外国語学部or医学部

　旧帝大の外国語学部って、大阪外国語大学を吸収した

阪大にしかないはずですが、そこが志望校でしょうか？

　もしそうなら、阪大と地方国公立医学部の比較ですよね。
地方国公立の医学部は、その地方で医者になりたい人に
とっては最高レベルの学歴です。

　いっぽう、たとえば和歌山県立医科大学を出た人が
東北など余所の土地で開業しようと思っても、かなり
難しいのが実情です。医学部って東大や京大を除けば、
けっこう土着的な性格をもっています。

　いっぽうで、阪大は準全国区です。関東ではさほどの
評価は期待できないにせよ、ＭＡＲＣＨ 以上の評価はして
もらえるでしょう。もちろん関西ではトップクラスの扱い
ですから、銀行でもメーカーでも引く手あまたです。

　よって、将来どんな人生設計があるかで選びましょう。
出身地で成功したいなら地元国立大の医学部がいいですし、
都会に出てビジネスマンを目指すなら阪大が絶対に有利です。
医学部を出たら医者以外の選択肢がないので、そのぶん
自分の可能性を狭めることは覚悟しておいてください。

名声が欲しいなら、医学部はやめたほうがいいです。

お金が欲しいなら、医学部はやめたほうがいいです。

医師になればどちらも得られるでしょうが、努力に見合うだけのものは得られないからです。
よく言われますね。
実際、モチベーションがないとすごく辛いですよ。
旧帝大をやめて医学部に入ったことを後悔している人もいます。

個人的にですが、あなたは私の主治医にはなってほしくない。
臨床医になるなら、子供の頃医師になりたかったのはどうしてなのか思い出して、よく考えてください。
医師になるならブラックジャックになるか、ノーベル賞をとるような研究医になってください。
名声はこれ以上ないほどです。

そうでないなら、外国語学部に行くほうがいいでしょう。
そこにはそこの苦労もあるでしょうけれど。

医学部はある程度確実だけど世界が狭く、外国語学部は世界が広いです。

一時期ギャルの間に名刺遊びというのが流行ったそうです。

（真偽のほどは定かではありません）
一二の三でお互いが持っている名刺を出す。勝ったほうが相手の名刺をもらう遊びです。この遊びでは社長は専務に勝つ。部長は課長に勝つという当然のランキングなのですが、興味深いのはヒラの医師は部長に勝つんです。部長の社会的地位や給料は相当なものですが、左遷させられることがあるしクビもある。その点、医師はいつまでも医師で安定性がある。この理由で医師は部長に勝つのだそうです。
医者になるのは勉強がたいへんだけどいきなり部長以上であるならやる価値あるんじゃないの？

♯３です

以前、帰国子女枠を利用して医学部を受験する、という旨の質問を
されていたのを覚えていましたので、そう答えました。


私の志望理由は割愛しますが、もし能力が高ければ東大に進学して
一般企業への就職や研究者としての道を模索したかったですね。
医学部を選んだのは、消去法に近かったですし。

労働基準法は当然無視ですし、給与も世間で言われる程高くない。
（医者になればガバガバ稼げるなんて、単なる幻想です。
　親が開業医なら話は別ですが）
訴訟リスクも高いですので、余程の事情が無ければ
旧帝大を選んだ方が充実した生活を送れるはずです。
医学部に入らなければわからないこと、医師にならないとわからないこと、
様々ありますが、今質問者さんが抱く理想とは大きく異なることでしょう。

まあ、万が一医者になりたいのなら、頑張って『旧帝大の医学部』を
目指されては如何ですか？
それなら、まだ楽な道・エリートコースがたくさんあるでしょうし、
seeecretさんの自尊心を満たすことも十分可能です。


とにかく言える事は、中途半端な憧れや幻想を元に医学部を目指すなんて、
そんな馬鹿なことは止めなさい、ということです。
何故私がここまで厳しく言うかは、あとは御自身で調べて下さい。
（最近ではＨＰ、書籍などを通じて医療の現実を知ることが出来ますよ）

　私の親友で、あなたと同じ悩みを持っていた人がいました。

（あなたとは、かなり違う悩み方でしたけれどもね。）
　その親友は、どうなったかって？　ハイ。医者になりました。そして、語学の達人にもなりました。
　医学部のある大学（東京）を見に行ったとき、その近辺に自分が専攻したかった語学の学校があることを知り、「そうか！　ここに入学したら、大学の帰りにここに通えるんだ！」と思ったのだそうです。それで、医学部受験を決めたんだそうです。
　そして、その語学（英語ではありません）の達人になり、医学分野のぶあつ～い専門書を翻訳出版しています。英語なら多くの医者が翻訳可能ですが、英語以外の外国語の専門書を翻訳できる人は、それほど多くはありません。その人は、帰国子女でもなかったし、大学入学時点で、その外国語に関する知識は全くゼロでした。
　さて、その人は、医者（研究者）にはなりましたが、ガバガバかせいで裕福になっているわけではありません。語学の勉強を続けるための投資が必要だったということもありましたが、研究者の常として、稼げないというのは珍しいことではありません。（子供が私立の学校へ行きたがったけれども、学費を支払えないし、夫婦ともども普通の公立の学校がいいんだという考え。）
　しかし、その人は、幸せそうです。医者になりたい、語学をきわめたい、二兎のうちどちらかをとるか悩んだあげく、二兎とも手に入れたわけですからね。　

　あなたも２兎とも入手されてはいかがですか？
　ただし、私の友人と比べての話ですが。将来の夢もなく、医者になったら稼げそうだ、現在２カ国語話せるので、それを活かして楽にブランド力のある旧帝大（外国語学部というのですから大阪大学ですね）に入れそうだという発想は、なんとまあ・・・・とは思います。
　

どちらもやりたいことではないのですから、将来性はありません。

レベル相応のやりたい分野が将来有望です。
医者になりたくないのなら医学部では絶望的ですし、特に外国語を学問したいのでもないのならそもそも将来性が知れている外語系は。
入れるかどうかで学問分野を選ぶのはやめた方が良いです。
国立医学部に受かるのなら理系の旧帝大は受かるでしょう。まぁそれも受かるから、という理由ならやめた方が良いですが。
自分の方向性が見つからないなら、社会科学系統か浪人が良いと思います。

地方大学の医学部生です。

悪いことは言いません。その程度の認識なら医学部は止めておきましょう。
（労働環境は最悪ですし、旧帝大外国語学部を出た方が給料は良いですよ）
一方、外国語学部ならば「旧帝大」というプライドも持てますし
他のことも色々出来るでしょう。

帰国子女だそうですし、それを生かして生きた方が断然楽ですよ。
有望とか、打算的な思考のみで選べるほど、医学部は楽じゃないですから。

将来って何うを基準にするかで全然違います。

お金を考えるなら、医者になったほうが稼げます。

通訳などに夢があるなら、外国語学部に行くべきだと思います。
ただし、就職は楽ではないですよ～

将来何をしたいのでしょう？

医者になりたいのに、外国語学部いっても仕方ないと思いますけど。