24時間テレビについて

２４時間テレビは偽善の番組です。

寄付金を募ってはいるものの、根本は視聴率にあります。
もし欽ちゃんゴールが５％以下だったら来年は止めるか、大幅なテコ入れになります。
日テレの考えはその程度のものです。

欽ちゃんがなぜ走るかも意味不明です。
苦行を強いることで、番組内で苦痛の表情を映し出し、フィナーレでは感動を演出しようというのです。
過去、西村知美の本当に走ったのか疑惑がありました。
今回欽ちゃんが間に合わなかったのは、その反省です。
また、２ちゃんねるやマスコミにマークされ、インチキができないのです。

舞台裏が見え見えの番組など、真面目に見れません。
もういい加減止めて！　が本音です。

ドラマも薄っぺらな感動ドラマでした。
完全に涙を誘おうという意図丸見えです。

すべては番組のためで、募金など誰も気にしていません。
原に新聞報道も募金額はそっちのけで、フィナーレの高視聴率の記事になっています。

「造った感動」はいらないと思いました。

　なんだか、フジ系列の27時間テレビに対抗しているの？？という構成ですよね。

　10年以上前の、どちらかといえば「世界がもし100人の村だったら」のような構成の方が好きでした。
　年に1度、世界にはこんなことで苦しんでいる人がいる、自分たちはいかに贅沢をしているのかなどを考えさせられました。

　このように苦しんでいる人に、井戸を掘ってあげる、ワクチンを接種してあげる…に使われるなら、いくらかでも募金をしようと思わされました。

　どうせやるなら、海外のチャリティーコンサートみたいに、武道館のチケットを売って、放送はWOWOWを通して、その収入を寄付すればいいのにと思います。

まあ、それでも結局は視聴率４２％も稼いじゃったからねぇ・・・・欽ちゃんで・・・・

叩かれるのも人気の内、味を占めれば同じ事を繰り返すのではないですか？

次は誰でしょうねぇ・・・まあ誰が見ても走れそうな人はもう狙わないでしょう・・・

(1)そうですね。

まあ、例えばユニセフも一定のPRをして募金を集めていることを考えると、その延長上にないとは言えないこともないです。
番組のスポンサーに、御社が○千万円募金したとニュースで言うから、CMを流す代わりに募金してくれ、と言っても聞き入れないでしょう。個人の金を集金して募金する機能を持った番組、というだけにすぎないと思います。私はほかに募金しますが。

(2)タダで走っているなら同情もしますが、高額なギャラを貰って自分で走っているわけですから自業自得です。過去の出演者も全員。

個人的には、間寛平さんを見ていて、「日本新記録達成」と言っていたのに感動を覚えましたが、後で調べてみると、単に10種競技のマスターズ記録における1種目を上回っただけで、純粋な1500メートルにおける日本記録には遠く及んでいませんでした。

完全に騙されましたね。

制作費はスポンサーからの広告収入が主体ですから、

番組を制作して、ＣＭを流さないと制作費は入ってきません。
その意味では、番組と制作費は切り離すことができませんから、
「番組を作る金で寄付をしろ」というのは矛盾しているんです。

また、番組を放送することで、募金する人が増えたり、
障害者の一面を知ったりすることは、意味があると思います。
言い方を変えれば、
１人が１００万円寄付するよりも、
１万人が１００円ずつ寄付するほうが、
意味があると思う、ということです。

もちろん、あの番組が障害者の本当の姿だとは思いませんし、
それがすべてだなんて思ってはいけませんが、
１年のうち、１日くらいはああいう番組があっていいと思います。

年々、ショーになってきている、という雰囲気は私も感じます。
ただし、視聴率を稼がないとスポンサーも集まらないし、
より刺激的な内容になっていくのは仕方ないのかな、とも思います。
事実、今年は歴代２位の視聴率でしたし、募金も例年以上にかなり集まったようです。
視聴率が取れれば、スポンサーを集めやすくなりますし、
募金がたくさん集まることは、当然いいことです。
番組としては大成功でしょう。
「ショー」になったことによる効果はあったと言っていいでしょう。

あの番組は、
「健常者が（ときに障害者も）見世物になってお金を集める」番組であるともいえるので、
ショーでいいんじゃないかと思っています。
逆に言えば、ショーにしないでお金を集める方法を、いまの私は思いつきません。

あれがお涙頂戴だけの番組であれば軽蔑物ですが、
実際にお金が集まっていることを私は評価します。