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イギリスってヨーロッパでハブられてるんですか。2007年時点でEUに参加しないで、通貨もユーロじゃなくてポンドをつかっている。以前イギリスは通貨危機があったのにもかかわらず孤立してる。もうユーロにしたらいいのに。

純血とか本場の英語とか、誇り高く気品のある王国として独立・閉鎖していたいのでしょうか?国際的にイギリスは頭の堅い融通のきかない大帝国って思われているのでしょうか?

A 回答 (3件)

>1.UKにとってユーロはデメリット


> 金融政策の失敗に陥る
> 既存のEU人の二の舞となる

「金融政策の失敗に陥る」ではなく、
ユーロに参加すると「金融政策の自由が無くなる」です。
金融政策は市場に流れるお金の量をコントロールする政策なので
自国通貨を持っていないと金融政策を自国の都合で自由にできなくなります。

>インフレもヘッジファンド対策だと思っていました。

いいえ違います。

>3.日本における「失われた15年」はまさに金融政策の失敗
> 不動産融資規制のことですか?

いいえ違います。確かに不動産融資規制もひどく有害な政策でしたが、
それは金融政策ではありません。
金融政策とは日本銀行が行なう政策のことです。

>私もバブル崩壊が原因だと思います。

そう思う自由はありますが、事実は違います。
バブル崩壊は資本主義経済では日常茶飯事です。
バブルであったことははじけた後に初めて判明する。
そしてバブル崩壊に対して適切な対策を打てばその影響は数年でなくなります。
日本のように10年以上も経済が低迷したのはバブル崩壊そのものではなく、
その後の経済政策のまずさが原因です。
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 ●サッチャーがEUの農業保護政策に反対した●


 サッチャーの自伝を読むと、EU各国が農業保護政策のために拠出金を出すよう検討していることに不満を述べています。EUの農業政策は政府が保護する政策で、まるで社会主義です。サッチャーの政策はアダム・スミスやハイエク流の自由経済です。この点でEU各国とは共同歩調をとらなかったのだと思います。そしてこんなことも言っています「イギリスはイギリスらしく、ドイツはドイツらしく、フランスはフランスらしく、これが良いことだ」と。
 サッチャー以後、イギリス労働党もヨーロッパ各国の左翼政党とは違って、サッチャー路線の自由経済政策をとっています。最近は「第3の道」ということで、これにはヨーロッパの左翼が反対しています。ドイツもフランスも、日本の社会民主党のような、社会主義的政策の政党が多くの支持を集め、時には政権を担当しています。ハッキリ言えば、「EUは民主制度のもとでの社会主義という社会民主主義、イギリスはアメリカに近い市場経済」と言えると思います。このため、農業政策をはじめ多くの政策で、フランスやドイツと違っています。イギリスはイギリスらしさを失うことに躊躇しているのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ディープな内容ですので調査中ですが噛み砕いてご意見を参考とさせて頂きたいと思います。締め切るには至らないのですがサイトの運営上締め切りをさせていただきます。

お礼日時:2007/11/15 02:38

それはユーロに参加することのデメリットが大き過ぎるからです。



ユーロのしばりのせいでユーロ参加国は経済政策の自由が奪われかなり苦しんでいます。
ヨーロッパの人たちが経済を豊かにするためにはユーロなんぞ始めなかった方が良かったはずです。
これ以上被害がひどくならないうちに、今からでもユーロを止めるのは遅くないと思います。

一国の経済の動向を左右する最も大きな要因は金融政策です。
金融政策とは経済全体に流れるマネーの量をコントロールすることです。
需要が強過ぎてインフレ率が高まりそうな場合は引き締めを行なって
需要を弱めることによってそうなることを防ぎます。
需要が弱まりそうになって不況に陥りそうになった場合には
前もって緩和的政策(マネーを増やす方向の政策)を行なって
不況に陥るのを防いだり、不況の度合を弱めたりします。
金融政策に失敗するとインフレ率が高騰したり、
デフレに陥ったり、失業率が高まったりします。

フランスのサルコジ大統領はユーロ圏の中央銀行のECBに対して
「インフレ率をおさえることばかり気にしていて、成長がおろそかになっている」
とぶちまけたそうです。しかしフランスの大統領がどんなにがんばっても
ユーロ圏全体の中央銀行であるECBが言うことを聞くはずがない。
そのせいでフランスは失業率を下げることが十分にできなくなっているわけです。
http://cloudy9.blog29.fc2.com/blog-entry-51.html

もしもイギリスがユーロに参加したならば金融政策の自由を失うことになります。
もしもそうなったら、不況に陥りそうなときに十分な対策を打てなくなります。
イギリス人が十分に賢いならばユーロに参加するという愚かな選択はしないと思われます。

ちなみに日本における「失われた15年」はまさに金融政策の失敗で引き起こされました。
デフレ(継続的物価下落)はマネーの量が十分な速さで増え続ける限り
起こらない現象なので(これは立証された経験的事実)、
デフレは金融政策の失敗の決定的な証拠になります。

日本人は馬鹿なので「失われた15年」の原因は「バブル崩壊」だと思っているようですが、
他国での巨大なバブル崩壊事例を集めても日本だけが例外的にひどい目にあっていることがわかります。
資本主義経済ではバブル崩壊は珍しいことではないので、
「失われた15年」の原因はそれ以外だと考えざるをえません。
その最有力候補が金融政策の失敗です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。素朴な疑問でしたが丁寧に解説頂いてすみませんが、自分のキャパを超えています。ちょっとまとめさせてください。
1.UKにとってユーロはデメリット
 金融政策の失敗に陥る
 既存のEU人の二の舞となる
2.ヨーロッパの人たちはユーロを今からでもやめるべき
 被害はデフレ続きと失業率の悪化、経済が豊かではない
 ユーロ参加国は経済政策の自由が奪われかなり苦しんでる
 インフレ率を抑えることに躍起になっている
 >私見ではレバレッジに対抗策でユーロ化を進めたと
  考えています。それが縛りとなるなら自分で自分の首を
  しめていることになますね。インフレもヘッジファンド対策
  だと思っていました。
3.日本における「失われた15年」はまさに金融政策の失敗
 不動産融資規制のことですか?

私もバブル崩壊が原因だと思います。アメリカのバブル崩壊もひどかったとおもいます。これから中国も同じ轍を踏むと考えていますがどうなんでしょうか。

補足日時:2007/10/29 00:32
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