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NHKラジオ英会話講座より(英作文)
a)また君の車を点検してもらう時期だね。
It's time for you to have your car tuned up again.
b)時々、自分のことをわかってもらうのに苦労することがある。
I sometimes have a hard time making myself understood.
(質問)
(1)上記(a)(b)は使役用法ととらえています。如何でしょうか?
(2)(a)のhave に対する目的格補語はtuned upと判断しています。如何でしょうか?
(3)(b)のmakeの目的格補語はunderstoodと判断しています。如何でしょうか?
(4)(a),(b)いずれも目的格補語は過去分詞が使われています。原形不定詞や不定詞、現在分詞でないのはどういう理由からでしょうか?使い分けを教えていただければと思います。
 質問が大きすぎれば、さわりだけでも結構です。何か手がかりになるヒントでも戴ければと希望します。宜しくお願いいたします。以上

A 回答 (3件)

こんにちは。

いつもご丁寧なお返事を有難うございます。

ご質問(1)(2)(3):

ご想像の通り、それぞれ目的格補語であっています。

ご質問(4):
<(4)(a),(b)いずれも目的格補語は過去分詞が使われています。原形不定詞や不定詞、現在分詞でないのはどういう理由からでしょうか?使い分けを教えていただければと思います。>

理由は、目的語と補語の関係が、「能動」「受動」関係にあるかどうかです。

ちなみに、使役動詞では補語Cに現在分詞がくることはありません。知覚動詞ではありうるので、それも合わせてご説明します。

1.使役動詞は、have、makeなどを用いて、SVOCの第5文型になります。

2.この時、SVOCの文型では、OとCの間に意味上S+V(主語+述語)の関係が成り立ちます。

3.そのSV関係の文を頭の中で組み立てた時、「能動」関係なら補語Cには、原形不定詞がきます。

例:
I have you do it.
(直訳)「私は、あなたに、それを、することを、させる」
→(意訳1)「あなたにそれをさせる」
→(意訳2)「あなたにそれをしてもらう」

この時、Cに原形不定詞が来るのは、OとCの間に、you do it「あなたが+する」という「能動関係」が成り立つからです。

4.一方、Cに過去分詞が来る場合は、OとCの間に「受動関係」が成り立つ場合です。これは、もともと原形不定詞のbe動詞があり、be+過去分詞で受動の意味を表しているのですが、be動詞が省略された形なのです。

例:
I have you it (be) done.
(直訳)「私は、あなたに、それが、されることを、させる」
→(意訳)「あなたにそれをしてもらう」

この時、Cに過去分詞が来るのは、OとCの間に、it (is) done (by you)「それが+される」という「受動関係」が成り立つからです。

5.知覚動詞でも、SVOCの第5文型を作ります。Cに原形不定詞、過去分詞がくる理由は、上記とまったく同じルールです。

6.知覚動詞では、Cに現在分詞が来ることもあります。これは、OとCの間に「進行関係」がある時です。

例:
I heard her singing the song.
「彼女が、歌を、歌っているところ、を聞いた」

このOとSの関係を頭の中で文を作ってみると、she (is) singing「歌っているところ」という「動作・状態の進行関係」が成り立つのです。

7.知覚動詞で、Cに原形不定詞がくるか現在不定詞がくるかは、動作を「ひととおりの一般事実」ととらえるなら原形不定詞、「進行状態」ととらえるなら現在不定詞になります。

例:
I saw him cross the street.(原形不定詞)
「私は、彼が、通りを、渡るのを、見た」
I saw him crossing the street.(現在分詞)
「私は、彼が、通りを、渡っているのを、見た」

原形不定詞の方は、「通りを渡る」という「一通りの一般事実」について言及しており、「渡り終えた」事実を連想させます。

一方現在分詞の方は、「通りを渡っている」という「その時の進行状態」について言及しており、実際に渡り終えたかどうか、それは話し手も聞き手もわかりません。

8.ちなみに使役動詞で「進行」のニュアンスを伝えるには、その意味の動詞の原形不定詞を使って表します。

例:
I have you keep doing it.
(直訳)「私は、あなたに、それを、し続け、させる」
→(意訳)「あなたに、それをずっとしていてもらう」

Cには原形不定詞keepがきています。


以上で、使役動詞、知覚動詞の場合、Cに原形不定詞、過去分詞、現在分詞いずれが適切化は、今後問題なく判断できることでしょう。

ご参考までに。
PS:前回の副詞の件など、思い違いやうっかり忘れは誰でもあります(私もよくします)。気にされないで、プラスだけ見つめて頑張って下さい。また、日本のことなど聞かせて下さいね。そろそろ紅葉が美しい時期でしょうね。
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この回答へのお礼

いつもご回答有難うございます。よく理解できました。質問者の英語力に合わせて回答いただけるご配慮に、先生の優しさと素晴らしさを感じます。使役動詞、知覚動詞の基本は抑えられたかな?何度か読み直してみます。これからも楽しく英会話を続けます。引き続き、折に触れてご助言いただければ・・と念じています。敬具
PS:ご近所の金木犀が甘い香りを漂わせています。このところ10日以上素晴らしい秋晴れが続いてます。躍動感のある春も好きですが、凛とした秋のこの季節も大好きです。海の幸山の幸すべてが今から2月末まで美味しくなりますね。フランスも同じですか?

お礼日時:2007/10/25 12:52

以前の自分の投稿からのコピーです。



第五文型は、たとえば、He asked me to go shopping.(彼は僕に買い物へ行くように頼んだ。)のような文。もう気がつかれると思うが、me go shopping の部分は、meつまり「僕が」という主語がまず来て、その次にto go shoppingつまり「買い物へ行く」という動詞部分が来ている。 だから、簡単に考えれば、第五文型はSVOCのOCの部分がまた主語と動詞になっていて、主語+動詞+(主語)+(動詞)のような形だと思えばいい。
このことは次ことを導き出す。
つまり、主語+動詞+補語の形や主語+動詞+目的語の形などがこの第五文型に組み込まれることがあるということ。
まず、第三文型が組み込まれた形を見よう。たとえば、I asked him to play tennis.(僕は彼にテニスをやってくれと頼んだ。)がそうだ。I asked ( he plays tennis).のようになっていると思えば良い。重要な点は、主語+動詞+(主語+動詞+目的語)という語順だ。
次に第四文型が組み込まれている例だ。He had Tom give Alice the book.(彼はトムがアリスへその本をあげるようにした。)だ。He had (Tom gives Alice the book).という形がもとにある。
次は第五文型が組み込まれている形。I expect you to ask Tom to come to my party.(僕は貴方がトムに僕のパーティに来るよう頼んでくれたらと期待する。)これも I expect ( You ask Tom to come to my party).となる。
最後に第二文型が組み込まれる形を見よう。これはちょっと複雑だ。She made me happy.(彼女は僕を幸せにした。)これは有名な歌の一節だ。この元の形は She made ( I am happy ).ということになる。ここでは、be動詞が省略されている。be動詞は基本的にほとんど意味を持たないから、時制を表すとかの積極的な意味を持たなければ、省略されてしまうのだ。



使役動詞についても、以前、投稿したものがあったので、ここにコピーしておきます。
お役に立てば幸いです。

使役動詞は、「誰々に、何々をさせる」のような意味合いで使います。
例えば、He made me clean the room.「彼は僕に部屋の掃除をさせた。」です。
使役動詞で問題になるのは、主語+使役動詞+目的語+補語の形のときの、補語の部分に来る動詞の形です。to clean のように、to が付く形が来るのか、ただの clean だけでいいのか、をよく間違えます。

以下、その説明です。

makeは、完成状態を目的語に取ります。例えば、
I made a chair. なら、「完成した椅子」を作ったことになるわけです。この完成と言う感覚が、即時と言う感覚を生み出し、
make+目的語+原形不定詞 と言う語順を選ばせているわけです。
他にも、I helped him to clean the room.とtoがないI helped him clean the room. は、多少違い、toがある場合は、直接的に助けるのではなく、彼以外の誰かに私が掃除を手伝えと言ったと言うような間接性を暗示させます。それに対し、to なしの場合は、直接的に手伝う、つまり、自分も雑巾を持って、と言うことです。これと同じで、to がない形は、それだけ、直接的なニュアンスを持ちます。そう言えば、感覚動詞の場合も、補語に原形をとりますよね。I saw him kick the ball. これも、感覚は、心の中での、それだけ生き生きした再現を暗示するからです。

それに対し、force の方は、単に強制するだけですから、目的語は、強制される方向へ動くわけで、その動きをtoが表していると思えばいいと思います。つまり、to は、目的語が、何か、迷うと言うか、どうしようかなと、逡巡する間の時間差を表すと、見ればいいと思います。

He made me clean the room. 有無を言わせず、または、非常な権力と言うか権威を持って、または、自分の方で、相手に抵抗すると言う試みもなく、「私は部屋の掃除をした。」結果に重点があり、過程については述べていない。

He forced me to clean the room. 彼は、私が嫌がっているのに、脅したり、何かの権力のようなものを使って、私が抵抗しているのにもかかわらず、「私に部屋の掃除をさせた。」結果と言うよりも、過程に重点がある。

この他にも、to が必要かどうかを迷うものにhave,get があります。

The teacher had the students clean the room.「先生は生徒に部屋の掃除をさせた。」haveが使われているのは、もうすでにそこにあるものを持つという感覚があるからです。つまり、教員にとって、生徒が掃除をするのは当然のことであって、特に生徒の気持ちを変化させる必要性がないからです。つまり、主語+have+目的語+動詞の原型 という形で、toをとりません。

The man got his wife to take care of the children.「男は妻に子供たちの世話をさせた。」
この文では、getが使われていますが、getは、変化を意味します。つまり、It got dark. 「暗くなった。」のような文のgetの使い方と同じです。明るい状態から暗くなったという意味ですね。「男は、妻に、いろいろ言葉を尽くして、(たとえば、今度の休みには皿洗いをやるからとか、次の出張でお土産を必ず買ってくるとか)妻の心を動かし、子供の面倒を見てもらった。」という意味です。目的語の心の変化を表すのがtoです。

もっと心が変化すると、intoが使われます。

He deceived her into thinking he was rich. 「彼は彼女をだまして彼が金持ちだと思い込ませた。」


以上、コピー終わり。

なお、
>I sometimes have a hard time making myself understood.
については、単なる後置修飾と捉えるべきかと思います。
使役用法とは、主語の意図がそこにあることが普通前提になりますから、この場合は、当てはまらないかも知れません。被害を受けると言う意味での使役と言えなくはないのですが。
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この回答へのお礼

いつもご回答頂き感謝いたしています。とても勉強になりました。一度に暗記できないので整理して時間をかけて覚えようと思います。文型や使役のhave/make/force/get等、この回答を参考にもう一度見直してみます。本当に有難うございました。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。

お礼日時:2007/10/25 12:08

OC に動詞由来の言葉が入ると O/OC が S/V の関係になるので, 「your car が tune up する」のか「yo

ur car が tune up される」のか, 「myself が understand する」のか「myself が understand される」のかを考えればいいんじゃないかな.
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この回答へのお礼

いつもご回答有難うございます。お陰様で考え方がつかめました。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。

お礼日時:2007/10/25 11:43

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