ひぐらしのなく頃に解　皆殺し編「終末」について

確か殺される直前の記憶は梨花も羽入も保持できないということでした。

「直前の記憶」が何処までかは忘れましたが梨花は大石に話を聞くまでは疑いすら抱いていなかったようなので、そこ以前に記憶がさかのぼってしまってはまずい、と言うことではないでしょうか。
それ以後あの（山狗を目撃した）瞬間まで「鷹野と入江のどちらが黒幕か確信しきれない」状態でしたので、すぐ死んでしまったら、良くて「２人の内どちらを信じればいいのか、はたまた２人とも敵なのか疑心暗鬼に苛まれる状態に戻る」悪くて「疑いを持ったことすら覚えていない状態に戻る」ということになります。確実に鷹野を敵と認識した上で記憶を保持するためには、後もう少しは生きている必要があったのでしょうね。

彼女は、殺される直前の記憶が欠落します。

ついでに、皆殺し以前の終末作戦ルートの場合、山犬に捕らえられた時点で薬で眠らされていますので、三四の顔を見たのかどころか、山犬の顔を見たことすら疑わしいのですが。

…単に、「今までの転生で、どうして犯人を覚えていないのか」というつじつまあわせにも思いますが。まぁそういうことで。

ちなみに、この記憶の持ち越しに付いては、PC版とPS2版では、その後の展開が違います。この部分については、羽生を入学させるより、PS2版の展開のほうが、個人的には好きです。