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海水魚を6年飼育しています。
水槽の照明はタイマーで管理しています。

今更なのですが、深夜帰宅することがほとんどで自室に水槽を設置しています。
ですので部屋の照明を点けるとその明るさで、寝ている?お魚さん達が活動し始めます。
お魚さんにとっては1日に2度朝と夜が来るような感じです。

これってどうなんでしょう。ストレスにはならないのでしょうか?

A 回答 (1件)

魚達にも昼型、夜型と色々な人種じゃなくて魚種がいるようです。


結論から先に言いますと、病気にもならず、元気に成長しているのならば、室内照明の点灯位の刺激は、魚自身が自分の身に危険を感じる事象ではありませんから、ストレスの心配はいらないと思います。
もちろん、目を覚ます魚はいると思いますが、睡眠自体が人間とは違います。

生物の睡眠とはなんぞや?という問題があります。
これに対して、東京医科歯科大学生体材料工学研究所所長 井上 昌次郎 先生は著書『動物たちはなぜ眠るのか』の中で、魚類の睡眠はレム睡眠で、脳は活性化していると研究結果を書かれています。
睡眠は、脳を休憩程度に軽く休めるものから、人間のように昏睡状態(ノンレム睡眠)近くまで脳の機能を停止するものまで、生物の種類により大きな開きがあると書かれています。
「霊長類・哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類・軟体動物・昆虫」が以下の特徴を示している時間帯を睡眠と定義できるようです。
(睡眠の基本的な特徴)
・長い不活動期
・反応の低下・安全な場所の選択
・特有の姿勢
・1日の中でほぼ同じような時刻に眠る
以上より、魚は睡眠状態に入ると、何も考えないでボーとしている。
恐らく目も見えているけど、ボケーとしている。
マグロなどは、運動機能、脳の活性を最低限まで落とし泳ぎながらボーとしている。
無理やり人間に当てはめると、声を掛けられればすぐに目覚めるくらいの、リラックスして気持ちよい浅い眠りについている状態。
もしも、自分の体に危害が加わるような緊急自体になると即、危険回避行動が取れるように準備しながら休憩している状態のようです。

以上のような特徴から、深夜に帰宅して数時間室内灯を点灯する位の刺激で、魚たちはストレスを感じる事はあまり無いようです。
「ご主人様が帰ってきたな」くらいのことをボーとしながら考えているようです。

参考:
井上 昌次郎 著『動物たちはなぜ眠るのか』(丸善ブックス)
http://www.athome-academy.jp/archive/medicine/00 …
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございます。
確かに「ビクッ!」って感じじゃなくて「ん!?なんか明るいぞ」もぞもぞという感じですね。

>「ご主人様が帰ってきたな」くらいのことをボーとしながら考えているようです。
こう考えていることを想像すると楽しいですね。
でも「おい、メシまだか」くらいにしか思ってないだろうな。

お礼日時:2007/09/23 23:45

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