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同人誌は有名なアニメのキャラ物の本をよく見ますが
ああ言うのは著作権を得て販売してるのですか?

もしくは公認されてるのでしょうか?

A 回答 (5件)

皆様の仰るように、「黙認」です。


私も多少同人経験がありますが、利益よりも赤字が出る方が、やはり多いかと思われますね(苦笑)
黙認という点に多少疑問を覚えられるかもしれませんが、そういう赤字を出してまでファンをやりたい人が、やはり作品を支持して、周辺商品なども購入してくれるのだと思います。

アニメ業界は、制作費の面では大変厳しいかと思われます。
出版社などでは、著作権にうるさい大手出版者様などもありますし、本の出版自体が再販防止制度である程度守られています。
アニメは制作して放映しただけ(多くが誰でも見られる)では、おそらく、あまり利益は上がりません。付属して、DVDや周辺商品を購入してもらうことが重要になるかと思います。DVDもドラマや映画に比べて高いです。しかし、これを購入し、また「良い」といって作品を盛り立ててくれるのは、やはり、散財してもファンでいてくれる方々でしょう。

また、アニメ自体が、複数のアニメーターが寄り集まって作品を作り上げているということも、著作権に対する規制があまり強くない理由にあるかもしれません。(アニメのEDは、毎回、その回に参加した人の名前がテロップとして流れます。全話・毎回違いますし、かなりの人数が参加しているのがわかるかと思います。)キャラクターデザインをされた方が、自分の作品をまとめてイラスト集を出版されているというケースもありますし、アニメーターさんが自分が参加した作品の原画集を出されているケースもあります。このあたりは、会社とのつながりもある方々によるものなので、無断というわけではないようですが、許可が下りるというのも、複数の人間が一つのクリエイティブな作品作りに参加するという特殊性によるところかもしれません。

あと、一つ加えておきますなら、同人活動を行う方には、その作品を好きで行う方がほとんどで、同人活動で稼ぐために行う方は、かなり少ないのではないかと思います。また創作系(オリジナル作品)の同人を発表される方の中には、プロを目指す方と趣味の作品の公表、また同じような人たちとの交流という意味合いが強いように思います。人気同人作家様などは、出版社にスカウトされてプロになる方も結構いるようですよ。(知人にもおりましたし、ファンになったサークル様が気が付いたら普通に月刊誌で連載をしていたなんてこともありました/笑)
こうして考えてみると、インディーズバンドが誰かの楽曲をカバーしてライブハウスでライブを行うというのにも近いかもしれせんね。

ご質問が目に付きましたので、差し出がましくも考えられた事を並べてみましたが、大したことも申せず、申し訳ありません。何かしらの参考にでもなれば、幸いです。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます
参考になりました。

お礼日時:2007/09/15 00:37

えーと#1さんのおっしゃられている通り、二次創作の世界は版権を持つ側の「黙認」によって成り立っています。


これは二次創作が「ファン活動」の一環で、販売ではなく「実費でお分けする=頒布」という前提に基づいています。
利益を上げるためのものではないので、価格についても普通は印刷代を部数で割った数字に少し足した程度にするのが一般的だと思います。でも全部捌けたとしても、コミケをはじめとする即売会への参加にかかる費用などでトントン~赤字というサークルが大半でしょう。
それでも何故同人誌を出すのかと言われれば、それはもうその作品やキャラに対する「思い」を表現したい、他の人にも見てもらいたい、という気持ち故です。(自分も二次ではないですがちょっと齧った経験からも言えます)
尤も、同人活動だけで生きていきたい、という人も中にはいて、人気のあるジャンルで荒稼ぎする輩もいるようですが、そういう人は版権側に訴えられたり、税務署に目をつけられて脱税で捕まったりしているようです。二次創作という立場をわきまえないこういった行動は「いつ版権側がNOを突きつけて来るか」ということを常に気にしつつ慎ましく活動している多くの同人作家や読み手の迷惑なのであります。(本当に困ったものです…)

>0から生み出しヒットする同人誌を作れればいいですが
>企画や売り方が難しそうですね。

自分はオリジナルには疎いですが(二次も詳しいとは言えないですが^ ^;)、そちらの方でもコミケで行列の出来るサークルはあるようです。男性向けエロが多いようですが。
そういうサークルであれば、その売上で(税金をちゃんと払った上で)例えばマンションを買おうが文句は誰も言えないでしょう。

ちなみに#2さんの書かれたのは多分これの事でしょう
「当日版権システム」
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%BD …

同人誌ではなく、ガレージキットを作っている人が、ワンフェス等のイベントで版権ものの作品を売る事が出来るようにするためのシステムです。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます
参考になりました。

お礼日時:2007/09/15 00:37

黙認している場合がほとんどですが中には規定を作ってその規定の範囲内ならわざわざ許可を取らなくてもいいという方針のところもあります。


スーパーマンも以前アメリカでかなり真似をされたので出版社側がきっちりとした規定を作ってその規定を超えない限り黙認としていますよ。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます
参考になりました。

お礼日時:2007/09/15 00:37

確かではないのですが、同人誌も当日の即売会のみ許可をもらえる、


みたいなものもあるらしい。とどこかで見た記憶があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
参考になりました。

お礼日時:2007/09/15 00:38

公認ではなく黙認です。


同人誌で扱ってもらうのは、とても良い宣伝になるのです。同人誌から火がついた人気作も結構あります。
何しろ、最大の同人誌即売会:コミックマーケットの参加者と来たら、何十万人ですから、市場規模としてもとても無視できるような物ではないですから。また、逆にその市場にそっぽを向かれてしまったら、とても大きな痛手を被ってしまいます。
そのせいか、よほどやりすぎない限りは黙認されている事が多いようです。
また、日本のマンガ家の層を厚くしている理由が、この同人誌を中心とした二次創作です。マンガ家が育たなくなれば、マンガ王国:日本もいつまで保つ事やら……。出版社としても、マンガ家育成の場である同人誌市場の存在を認めざるを得ないのです。

以前の質問で参考になると思われるものがありますので、よろしければ。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3222279.html
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この回答へのお礼

なるほど、とは思いますが黙認って・・・

0から生み出しヒットする同人誌を作れればいいですが
企画や売り方が難しそうですね。

そもそも同人誌の利益率ってどんなもんなんでしょう。
所詮、趣味の世界なんでしょうかね

お礼日時:2007/09/14 03:17

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