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修士論文は、量より質の考え方はおかしいでしょうか?

質問を見ていただきありがとうございます。
修士論文の第1章を書き始めました。
一般的に、修士論文は量(ページ数)よりも内容だと思うのですがおかしいでしょうか?

必要最低限(緒言、研究目的、方法、結果、考察、結論、参考文献、図や表etc)を書き、30枚程度にまとめる予定です。
私の大学には、論文の制限や規定などは特にありません。

このことを別の国立大の修士の友達に話したら、『それは、短すぎだろ?○○(私)の研究は30枚にまとまるほど、データが少ないのか。』と指摘されました。

データ量はかなり多いですが、無駄なものは正直のせたくないのです。
修士論文は、あくまで論文であり、何でも載せればいいというものではないと思うのですが・・・

A 回答 (6件)

>一般的に、修士論文は量(ページ数)よりも内容だと思うのですがおかしいでしょうか?


 分野によっても、また、1枚に収める文字数(情報量)によっても違いますが、もし、本当に小数ページで必要十分な内容を伝えることが出来るのであれば、論文本体は30ページでもいいでしょう。ただし、くどいようですが、本当に、それで、必要十分な内容を伝えることが出来れば、です。

 修士論文となると、当然、結果を学会で発表することがあるはずです。そのとき、直接言いたいこと以外の情報があると、論文集のページ制限や口頭発表の時間制限内には収まりませんよね。その意味では、必要十分な情報を要領よくまとめることも大切です。

 回答ですが、私も#3様、#4様の回答を支持します。というか、学生には#3様、#4様のような趣旨の説明をしています。理由も#3様、#4様の回答にあるとおりです。
 ただし、そのままでは論文本体が冗長になってしまうことも事実です。
 そこで、私の場合は、論文本体は、学会等への投稿論文にプラスアルファした程度の長さにとどめておき、本文には、その本文の中で直接使うデータを書かせ、結果の全容~ネガティブデータも含め~は付録にさせています。

 ただ・・・修士論文が30枚ですか・・・文頭に書いたとおり、分野によっても、また、1枚に収める文字数(情報量)によっても違いますが、30枚だと製本できる厚さにはちょっと足りないですね。私のところでは、(字間にかなり余裕のある書き方で)50枚-100枚(+付録)程度が普通です。もちろん、「あの研究室はろくな研究をしないでも卒業させている」と評判の研究室ではそれよりも少ない枚数の論文でOKとなっています。まあ、そんな研究室は少数ですが。
 もちろん多ければいいというものでもありません。その、「ろくな研究をしないでも卒業させている」という研究室でも、学生によっては、かなり長い論文を出すことがあります。しかし、その修士論文を読んでみても、どうでもいいことばかりが稚拙な文章で書かれており、何を言いたいかさっぱりわからない、ということも珍しくありません。

 結局、論文の本体は、必要な情報を、その分野の標準的なまとめ方で、学会の論文集(一般に、1ページあたりの情報量は修士論文よりはるかに多い)よりも若干詳しい程度にまとめ、他の詳細のデータは付録にする、といったことでいいのではないでしょうか。

 あるいは・・まさかとは思いますが、付録も含めて30枚ということでしょうか。だとしたら、分野にもよりますが、若干(かなり?)少ない気がします。
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修士論文は学術論文ではありません。


だから#4の方と同じ理由と教育的観点から「質より量」です。

そもそも、研究に「無駄なもの」が存在することがおかしいです。
それは本人の計画性の無さの現れです。
コントロール実験は適切に行うべきであるし、
ネガティブデータをいかにポジティブな結果に持っていくか、
そしてデータを無駄にせずに論文として纏めるかは研究者として大切なスキルです。
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量より質という見解が多いので、あえて異論を唱えます。


修士論文というのは、研究の記録という意味合いもあります。つまり、あなたの研究室で後輩があなたの研究を引き継いだりするときに参考にすることもあります。したがって、それらの人の助けになるように、実験の部なども詳細に記述するのが好ましいことです。
現実問題として、熱心に実験に取り組んでいれば、どうしても長くなってしまうと思います。それでも短いというのであればデータが少ない、すなわち実験量が少ないということになります。
また、無駄なこととおっしゃいますが、それは確かですか?たとえば、ある実験を行って、それが意図した結果にならなかったとしても、「そういう結果にならなかった」ということは重要な研究成果です。つまり、ネガティブデータというのも重要なデータです。学術論文ではネガティブデータを省略することも多いですが、修士論文ではそれも書くべきだと思います。そうでないと、「その方法ではうまくいかない」ということを後輩に伝えられません。結果的に、無意味な実験を繰り返すことになります。

修士論文は一般の学術論文とは違いますので、必ずしも簡潔にまとめるのがよいことだとは思いません。
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量より質でOKです。



ただし、目的、方法、結果緒言、研究目的、方法、結果、考察、結論、参考文献、図や表etcを詳しく書き、読みやすさのためにある程度行間を取る(通常の査読論文等は印刷ページは少ないですが、6頁印刷でも、原稿は、ダブルスペース打ちで、図表込みで20ページを超えます)必要があります。

30ページは、私の印象では2年間の集積にしては少ないと思います。私は、修士の時に査読論文も書きましたが、データなしで100ページ(8百字の原稿用紙)、データは、A4で100枚を超えました。
修士論文は、研究室でのデータ保存の意味もありますから、全データを載せることが望ましいと一般的には考えます。あなたが不要と思っても、何かの次の研究のきっかけになるかもしれません。

いずれにしても、指導教官の意見を聞くことをお勧めします。
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私の修士論文(工学系)が何ページあったか忘れてしまいましたが、数学科を出た先輩は論文のページ数が一桁だといっていたように記憶しています。

ですから、分野によって「常識」が異なるものと思います。

> 修士論文は、あくまで論文であり、何でも載せればいいというものではない

実験データは添付資料として論文とは切り離してまとめておくと、論文側に贅肉が付かなくてすむかとおもいます。

> 緒言、研究目的、方法、結果、考察、結論、参考文献、図や表etc

研究背景や従来の研究についてもおわすれなく♪
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 あなたのほうが正しいと思います。

テーマからして、博士論文などは相当量にいたるのが普通ですが、修士論文では短いのもありえないことではありません。

 とくに修士までは無駄な情報、なぜこの情報が必要なのか疑問になる文章が多く、冗長な印象を与えるケースがほとんどです。

 しかしながら、あなたのいう30枚がA4ではなく、原稿用紙で言っているのであれば、少々テーマが狭すぎたのではないかという気がしないでもありません。とはいえ、私たちの意識は総花的なものをつくるというところにではなく、いかに捨てるかというところにおくべきであると思います。

 それだけの質があれば、量はまったく問題ではありません。現に有名とされる論文は短いものが多いです。
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