの世界では人気があるのかというと、恐らく
ネットをする人=行政書士に関心がある人
ということではないでしょうか。
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行政書士になる為には、


行政書士試験に合格する。
行政事務経験が20年以上ある。(17年で良い場合もある)
弁護士・弁理士・公認会計士・税理士の資格を有すること。
これらのいずれかでなければなりません。
昔はこの中で行政事務経験者の割合が高かったので、定年後に
登録する人の割合が多かったのです。
この場合は資格は定年後の名刺の肩書き程度に考える人が多数
いたせいか、実際の業務が小遣い稼ぎ程度であれば良いとする
考えの人もいました。

しかし、試験が難しくなって来た頃から、行政書士として生活の
糧を得ようとする人が増えてきました。
他の士業と異なり、書類を提出する官庁が多いこと、権利義務
並びに事実証明の書類作成が行政書士業務であることから、
それらの分野で業務を展開して行く人が増えたため、従来型の
官庁の許認可手続きとは違う仕事をメインにする行政書士が
増えてきました。
また、企業のコンプライアンスのアドバイザーを業務とする人も
いるので、これらの分野で成功している人は、かなりの高収入を
上げています。

しかし、登録したものの営業戦略を持たない人は数年で廃業の
憂き目にあっている人も多数いることも事実です。
これらのこれを総合的に考慮すればマーケッティングの出来る
行政書士がその特性を生かして高収入に結び付けている考える
ことが出来ます。
また、これらの行政書士には若い人や柔軟な思考持っていて
webの世界に対応可能な人が多いので、ネットの世界では、
やっていける資格であるとの意見が多いのも頷けます。

行政書士は司法制度改革の中、他の士業より立ち遅れているのも
事実なので、必ずしも良い風が吹いているわけではありません。
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