Ｌから音が出なくなる

#4,#5です。

リレーを基板につけたまま、蓋を外した例を見つけました。
半ば強引に外しています。内部を壊す恐れがある外し方ですね。
http://www.pc-wyvern.net/amp.html

私は、はんだ吸い取り機が使える環境でしたので、はんだを溶かしてリレーを一旦基板から外した上で、カバーを外し、清掃しました。

出力段のスピーカー保護リレーでしたか。

私もそうでした。
トランジスタアンプはポップ音がすごいので、大抵はリレーが入れてありますが、経年変化で、接点表面に酸化物が溜まるんですよね。通常リレーは接触時、若干ワイプする構造になっているので、スピーカ切り替えを数回繰り返すことで直ったりしますが、すぐ再発します。
さて、下のサイトでは、交換を推奨しています。下は一例です。リレー交換は定番の項目と書いてあります。
http://www.geocities.jp/tsoka/sub3.htm
下のサイトでは、リレーケースに穴を開け、その穴から接点復活剤を注入しています。交換しない場合の苦肉の策です。
http://www.coara.or.jp/~fujita/contclea.htm
しかし、接点復活剤は腐食性がある場合もあり、大量に注入するのはお勧めしません。しかし、なぜ、こんなことをするかというと、リレーケースの蓋が接着されている場合が多いからです。
もし、リレーのケースがグラグラ動くのなら、しめたものです。スナップフィットで引っ掛かっているだけですから、下部を広げることによって外せます。ただ、とても苦労します。この例は、どこかで見ましたがサイトを忘れてしまいました。
ケースを外すことができたら、便箋のインク取り紙のような少しザラザラした紙に接点復活剤をしみ込ませ、接点を指をくっつけておいて、その間を行き来させます。テスターで抵抗を測りながらやるといいでしょう。

たまに、２系統ともLだけ、ということであれば、プリント基板上のはんだのクラックの可能性があります。

何年目のアンプでしょうか？数年経過していれば、可能性があります。
調べ方は、アンプをひっくり返すと、一般的には底面がパンチングメタルになっていて、たぶんネジで取り外せます。
ドライバーの柄などで、プリント基板をカンカン叩いて、音が途切れるようでしたら、怪しいです。
プリント基板のはんだ付面が見えると思いますので、ヒビが入っているところがないか、調べます。可能性があるのは、コネクタ、パワートランジスタ、大型の電解コンデンサの足です。
なお、くれぐれも感電に気をつけて下さい。

一方、もし音量を上げていけば、突然音が出るというのであれば、出力段のリレーが怪しいです。カバーを外して接点を清掃することになります。これはテクニックを要します。ネットで検索すると、このテクが紹介されているサイトが１～２あります。

昔からのバラコン、プレーヤーやレコーダーをそれぞれピンコードでつなぐやつなら調べやすいんですけどね。

先ず、少し音が聞こえるくらいの音量にセットしておいて、色々なケーブルをゆすって見ましょう。
バリバリ音が出たらその線の接続不良です。
「たまに」がくせものなのですが、出ない時にアンプの入力につないである外部機器のＬとＲを入れ替えてみた時にＲが聞こえなくなったら外部機器の問題です。
アンプ内部のリレーの故障である場合もあります。
発生する頻度がまれであれば、修理に出しても本当の原因がわからず、「再現せず」、として返ってくる場合もありますが・・・

スピーカーケーブルが中で切れている場合もあります。

適当な線があれば、そちらも試してみてください、

こんにちは。

「ガリ」が端子にあるかも知れず、接触不良の可能性も高いのではと思います。またスピーカー端子の汚れなどチェックされてはいかがでしょうか？