おすすめの医療保険を教えて下さい。

yuzuyaさん

入院について、漠然とした不安がおありなのですね。
ご存知だと思いますが、医療保険で保険会社がしてくれることは、客が入院時に一定の「お金」を払ってくれることです。　

そうであれば、入院したときに、おおよそいくらくらいのお金がかかるのかがわかれば、医療保険でどのくらいの保障をしてもらえば良いのかの目安になるのではないでしょうか。

どのくらいの保障にしたら安心かの目安のために、入院1日当りいくらの保障にするのが妥当かについて、
「医療保険設計のポイント１」http://health.nikkei.co.jp/ins/point/step02/01.cfm
をご覧ください。

ご主人は会社員ということですので、
(1)「入院中に確保できる収入」は、有給休暇取得期間中は給与は100％支給されること。この時期を過ぎても健康保険制度により、1年半は給与のおよそ6割が確保されること。これらをご考慮ください。
(2)「入院に関する費用」は、高額療養費制度があり、入院費は1ヶ月10万円程度しか掛からないこと、をご考慮ください。
(3)「入院中に確保すべき生活費」は、ご主人入院中は、ご主人の"こづかい"は不要なことをご考慮ください。

この結果、医療保険で保障してもらう、1日当り入院給付金額はいくらになりましたか？

他に、医療保険に加入する時に確認するポイントは、
1.医療保険の保障期間は、一定期間か、終身か。
2.終身保障の医療保険であれば、払い込み期間は、一定期間か、終身か。
3.１入院で何日まで給付金が出るか (60日、120日、180日、360日)
それに、
4.　入院1日当たり給付金はいくらか。
というものです。
医療保険は、種類がたくさんあり、複雑に思えるかもしれませんが、これらのポイントを押さえた上で、商品選びをすると、それほど種類がないことに気づくのではないでしょうか。

最後に、「おすすめの医療保険がありましたら・・・」ということですが、この言葉に乗ってヒョイヒョイと保険営業員が勧めてくる保険商品には「要注意！」です。
yuzuyaさんの医療保険に対する希望がわからないうちに、yuzuyaさんに本当にピッタリの保険など勧められるわけがないのです。勧めてくる医療保険は、営業員に手数料がたくさん入るといった理由で、自分が「勧めたい」商品だったりします。

yuzuyaさんにとっての「おすすめの医療保険」は、yuzuyaさんの心の中にしかないのです。