安倍総理、幹事長に麻生氏って、大丈夫ですか。

人事面に於いて、党内ポストに思想の近い者を入れ、

内閣には思想の違う者を入れて、汗をかかせる方が良くなる、と考えます。
これは、
１）外面的にはポストを異なる立場の者に与えることになる
２）一方で、閣僚の任免は首相が専決できる。このため、閣僚に引いてから、多少意見が違う課題の遂行を命じ、できなければ切ることができる
（し、閣僚としては、任務をこなして初めて得点になるので、やらざるを得ない。例えば、麻生氏。総務相として、本来やりたくなかった郵政民営化に汗をかかざるを得なくなった。でもコレをやらなければ「使えない」ちゅうことで切られ、次の芽は遠のいただろう。また、一旦手を付けてしまうと人間は心理的に合理化せざるを得ず、賛成になってしまう）。
　つまり受けた段階で、政敵と言えど下に立たざるを得ない状況になるんですね。ただ、割に劇薬であって、人事配置の妙の中で生かせるか生かせないか、という奇手ではある。

　そう言う意味では麻生氏起用はスジ的にはあまり悪くないんじゃないか、とは思います。それよりは、肝心の改造内閣の方が重要では。

No.3の方と同じ考えです。

「かみぽこぽこぽ」ブログ（http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/）の「かみぽこ政治学」を読んで学んだのですが、「味方は党に、敵は内閣に」という人事の方が仕事はよく回るようです。

自民党幹事長というのは、何百億という政治資金を握り、三役以外の自民党内のポストの任命権と、さらには選挙区の公認候補を選ぶという絶大な権限をもった役割です。
ここに重要な味方を配置することは、円滑な政権運営をする上で必須であり、さらにはポスト安倍と呼ばれ潜在的なライバルである麻生さんに、死ぬときは自分（安倍首相）と一蓮托生だという覚悟をもたせる、ある意味高度な政治戦略でもあります。

やはり、重要なのは内閣人事の方ですね。
従来の派閥順送り人事ではなく、さらにはお友達を集めるような人選でもなく、真に仕事ができかつ不祥事も抱えていないメンバーを選べるかどうかが、今後の政局の鍵となりそうですね。

まあ、舌禍でともに泥船で沈むのでしょうが、小沢さんところも棚ぼたでも同じ運命。

まあ、ぐちゃぐちゃのプロセスが必須の日本です。

誰が幹事長になってももうムリでしょう。

安倍さんもっと早く辞めないと政治生命まで危ないと思います。
見方を変えれば政治生命賭けてやってるとも取れますが・・・

でもムリだな