おすすめの恋愛小説教えてください！

三浦しをん「君はポラリス」をお勧めします。

読みやすい文体で、短編小説集です。
様々な形の恋愛が描かれていて楽しめます。

これって、小説でしょうか？っていうか携帯小説でした（笑）

今話題になっている「恋空」はしってますか？
映画にも本にも漫画にもなってました。

本屋に行ったら、絶対目立つとこに売ってます。
上、下があります。
また「君空」もあります。泣けますよ

少し前の作品ですし、純粋な恋愛小説ではないかもしれませんが、

鷺沢萌さんの「大統領のクリスマスツリー」はいかがでしょうか？
結婚してから１０年を経た女性が恋愛中から結婚後のエピソードをたどってゆき・・
切なくて泣ける作品だと思います。
この作品が原作となった映画を私は見ていません。
ざっと紹介文を見て、私が小説から描いたイメージとかけ離れているような気がしましたので。

あくまでも私の主観ですが。

(これを必ず念頭においてくださいね。)

恋愛小説を読むのなら、私は村山由佳さんの作品が良いと思います。村山さんは書き口がとても繊細で読みやすく、ある意味恋愛小説の入門編みたいな感じで読み進めることも可能だと思います。
けれど、村山さんの小説は「ライトな純愛モノ」と「ヘビーなドロドロモノ」という二種類のタイプが存在しますので、恋愛小説の入門書として読むなら前者だと思います。後者は面白いのですが内容がとにかく重い・・・。

「ライトな純愛モノ」の代表作は
『天使の卵』『天使の梯子』『おいしいコーヒーの入れ方』シリーズ、『夜明けまで１マイル』など(上記全て集英社刊)

「ヘビーなドロドロモノ」の代表作は
『翼』(集英社刊)『星々の舟』(文藝春秋刊)『全ての雲は銀の・・・』(角川書店刊)など

個人的には『星々の舟』が村山さんの小説の中でもベストな小説なのですが、内容が内容だけに読みにくいかもしれません。(近親相姦を含みますので)
ですので「簡単に読める作品は？」と聞かれた場合は私は『おいしいコーヒーの入れ方』シリーズをお薦めします。内容も軽くて、スラスラ読める点では村山作品の中でも最高峰の作品だと思います。


村山さんの他だと、大崎善生さんの『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』(上記角川書店刊)や三田誠広さんの『永遠の放課後』『いちご同盟』『春のソナタ』(上記集英社刊)あたりも良い作品だと思います。
傾向でいうと大崎さんはズバリ「エロい恋愛小説」です。これは主人公がアダルト雑誌社に勤めているからでもあると思うのですが性表現が多少キツイかなぁ・・・。とは思いますが、割合スラスラ読めてエロいはエロいんだけどエロ過ぎないのが凄く好きです。
三田さんは・・・。一言で言い表すのはちょっと難しいんですけど、「恋愛小説のお手本」にでも出来そうなほど完成度は高いと思います。また、上記に挙げた三作品全て、主人公は音楽に携わっている人間です。

とまぁ、私の主観たっぷりで恋愛小説のお薦めを(無駄に多く)挙げてきました。どれか一つでも質問者様の御心に届けば幸いだと思います。

　私が「これぞ恋愛小説！」と思うのは、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』です。

古典的作品ですし、甘ったるいだけではなくかなり激しいお話なので…

『ノルウェイの森（村上春樹著）』がお勧めです。

初めて読んだときは一週間ほど切ない気持ちが抜けなかったです。

私のおすすめは、三島由紀夫の作品で

(1)「盗賊」
(2)「志賀寺上人の恋（「岬にての物語」収録）」
(3)「春の雪」
です。
(3)は妻夫木聡・竹内結子主演で映画にもなったのでビデオなど見てから読むとよりわかりやすいかと思います。

近代文学はとっつきにくい印象がありますが一度読んでみるとはまることもありますよ。