ベルセルク１３巻で何が？

＞一体１３巻で何があったのですか？

１～12巻は弁慶と牛若丸的な話でグリフィスとガッツが鷹の団で
貴族の嫌がらせを受けながらも活躍する話
13巻では蝕が起こることで、話が大転回します。
グリフィスがフェムト（ゴッドハンド）になる際に鷹の団のメンバーが
生贄にされて、生き残るのはガッツと精神の壊れたキャスカの二人のみ
14巻以降は、ガッツが主人公での復讐の旅ですね。
ですので13巻がないと同じ作者の別の話にしか見えません。

＞ドラゴンボールの登場人物に例えて、教えてください。
孫悟空のサイヤ人の記憶が蘇り、仲間を惨殺するってとこでしょうか？
後はかろうじて生き残った御飯辺りが悟空を倒すために修行の旅に出る

ベルセルクは基本的に復讐の物語です。

１４巻からその復讐が本格的に始まります。
１３巻までは主人公ガッツが自分より強いグリフィスにはじめて負け、彼の部下になって活躍するところが描かれているます。
ガッツはどんどん強くなりグリフィスより強くなり、グリフィスの仲間から離れていきます。
ガッツを失ったグリフィスは心の平安を欠き、決定的なミスを起こして牢獄で拷問され続けます。
そのことを知ったガッツはグリフィスを救出しますが、もう戦えない体になっていました。
グリフィスは悪魔と契約しガッツを含めて仲間全員を悪魔に売り渡し、超人の力を手に入れます。
その儀式を奇跡的に抜け出したガッツは片手と片目を失いますが、グリフィスへの復讐を誓います。
１３巻では拷問によって歩くこともできなくなったグリフィスが仲間全員を悪魔に売り渡して超人になるところが描かれています。
それまでの主要キャラクターはガッツとヒロインのキャスカ以外全員死んでしまうというものすごい展開があります。

ドラゴンボールに例えるならゴハンが魔人ブウに勝つためにゴクウ・チチ・ゴテン・トランクス・ブルマ・ベジータ・牛魔王・亀仙人・ヤムチャ・クリリンの命を捧げて究極の力を手に入れるという感じですかね。

［ベルセルク］は基本的に１３巻までだと思われてください。

それは［ジョジョの奇妙な冒険］が５部までだと、いっていることと意味が同じと思われてください。

つまり、１３巻以上は読まれなくても良い。ということです。

質問者様は［ヘルレイザー］というホラー映画を知っていますか？
［ベルセルク］はこの映画に共通するところがあるマンガです。

私は数多くのマンガを読みましたが、このマンガを考えた人は天才です。ドラゴンボールとは残念ながらレベルが違いすぎて、比べようも例えようもありません。

ちなみにクライマックスは１２巻です。
そのときのグリフィスのセリフは今でも覚えています。
［何千の仲間、何万の敵の中で、ただ１人、お前だけが俺に夢を忘れさせた。。。］と、ガッツにそういいます。