プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は今、学校で「女性と社会」というテーマで調査をしています。
現在の日本の多くの女性が「自分の能力を発揮して社会の貢献したい」
「子育てをしながら生き生きと働きたい」と願っています。
男女雇用機会均等法や、育児休暇制度、介護保険制度などの法的制度が整えられつつありますが、
依然として男女の賃金や昇給・昇格などの格差はなくなっていないように思われます。
諸外国に比べても、日本は女性の社会進出度が低いと言われています。
また、家庭を持ち子供を育てながら働く女性に対する援助も充分とは言えません。
そこで広く皆様の意見を伺いたいので、下記の質問に回答お願いします。

(1)日本で女性の社会進出を妨げているものは何だと思いますか?

(2)女性が仕事と家事・育児を両立するためには何が必要だと思いますか?

(3)女性の生き方や働き方について、自由な意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (16件中1~10件)

ANo.8に回答したものです。


質問者様のお礼で、「社会全体の意識改革はどうしたら実現するのでしょうね。」とありましたので再び回答します。

社会全体の意識改革はすでに始まっています。
20年程前までの基準は、産まれたら「男性は稼ぎ口」、「女性は家庭を守る」。
それ以降の基準は、働くとしたら女性の労働は「寿退社まで」、今は「妊娠、もしくは出産直前まで」。
質問者様の年代では大学卒業後の就職はすでに「当然」の基準でしょう。
それは今までの女性が頑張ってきたから選択の可能性があるわけです。

質問者様の現時点のゴールは仕事 + 家事・育児(介護まではまだ早いかな?)の両立のように思えます。
そのチャレンジングなゴールを果たすために「社会全体の意識改革はどうしたら実現するのでしょうね。」と考えているのでしょう。

一つご自分で出来ることはあります。
まずは子供を持つ前までに今後の仕事で実績をつくり、会社にその仕事は質問者様以外にこなせないと認めさせることです。
その場合は育児休業後でも復帰可能でしょう。
または転職も可能でしょう。
家事、育児の分担をする場合、将来の夫に負けない収入を得ることです。
「家庭の用事や急な子供の病気などの時に休みを取りやすくする」ことについては、自分も責任ある仕事をこなしているなら例え夫と喧嘩しても参画してもらうことです。
嘆いたり唱えたりするばかりでは何も変わりません。
行動が実績となり、結果はついてきます。
頑張ってください。
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この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございます。
そうですね、確かに私の母の時代と比べても、社会の意識改革は進んでいると言えますね。
自分ががんばって、仕事で実績を作り、能力をつけることによって、育児休業後に復帰できる道が開けるのですね。
頑張ります。

お礼日時:2007/10/26 23:31

 No.1で回答した者です。

お礼(?)をありがとうございました(とてもお礼には見えませんでしたが)。
 何か勘違いされているように思われましたが、私は企業経営者でも高級官僚でもなく、企業の最下部に位置する単なる一社員の人間です。思いがけず強烈な反論にあったことに驚きを隠せません。
 反論から感じたことは、「男性」に対するあまりの調査不足である事実と、自助努力の考えの不足(政府による社会制度の改革のみに期待)です。

・家事・育児・介護などのために、フルタイムで働けない女性は職種や賃金で差別されても仕方のないことなのでしょうか。
  フルタイムが原則である企業内において、「フルタイムで働けない方」がそれに対応した職種や、休んだ期間分賃金上昇が遅れることは、むしろ当然なことです(それらがないことは、そのことそのものが逆差別であり、社員の士気が低下します)。最近は出来高制の営業職や外交員も存在しますが、そこではフルタイムでないことに差別は存在しません。自営業でも同様です。ちなみにフルタイムが原則である企業での、同様な待遇は対象者が「家事・育児・介護等を行なう」男性であっても同様です。

・本当に自分の好きな仕事を続けたいと思ったら、結婚できないのでしょうか。
  女性の夢を続けさせるために、自分の好きな道を諦めたり、専業主夫になったりする男性の存在はご存知ないでしょうか(ご存知ないのであれば、男性に対する調査不足でしょう)?今の若い男性の多くは、自らより配偶者の夢に対する熱意・将来性を感じれば、配偶者のために自らの夢を諦める決断ができる方も多くいます。さすがに産休をとれない企業は多くはないでしょうから、結婚はできますし、そのような配偶者(夫)を持つことを会社にもアピールできるはずです。ちなみに一度辞めた会社に復職が至難であることは、男女の差はまったくありません。

・女性の晩婚化や少子化の原因は、そこにあると思われます。
  理由はまったく違うところにあると考えています。「育児休業」・「介護休業」制度導入を始めとする育児・介護に対する支援が導入されて、官公庁・大企業の多くで、取得者は女性がほとんどとはいえ、それなりに機能している現状でも、晩婚化・少子化の傾向はまったく変わらないことが如実に現しています。

 No.1の回答に、夫婦の一方が仕事が困難になる現状の対策の一つとしての「大家族」制を記入しました。これが唯一でも最善とでも思っている訳ではありません(質問者様のような若い女性には、受け入れ難い案であることを、お礼に触れられなかった事実から感じました)。若く柔軟な頭脳を持つであろう質問者様が、女性にも男性にも受け入れられる妙案を生み出し、社会に有用性を証明されることを期待しています。政府に頼ることだけが、解決策ではないはずです。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
お礼に書かせていただいたことは、gooabc様に対する反論ではなくて、
自分の心の中にわいてきた疑問をそのまま書いてしまっただけで、
「思いがず強烈な反論にあった」と受け取られてしまったことに今初めて気がつきました。
gooabc様のご意見はとてもありがたく受け止めています。
ただ、私の書き方が悪かったと思います。
誤解をさせてしまって、本当に申し訳ございませんでした。
他の方々のご意見も読ませていただいて、フルタイムで働けない女性が、
職種や賃金で区別されるのは当たり前であるということは理解しました。
おっしゃる通り勉強不足かもしれませんが、女性の夢を続けさせるために、自分の好きな道を諦めたり、
専業主夫になったりする男性の存在は、テレビで見たことはありますが、実際には知りません。
でも、夫婦のどちらかが夢をあきらめなくてはならなかったり、
子供を持つことをあきらめなければならないのではなくて、
夫婦がお互いに協力し合って家事や子育てをしていけたらいいなと思います。
私ももっと社会のことを勉強して、よりよい改善策を模索していきたいです。

お礼日時:2007/10/26 23:22

子育てについても質問されていましたので


それについて意見いたします。

先述では女性ならではの能力を発揮し、
会社にとって必要な人材になる必要性を述べてきました。
その結果としてより多くの報酬が得られ、男性並みかそれ以上の報酬を
受けることも可能でしょう。

妊娠した時に、子を産むことが出来そして母乳を
与えることができる女性が育児休暇をとるのは自然な流れです。
では、 子が1歳になるとどうでしょう?
母乳から粉ミルクに変わることでしょう。
その時、育児は女性でも男性でもできるはずです。
仮に夫婦で女性の方が多くの収入を得ていた時、どうしますか?
どちらが育児休暇をとって育児をしても構わないし、
それは夫婦で決めることです。

つまり、女性が能力を発揮し、会社にとって必要な人材になることで報酬が増え、
たとえ育児する場面に遭遇した時でも、
(母乳が必要なときは厳しいですが)男女差別することなく
育児休暇を取得し、育児ができる社会が生まれると思うのです。
女性でも男性でも労働や育児家事を選択できる社会です。

もちろん、男性が育児休暇を取得している時は
女性が仕事をして家計を維持しなければなりません。
育児家事のバトンと労働のバトンを女性は交換できますか?
女性が子供と男性を養っていく器の大きさが必要です。
また、男性も育児家事のバトンを受け取る器の大きさが必要です。
これが男女共同参加ではないでしょうか?

女性が育児家事と中途半端な労働の2つのバトンを得ようとすると
労働が中途半端な分、会社と男性がフォローする必要があり
これは結果的に押し付けになることでしょう。
これでは男女共同参加ではなく、女性のわがままです。
女性がしていた生産分を男性は労働しフォローしなければ経済は維持できません。
これではますます、男性が育児家事から遠ざかってしまいます。
また会社がフォローすればその分生産効率が低下し、
日本経済の低下を引き起こしかねません。
自分で自分の首を絞めかねないということです。

話を戻しますと、
男性も我が子とふれあい、育児することよって得られるものが、
何かしら未来の人生に影響を与えるものになると思います。
それは育児への理解かもしれません。
はたまた、母性への共感かもしれません。


それから、
質問者さんのみなさんへのお礼をよく読み返して感じたことがありました。

女性が希望する人生設計:
女性の社会進出により仕事をして、
妊娠出産・乳幼児期の子育て期間中は
女性が育児したいので育児休暇取得。
その後、職場復帰するも女性が引き続き育児したいので
会社は利益度外視してでも配慮してバックアップすることが
少子化対策にも繋がる。
赴く仕事はせっかく学生時代に勉強したのだから
好きな職業や職場がいい。

というものでしょうか?
申し訳ございませんが、これは女性がわがままを言っている様にしか見えません。
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この回答へのお礼

回答者様の言われるとおりです。
自分に都合のよいように社会が変わってくれることばかり考えていました。
でも、自分が好きな仕事を続けるには、自分で努力して実績を作ることが大切なことに気がつきました。
大切なことに気がつかせてくださりありがとうございました。

お礼日時:2007/10/26 23:45

女性は時に理想ばかりを夢見るので現実をしっかり見ることが大切です。


今の社会は性差別はほとんど感じません。能力差による区別はされています。(見聞のある方と思いますので、区別と差別の違いの説明は省略致します)

今の日本社会は本当に女性を差別しているのでしょうか?
日本社会は、資本主義で会社が存続することで家庭が成り立ち日本が成り立っています。換言すると会社が倒産すると家庭も日本も成り立たないことです。
では、会社が存続するするにはという事を考えると、会社にとって有益な人材が必要とされるのは間違いありません。そのような人材は会社から報酬を受け、そうでない人材は報酬が少ないのは当たり前のことです。

実際のところどうでしょう?
女性に較べ、男性の方が報酬を多く貰っていますがそれだけ会社が必要としているからです。止められると困るから引き止める為に、多くの報酬を会社は出すのです。

例を挙げてみましょう。
私の会社の話ですが、実際の話です。
汚かったり、臭かったりする現場に女性を連れて行き、『このような現場が担当に割り当てられたらどうするか?』と聞いてみたら、『嫌です、男の人にやって貰いたい』と返事が返ってきました。
別に、腕力とか体力が必要という訳ではありません。単に臭いとかが嫌なだけで、業務を選り好みするのです。

このようでは、会社としては男性のように評価することはできないのは明白です。もちろん、それは後に報酬や昇給に影響するでしょう。
そんな人材は会社にとってどこでも担当してくれる男性に較べて有益ではないからです。残業についても同様です。
真剣な長時間残業は体力的に差がある男性の方が有利ですが、それは有利ではなく男性としての能力です。それは会社にとって無理が利く人材なので評価されて当たり前です。

女性も男性に勝る女性の特長を生かした能力を発揮すれば、会社に評価され報酬や昇給につながるでしょう。それは自分で考えてください。ヒントまでしか言いません。男性と対等あるいは追い越す試練と受けて下さい。
私の会社は男女の賃金差はありますが差別はありません。能力に応じた区別です。

もっとも大切なのは、女性が選り好みせず仕事をするようになることです。
そうすれば、女性の報酬が増え、男性の仕事が減り、男性が育児や家事をすることもしやすい社会システムが出来上がっていくと思います。
そこから、男女共同の社会の歯車がやっと回転し始めるのではないでしょうか?

つまり、日本社会は女性が動かなければ変わることはないと思います。
というか、男性では変えられないのです。

男性から仕事を減らし育児や家事をすることは、会社の存続そのものを揺るがしかねないからです。
女性が選り好みせず社会進出しなければ、おそらく日本や男性を変わらないでしょう。

政府や女性団体が制度で、男性と女性の賃金を同一する制度にしたら会社は男性より生産能力の劣っている女性に同じ報酬を出すことになるので、生産力の低下により日本の国際競争力は低下することでしょう。

また、女性の選り好みしない社会進出と共に、会社も女性に対し誰でも出来るPC入力や事務しか業務を与えない環境を変えていかなくては、せっかくの女性進出を妨げるものになります。

最後に。
女性の本当の社会進出は選り好みせず業務をこなすか、男性と同等かそれ以上の能力を発揮できる業務に就くか創るかです。
それと、そういった仕事を女性に任せられる上司や管理職が必要ではないでしょうか。
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(1)日本で女性の社会進出を妨げているものは何だと思いますか?


男性、女性ともに古い価値観、男性が主、女性が従というようなものに縛られていることが多いと思います。私は家内とふたりで自営してますが、家内が代表を務めています。家事については、食事を含め完全に分担し、子供に関してもそれぞれ話し合いながら分担してあたっています。このような感じでいますから、従業員に対しても育児休暇など取らせるようにし、出産後の復職もすすめていますが、女性自身が積極的に復職を希望しない場合や結婚を機に退職を考えるケースも多いように感じます。これにはパートナーの理解によるところ大きいと思われます。女性が働く場合、2つに分けられると思います。1つは収入を得る必要性がある場合、もう1つは資格等を有し働くということに前向きな姿勢から就労する場合です。うちの従業員のケースでは、パートナーは前者の理由から、本人は後者の理由からと思いが別々の場合もあります。
 パートナーが女性の仕事に理解を示している場合で、女性自身も仕事に前向きな場合は、家事や子育てについてスムーズに分担されていることが、知人達をみていても多いように感じます。
 男女の関係が主従関係でなく、対等関係になりにくいのが問題。

(2)女性が仕事と家事・育児を両立するためには何が必要だと思いますか?
パートナーの理解と協力。家事は家族全体で分担。必要なら子供にもしてもらう。

(3)女性の生き方や働き方について、自由な意見をお聞かせ下さい。
専業主婦と働く女性のあいだに溝があるような感じがします。学校行事やPTAの仕事の際に専業主婦の方々と働く女性達とのあいだに確執めいたものを感じ、専業主婦の人たちにももう少し理解があってもよいのではないかと思うことしばしばです。同性の間に考えの隔たりがあるようでは、男性社会を変えていくのは難しいのでは?
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この回答へのお礼

t-kodomoさんは、とても理解のある男性であり、経営者だと思います。
自営業だからできるのかもしれませんが、家事や子育てをに分担してされていらっしゃることは素晴らしいと思います。
もちろん、奥様も自営のお仕事を手伝っていらっしゃるわけだから、当然ですね。
働く女性だけにアンケートをとった結果、一番必要なのは、「家族の理解と協力」でした。
しかし、実際には、男性も残業が多く帰りが遅いため家事を手伝うことは難しく、子供の学校行事で有給をもらうのも難しいそうです。
そして子供は習い事で忙しく、家の手伝いはほとんどしないのが現状。
結局は、女性が仕事を持っていても、専業主婦であっても、家事と育児、親の介護は女性の仕事になることが多いです。
そういう意味では、仕事を持っている人のほうが負担が多いのは事実だと思います。

お礼日時:2007/10/29 03:26

女性です。



(1)体の構造
(2)女性の根性
(3)
良く女性が心地よく働ける環境を海外の例をとって話す
事がありますが、私は必ずしも海外の方法がよいとは
思いません。日本人は海外(特に西洋)に理想を見すぎる
と感じています。

基本的に女性が社会進出することには反対です。
女性には女性にしかできないことがあるはずです。
生理が無くて体力も力も男性と同じであれば
話しは別です。
体の構造が違う以上、男性と同等に働くことはできません。
パートくらいがちょうど良いと思います。

最近では奥さんにも社会に出てもらって、収入を増やしたい
という男性も多いようです。
恐ろしいことです。
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この回答へのお礼

男性の回答者様の中には、女性が男性と同等の仕事をする覚悟がないのが問題だと考えるかたもいらっしゃいました。
確かに、汗びっしょりになって、体力的にきつい仕事で働く覚悟があるかと言われるとありませんので、根性がないと言われても仕方がないと思います。
やはり、身体的構造の違いや能力の違いから、女性が男性とまったく同じ条件で働くのは無理があると思います。
もちろん、職種によっては、男性と同等にできる仕事もあると思いますが。
男性しかできないことがあるように、女性には女性にしかできないことがあります。
男女がお互いの違いを理解して、それぞれの特性を生かした仕事の分担をするのが理想ですね。
だから、ほんとうは男性が外で働き、女性が家で家事や育児をするというのがいいのかもしれません。
でも、現代では、経済的な理由から、パートで働く女性が多いと思います。
利益を追求しなくてはならない企業にとっては、中途半端な労働力にしかならないパートの待遇が、
フルタイムで働く正社員と比べて悪いのは、当然だと考えられているようです。
日本人は勤勉で、家庭を犠牲にしてまで働いているのに、どうしてヨーロッパや欧米諸国に比べて、生活に余裕がないのでしょうか?
海外の真似は出来ないかもしれないけど、女性の社会進出の進んでいるノルウェーやスウェーデンの社会の良いところをもう少し勉強してみようと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/29 03:04

えーと



(1)に関して
女性の社会進出を妨げているものは特にないと思います。
今では昔のように専業主婦でいられることのほうが稀です。結婚してもDINKSで将来のために貯蓄する方も多いとは思います。
年収300万円時代どころか年収200万円時代といわれるように、賃金の低下により、男女共に働かないと生活できない世帯が増えています。むしろ専業主婦でいられるのは配偶者の所得が高いことが条件となっています。
男女間の働き方のスタイルは、むしろ世帯所得、家庭事情であり、夫婦間の問題でしょうか。妻の所得が高いなら男が専業主夫になってる家庭もあります。昔と違って社会問題ではないと思っています。

女性が社会で働くには
(1)資本家(社長・個人事業主・小規模起業者)になる
(2)賃金労働者(民間企業のサラリーマン)になる
(3)公務員(国営企業のサラリーマン)になる
の3つの選択肢があります。
今は会社法も改正されて資本金の縛りはなくなり
誰でもまとまったお金さえあれば起業できます。別に会社形態にしなくてもいいし、親に保証人を頼んで親戚すべてに頭を下げて資金をかき集めれば小さな事務所を起こして、すぐにでも起業するのも難しくないです。会社経営してる女性や個人商店経営している女性も少なくはありません。
また利益追従しない公企業で税金から賃金を得て
フルタイム就業を続けている女性公務員は多いでしょう。

(2)の道を選ぶなら業種や企業風土によっては
中途退職も避けられないのでしょうか。
内閣府の調査でも
「女性の7割は第一子出産を機に退職している」のが現状です。
公企業と違って競争化に置かれている私企業、故の問題もありますが、育児・家庭問題からフルタイム就業を続けれない女性も多いです。
*小さな子供がいても4割は残業している
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h18/01 …
*急な幼児の発熱に呼び出しに応じられるかという問題
http://allabout.co.jp/children/diwks/closeup/CU2 …
学生のうちは、当たり前のように就職活動して、理念として女性の社会進出は学んでも、民間社会の現実や社会制度を教わらないでしょう。

(2)に関して
両立するためにパートタイム労働をしている人は多いです。
フルタイム就業だけが社会進出ではないので
今も仕事と育児と両立してる人は多いですけれど。
女性の就業率はM字と言われてますが、
育児後の再就職はパートタイム労働が大きな割合を占めます。
需要の問題で比較的サービス業への就業が多くなってきますけれど。
パートタイム労働は海外と比べて、差別視されていますから
そこが問題かと。

ワークシェアリングのさかんなオランダではパートタイム労働が多いですから
男女共に働いて1.5人分の時間を費やして0.5を家庭の時間とするのが
モデルとなっています。
きっちり男女平等とするならのスウェーデンのように男女共に1.0人分働いて1.0人分の時間を家庭の時間とするのが理想でしょう。
日本は税収や労働力の問題もあり、男女共に働いて2人分の仕事をしてもらって(二人でなんとか頑張って家庭の時間というのが)男女共同参画です。もちろん頑張ってこなす方もいますが、多くの場合は両立には無理が生じるので大家族ではパラサイトダブル、核家族では育児の外注化、果ては育児放棄問題。男女共に社会参加するようになって家庭教育の継承が行われないことから生じる緒問題も多くでてきています。

(3)に関して
以前にも似たような質問があって
私も少し偏って書いてますが
女性の社会進出の難しさは出産であると答えてます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3250526.html

私個人としては女性が社会で働いていくことは難しいことけれど、
女性が働くのは当然、仕事をする上で援助をうけて当然とする考え方、受身的な姿勢がそもそも間違っているわけではないかと思っています。
女性の働く難しさを踏まええた上で、女性が働くことを考えてほしいと思っています。
むろん差別するわけではないので男も女も働く機会は均等であるべきだとは思いますが。なんでもかんでも周囲のせいにするのは避けていただきたいです。

女性の社会進出がいいことばかりではないのは
今年の1月のニュース記事ではアメリカでは女性の社会進出の結果
シングル女性の割合が5割を超えたとありました。
先進国といってもワークシェアリングの盛んなヨーロッパと比べるにしても、あいにく日本はアメリカ型資本主義社会に移行していますから近くない将来、日本もシングル女性が増加するかもしれません。すでに晩婚化、離婚増加とおなじような道を辿っているような気もします。

また職業志向の女性ばかりでなく、世の中にはいろんな考え方の女性がいますから。
少し前の2005年の作品ですが、マーケティング・アナリストの三浦展さんの膨大なデータを元に書かれた「下流社会」による女性の分類(お嫁系、ミリオネーゼ系、かまやつ系、ギャル系、普通のOL系)も面白いと思います。職業志向と専業主婦志向と交えてあくまで大まかにですが、4分類しています。
http://review.rakuten.co.jp/item/1/213310_115233 …
特別に何か得るようなタイプの本ではないですが、私も女性相手に接客をしていますので納得できる部分も多いです。

◆国民生活白書(http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/index. …
も年次毎にいろいろ統計的な数字が出ています。
女性の就業のところもご参考になるのではないでしょうか。
13年(http://www5.cao.go.jp/j-j/wp-pl/wp-pl01/index.html
15年(http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h15/ho …
18年(http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h18/01 …
◆ALL ABOUT(その道の専門家が答えてくれてるサイト)
共働きの出産育児 記事一覧
http://allabout.co.jp/children/diwks/library/mli …

あまり話を掘り下げるとまとまりがなくなるのでこのあたりで失礼。
ご参考になると幸いです。
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この回答へのお礼

flavas2さんはとても博学なのですね。とても参考になりました。
現代では、学校を卒業した女性が働くということは当然のことになっていて、女性の社会進出を妨げているものは特にないのかもしれません。
しかし子供を育てながら働くには多くの困難があると思います。
たとえば子どもが赤ちゃんや未就園児である場合は、自分または夫の親がそばにいて子供の面倒を見てもらえるか、未就園児を預かってくれる保育施設が家または職場の近くにあって
そこに子供を預けるだけの経済的余裕がない限り、母親がそばに居て面倒を見る必要があるでしょう。
子供が保育園や幼稚園に通うようになっても、保育時間は15時くらいまででフルタイムで働くのは無理です。延長保育があっても、17時~18時くらいまでが限界です。
小学校へあがっても低学年のうちは下校時間が早く、カギっ子になります。
実際私はカギっ子で育ちましたが、母は小学生の子供を夕方一人で家に留守番させることがすごく怖かったそうです。
というのは、現代は地域全体で子供の安全を見守るということはなく、
不審者や変質者の情報が毎週のように地元の警察から発表される物騒な世の中だからです。
小学校高学年や中学生になっても子供の食事の世話や習い事の送り迎えのためあまり残業はできません。
また急な病気の時は、いくら中学生でも一人で家に置いておくわけにはいかないでしょう。
このように普通に子供を育てることが、働く女性にとって障害になってしまいます。
女性が仕事をする上で援助をうけて当然と思っているわけではありませんし、すべてを企業や社会に頼っているわけでもありません。
でも女性が仕事をする以上は、勤務先に迷惑をかけないように子供や家庭を犠牲にしなくてはならないのでしょうか。
夫の収入が多くて、妻が働かなくても十分に豊かな生活ができるのであれば、逆に女性の社会進出が少なくなるのかもしれません。
子供を産み育てることは、夫婦だけの問題ではなく日本の社会にとっても重要な役割だと思います。
オランダのように男女共に働いて1.5人分の時間を費やして0.5を家庭の時間とするとか、スウェーデンのように男女共に1.0人分働いて1.0人分の時間を家庭の時間とする
という考え方は、とてもいいと思いました。
男性の皆様からは、結構厳しいご意見が多かったのですが、社会に助けを求めることはやはり女性のわがままなのでしょうか?

お礼日時:2007/10/29 02:33

こんにちは。

男性側の意見として、日本の一番悪い所ですが、今だに家事育児は、女性の仕事、男性は外で働く。この考えが非常に強いです。これが女性の社会進出を妨げている最大の要因の1つだと思います。事実、結婚する時にあの男性は定職についているから。ちゃんとした仕事だから。などと口にする人が非常に多いです。ではその逆はどうでしょうか??女性が定職についているかどうかを結婚の条件にする人はほとんどいません。現に、無職の女性に職業は??と聞いて家事手伝いと答える女性がいても誰も不信には思いませんが、男性が同じ発言をするとニートか。など悪い目で見られます。このように見ても明らかに、男性が外で仕事、女性は家事育児という傾向が圧倒的に多いというのが分かると思います。確かに、女性の社会進出も増えてきています。しかし、その多くはパートや派遣が多いです。正社員で働き続けている方は少ないです。他の方も書いていますが、一般企業は業績が大切なので、ずっと休まず働き続けてくる方を優先的に雇うのは当然です。逆に、専業主夫が認められれば状況は変わります。今度は男性が同じ不満も持つようになると思います。
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この回答へのお礼

男性が、「家事・育児は女性の仕事」と考えるのと同様に、女性は、「男は外で働いて家族を養うのが当たり前」と考えているので、
結局のところ、男女ともにお互いに依存しているのだと思います。
独身の女性が働く理由は、おもに自分のためだと思いますが、
私が調査した結果で、結婚した女性が働く理由で最も多いのは、「家計をたすけるため」でした。
マイホームの獲得や子供の教育に膨大なお金がかかるため、夫だけの収入では足りないそうです。
結婚して子供のいる女性が社会に出て働くということは、女性のわがままではなくて、
家事・育児をしながら、生活のために働いている人が多いのです。
専業主婦で家事・育児を女性が負担することに不満をいう人は少ないと思います。
ただ、専業主婦(主夫)の仕事ももっと正当に評価されるべきだと思います。
男性からの貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/24 02:38

難しくておもしろいテーマですね。


(1) 「日本で」妨げているものは女性、男性、政府、企業です。
つまり、全体の意識改革が必要です。
現在、日本の多くの女性が~したいと質問者様は書きましたが、独身者も多く、他では生活費が掛かる現在では生活の為に働く女性も多いのが現状です。
男女関係なしに能力別にきちんと評価されるシステムが確立されるべきでしょう。

(2) 女性一人で家事・育児・介護と仕事を両立は出来ません。
また、男性1人でもしかりです。
(している方もいるでしょうが、無理が生じます)
家庭として経済的に潤う分、伴侶との分担が必要です。
そのためには、(1)で申し上げた「意識改革」です。
政府や企業が率先するべきですが、その政府や企業を動かしているものは男性と女性です。
企業で保育所を用意する(その企業に対して補助金が出るとか)、企業は勤務場所も夫婦でなるべく近くなるように考慮する、なども案としてどうでしょうか。

(3) 男女比7:3が働きやすいという方もいらっしゃいましたが、
女性としては仕事場での男女比は5:5がバランス良いと思います。
尚、「フルタイムで働けない女性は職種や賃金で差別されても仕方のないことなのでしょうか。」についてですが、当たり前です。
それは差別ではなく、区別です。男性、女性関係ありません。
文句があるのでしたらフルタイムの時間を割くか、日給ダウンを補うべく能力を上げるべきでしょう。
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この回答へのお礼

subc0001さんのおっしゃる通り、私の調査した結果も、生活のために働く既婚女性が多いことがわかりました。
また、未婚者は、結婚したら今の仕事や収入や自分のための時間を維持できないため結婚をしたくない、
または結婚しても子供はいらないと思っている人も多かったです。
女性一人で、家事・育児・介護と仕事を両立することは大変だと思います。
まずは、夫や親、そして子供たちにも理解と協力が必要だと思います。
フルタイムで働けない場合は、職種が限られ、賃金も区別されるのは仕方のないことなら、
企業も家庭を持ちながら働く女性が、家庭の用事や急な子供の病気などの時に休みを取りやすくするなど、
やさしい職場環境になることを願います。
社会全体の意識改革はどうしたら実現するのでしょうね。
わかりやすいご意見ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/24 02:59

学生さんが、調査のため、ですよね?


あくまで「働きたい意思」を持った女性に焦点を当てた調査なのでしょうから、
主旨は異なってしまいますが、こういう考えもある、ということもぜひ知って
いただきたく、あえて横入りします。ちなみに私は男です。

私は、働く女性を否定するわけではありません。
しかしながら本質としては子供、特に幼児期の子供は母と離れるべきではないと
考えています。
当たり前ですが、幼児の日々の成長の過程、成長の観察、母子の絆全て
において、幼児には常に母は必要です。保育園での代替はできません。
サルでもライオンでもみな子供は親が面倒をみます。
少しばかり大脳が発達しているからといって、人間だけがその動物としての
本質から離れているなんて考えるのはおこがましいにも程があると考えます。

という考え方に対しては時代の逆行とか女性に対して抑圧しているという人が
多いと思います。
しかしながら私の妻も私と同じ考えです。
妻曰く
「幼児期の子供ほどかわいいものはないのに、その時期をみないなんて
なんてもったいないのだろう・・・」
そう考えて、専業で4人の子供を育てています。
(3)の女性の生き方という部分について、働くことや育児と両立することのみを
是とするのではなく、こういう生き方も今なお一つの幸せな充実した生き方で
あるということも検討の視野に入れてみて欲しいと願います。
本題についてのご意見は他の方々にお譲りします・・・
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この回答へのお礼

私は、今自分の夢に向かって勉強している学生です。
ですから、せっかく勉強してやりたい仕事を得たとしても、結婚・出産によってその仕事を辞めなくてはならないのなら、
何のために勉強しているのかと疑問に思うときがあります。
私は、決してキャリア・ウーマンを目指しているわけではありません。
私も、愛する人ができたら、結婚して、子供を持って、幸せな家庭を築きたいです。
そして、子供は他人任せでなくて、自分で育てたいと思っています。
ですから、出産をしたら、仕事を辞めて、子供がある程度大きくなるまでは休職することになるでしょう。
子供が成長して、また働きたいと思った時、はたして自分が本当にやりたい仕事に就けるでしょうか。
家庭を持ち、子育てをしながら、もしかしたら親の介護もしながらだったら、やはりフルタイムで働くのは無理だと思います。
そうすると、選べる仕事が限られてしまい、せっかく勉強してつけた能力を生かせない仕事をしなくてはいけないこともあると思います。
sirocopさんは、4人のお子さんがあっても、奥さんが専業主婦でいられるということは、経済的に裕福なのですね。
私は、2人姉弟ですが、親は、マイホームのローンと2人の子供たちの教育費で大変です。
もちろん、母も家計を助けるためにパートで働いています。
外で働いて、帰ってくると休む暇もなく食事を作り、掃除、洗濯などもほとんど一人でこなしているのはとても大変そうです。
結婚して、いつも子供のそばにいて成長を見守り、家族のためにおいしい食事を作り、掃除や洗濯などの家事を完ぺきにこなして、
それで豊かで幸せな生活ができるなら、それは女性にとってとても幸せな生き方だと思います。
でも、家庭を持って、子供を持ったら、自分の好きな仕事を続けられないことは悲しいことだと思います。
将来に悲観的になってしまいます。
結婚や出産のために仕事を辞めたとしても、また働けるようになったときに、家庭と仕事の両立がしやすい社会になることを望みます。
とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/24 03:35

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