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義父(67歳)が肺癌治療3クール目(パラプラチン・タキソール併用化学療法。副作用は白血球の減少と多少のだるさ程度)をまもなく終了します。主治医から今後の治療について説明があり、自宅から病院まで1時間強かかるのですが、「通院はもとより、何かあったときにすぐこれないから心配でしょう」と、継続入院もしくは自宅近くの病院に転院をすすめられました。患者本人が4ヶ月近くの入院生活で通院治療を強く希望していることもあり、出来れば退院させてあげたいというのが義母の希望です。主治医に「通院治療で何かトラブルが起きたときに入院させていただくことは可能か?」とたずねると、「今でも病室に空きがなく、救急車からの要請も断ってる状態なので難しい」とのこと。
通院治療のリスク・デメリットと何か良い方法があればアドバイスをお願いします。

A 回答 (1件)

義父上様の肺癌に関する臨床所見(TNM分類やステージ)も病理所見(組織型や分化度)も詳細に記しておりませんでしたので、根治を目指した外科的摘出術も放射線(放射線化学併用療法も含めて)療法も適用されずに、症状緩和や延命を目的とした抗癌剤2剤による化学療法が施行されたということは、父上様の肺癌は「ステージ3a」以上の大変厳しい非小細胞肺癌(扁平上皮癌・腺癌・大細胞癌など)との前提で、アドバイスを以下に記します。



>継続入院もしくは自宅近くの病院に転院をすすめられました
>患者本人が4ヶ月近くの入院生活で通院治療を強く希望
>出来れば退院させてあげたいというのが義母の希望
>救急車からの要請も断ってる状態なので難しい

いま直ぐに腫瘍が進展して重篤な病態を迎えることはないと思われますが、通院外来での抗癌剤治療の継続も、抗癌剤の副作用の程度と腫瘍の進展如何によると思います。最善の選択は、入院を継続して抗癌剤治療を続けることがベストかと思います。次善の選択は、近くの病院へ転院して抗癌剤治療を続けることです。
しかし、どうしても自宅に戻って通院で抗癌剤治療を続けたいとの義父上様の願いと義母上様の思いも、充分すぎるほど解ります。住み慣れたご自宅で過ごせることの満足感や幸福感は何事にも代え難いと思います。

かといって、現在の入院している病院では、もしもの時に救急搬送しても入院を受け入れられないということであれば、主治医に紹介状(診療情報提供書)を書いてもらい、現在のお住まいに近い在宅ホスピス医に往診治療を受けるという方法も残されています。
ホスピス医だから、末期癌患者さんに対する癌性疼痛緩和治療以外の治療しないということはなく、現在投与されている抗癌剤治療も往診で継続治療してくれます。車で1~2時間程度の距離ならば往診してくれると思います。

以下の「在宅ケアデータベース」のURLで、お近くの在宅ホスピス医をお探しください。そして、一度お電話でご相談してみてください。

参考URL:http://www.homehospice.jp/db/db.php
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この回答へのお礼

tnmg4様

早々のご回答ありがとうございます。
説明不足で申し訳ありませんでした。
義父はまさしくステージ3bでもともとの腫瘍が6センチ大、リンパ節等に浸潤しているため手術は不可能と言われています。1クール目には放射線と化学療法を行いました。主治医がおっしゃるには、予想以上の成果がでて、サンプルのような状態と。それでも手術は不可能だそうで、根治は無理。今後は高血圧や糖尿のように上手に付き合うような形で抗がん剤を投与していく予定だそうです。

在宅ケアDBも拝見させていただきました。自宅からは今の病院と同じくらいの距離にしかないようです。
このまま入院の形をとり、可能な限り外泊という形で自宅に帰るという形をとるということで、説得してみます。
本当に貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/29 22:30

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