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昔習ったことがあるのですが、理由を忘れてしまいました。

気体の乾燥には、その気体と反応しない乾燥剤を用いるわけですが(酸性の気体には塩基性のは使えない等)

硫化水素の乾燥には濃硫酸を使えないとならいました。

二酸化硫黄は濃硫酸でもいいのに硫化水素はだめな理由はなんでしょうか?

反応するからだめなんでしょうが、どんな反応をするのか教えてください。

A 回答 (2件)

H2Sは還元剤、H2SO4は酸化剤


H2S → S + 2H+ + 2e-
H2SO4 + 6H+ + 6e- → S + 4H2O
(H2SO4 + 2H+ + 2e- → SO2 + 2H2O , SO2 + 4H+ + 4e- → S + 2H2O)
かな?

化学反応式はこれらの式を組み合わせて作ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!丁寧でわかりやすいです!

お礼日時:2007/12/04 23:12

硫化水素と二酸化硫黄の反応でSが生じる式はあちこちに載っています。


2H2S+SO2→3S+2H2O
硫化水素水に二酸化硫黄を吹き込むと白濁します。

でも濃硫酸とH2Sでどういう反応が起こるかははっきり知りません。
Sが生じるのでしょうか。SO2が生じるのでしょうか。両方でしょうか。濃硫酸はSO2よりも強い酸化剤です。
H2Sが酸化されるときはSを通っていくのでしょうか。Sを飛ばしてSO2にまで行くことが出来るのでしょうか。
(アンモニアを酸化して酸化窒素にする反応では窒素を飛ばしています。硫黄でも起こるのかなと気になりました。) 
量によるかもしれません。でもとにかく反応するでしょうから乾燥剤としては使うことが出来ないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
Sを通るかSO2に飛ぶかは式だけではわからないですね・・・。
実験をしてみるとわかるでしょうね。
自分でやる機会はあるかわかりませんが、やったことのある人はいるはずなので探してみます。

お礼日時:2007/12/04 23:15

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