プロが教えるわが家の防犯対策術!

いつもお世話になっております。
近々建売の戸建を購入する予定ですが、木造の在来工法であり、素人ながら強度・耐震性・断熱性など心配しております。
今度また物件を見に行く機会があるのですが、その際施工会社に基礎や構造について色々質問してみようと思うのですが、どこをどう見たらよいかチェックポイントについてアドバイスいただけますでしょうか。
例えば床下収納部分から潜って基礎を見ても、素人の私はちんぷんかんぷんだと思います。ですが、タバコの煙が流れれば床下に空気が流れて耐湿面はある程度心配ないことが分かると思います。
また、部屋を暗くして懐中電灯で照らすと、クロスの凸凹が発見しやすいとか聞いたことがあります。
すでに90%以上工程が終わっている建物を、どのように構造をチェックすればよいのでしょうか。
せっかく施工会社に質問できる機会なので、どのような点を見て、どういう質問をすればよいかアドバイスいただけたら幸いです。
基礎や構造など、耐久性に関する質問を重点的にしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

まず簡単な方法は・・・・・


1.建物の検査済証・確認申請図書・竣工図を確認する。(図面のとおり施工されているか、建築の法令に遵守して施工されているかの確認。)
2.建物の傾きを調べる。(建物が大きく傾いている時点でその建物はアウトです。)
調べる方法は「サシガネ」をあててみる、「サゲフリ」を垂らしてみる。(説明長くなってしまうので、すいませんがネット検索して下さい。)
3.床の傾きを調べる。(テレビでおなじみビー玉等が転がるか等)
4.カビの発生具合を調べる。(換気が悪い証拠です。湿気は木によくない要因なので、湿気があり、換気が悪いと建物は長持ちしません。)
5.屋根裏や基礎で水が流れた形跡が無いか。(漏水の可能性確認)
6.基礎等に大きなひび割れが無いか。
しかし、貴方様が素人であれば施工者の前であからさまに2~6の確認をやられるとあまりいい顔されませんので、引渡しが終わったあとでやると良いでしょう。
(もし悪い所・不適合箇所があれば瑕疵担保責任で修補してもらえます。)

構造(特に仕上げに隠れてしまう部分)については残念ながら専門家でないと分からないと思います。主な確認項目は以下に書きます。(これからは専門用語で書いてしまいますので、興味があればネット等で検索してみて下さい。)
基礎:鉄筋の配筋間隔、使用する鉄筋の径、コンクリートと鉄筋の距離、使用するコンクリートの材料、コンクリートの調合比、コンクリートの強度等のチェック、地盤の強度、地盤と基礎との取り合い施工部位・使用材料、地盤の構成(砂とか土とか・・・・)
構造:使用する材種、基礎との接合方法、柱と梁の接合方法、仕口の確認、使う釘・ボルト等の金物の強度やJIS等の規格品か、木材の含水率、木材の寸法、
その他では換気や仕上材料の性能等の構造や基礎以外にも沢山確認します。ですので、構造・基礎等の部分が気になるのであれば専門家に依頼した方がいいです。

現場を見る機会の時は軽く質問してみる等で留めた方がいいでしょう。それ以外で気になる部分があれば完成時の施主検査や引渡し後に確認して指摘した方がいいです。職人も完成間際であれこれと注文を付けられるといい気はしません。現場を見に行く機会のときは言葉は悪いですが、感心してみせる等した方が職人も頑張ってくれます=いい仕事してくれます。問題ある部分は写真を撮っておいて施主検査時等に写真を提示して確認する様にして下さい。(写真が無いとウヤムヤにされる場合もあります。)

長文失礼しました・・・・・・・・・・・・・・
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この回答へのお礼

とてもご丁寧にありがとうございます。
私も色々ネットで調べて、基礎の種類・配筋の設計・床下の防虫・防湿などは是非確認したいと思っておりました。いろいろアドバイスありがとうございます。
具体的でよく分かりました。もっともっと勉強します。
また職人さんの前で露骨にチェックしない方がよいというのもとても参考になります。まあ、こちらも小心者なのであまり露骨なことはできないのですが。。。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/30 23:06

私は、国土交通大臣指定、住宅性能評価機関で調査してもらいました。


床下まで潜ってくれますが、・・・。
費用は、5万(調査)報告書(3万)交通費(?)でした。
大掛かりなものであれば、13万円ぐらいです。
何かと物入りな時、10万円も余計にお金がかかりますが長い目で見れば安いかなと思い受けました。
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この回答へのお礼

10万円前後ですか。。。国の評価機関なら値段も若干安いのでしょうか?参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/30 23:04

ごめんなさい。

追記です。
ちゃんと検査するというなら購入後に機器など利用して精密に検査すればある程度のところまではもちろんわかります。しかし、購入前建売ではそこまでの検査は難しいという意味です。
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この回答へのお礼

補足もありがとうございます。

お礼日時:2007/08/30 23:03

出来上がっていると見る所がないといってもいいくらい隠れてしまっています。

設計上の地盤や基礎、耐震については聞けるでしょうが、それが素人さんで理解できるかは疑問です。また、立ち会う相手も、建築士ではなく、監督か営業ですから的を得た答えが返ってくるかどうかも定かではないでしょう。

同じような心配をなさったかたから電話を受け1週間後の内覧会に立ち会ってあげたことがあります。

現場は内外、床下から小屋裏まで見ては差し上げましたが、断熱材の施工の状態などは良か不良かなど判定できるほど見れるものではありませんでした。とりあえず内覧会までの1週間で売主に地盤調査報告書を頂き基礎の設計が妥当なものか確認し、お客様が心配していた保証の内容を確認して報告を当日お渡ししました。
そこまで出来上がったのでは、例え図面が見せてもらえて検討できても施工状態がわからないのでこの建物が安全ですといえるところまでは検査できません。たとえ建築士に依頼しても期待に沿える安心が得られるかどうかは?です。ダメ工事を見つけてあげたり、仕上げの種類からメンテナンスに留意する注意点をかきあげて差し上げるのが精一杯でした。それを認識したうえで建築士を頼まれたほうがよいと思います。

建築士が行う検査は工事開始から見ないと自信を持って大丈夫ですとはいえないのです。と私は思うのですが。

http://www.j-mother.co.jp/kodate/index.htm
こんなチェックリストをもっていくのも手かもしれませんね。
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この回答へのお礼

ご丁寧にご回答ありがとうございました。
やはり完成済みの建売は、プロの方でもチェックは難しいのですね。
ネット等で調べると、在来工法は作業者(大工さん)の技量に左右されることもあるので、やはり完成前からチェックしないといけないのですね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/30 23:03

 自分もANo.1さんと同じ意見です。

素人がアドバイスを受けた程度ではわからないでしょう。
 ぜひ、お金を払って専門家と見に行くことをお奨めします。欠陥住宅で検索すれば相談窓口が見つかります。下記URLは京都の会社のようです。

参考URL:http://funae.bufsiz.jp/about/page2.html
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この回答へのお礼

参考URLの情報ありがとうございます。
やはり知識に乏しい素人では、難しそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/29 20:47

素人が俄かに知識を身につけても、建物の性能を見極めるのは不可能です。

設計事務所にお金を出して頼むのが賢明です。あなたの気になることを設計事務所の人から説明を受けるようにしては。
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この回答へのお礼

やはりそうですか。。。
どのぐらい費用がかかるのでしょう。一度調べてみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/29 20:46

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