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こんにちは。教えてください。
電流、電荷量、時間の関係式として、
I=dQ/dt
とあります。
この"d"とはどういう意味なのでしょか?
積分とかの意味なのでしょうか?
単純に、I=Q/tではだめな理由はなんでしょうか?

A 回答 (6件)

三たびお邪魔します。



ご質問のタイトルが「電流を求める式で」でしたね。

私が挙げた例で言えば、

V/V1 = 1-e^(-t/RC)
でしたから、
V = V1・{1-e^(-t/RC)}
dV/dt = V1/RC・e^(-t/RC)

よって、抵抗Rを流れる電流は、時刻tの関数として、
I(t) = dQ/dt = C・dV/dt
 = V1/R・e^(-t/RC)

この式の意味するところは、

電源V1のスイッチを入れた瞬間(t=0)においては、
電流一定のときのオームの法則と同じく、
I(0)=V1/R
という電流が流れますが、
充電が進み、コンデンサCの一端の電圧(=V)がV1に近づくにつれて、
電流Iがだんだん小さくなり、
t→∞ で電流Iはゼロに近づきます。
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この回答へのお礼

3回も回答いただき恐縮です。
ちょっと難しい式とかはいっていて全部は理解できてませんがどういうふに勉強すればいいか参考になりました
ありがとうございました

お礼日時:2007/07/24 21:08

再びお邪魔します。



すみません。
最後の辺りに誤記がありましたので、以下のように訂正します。


V/V1 = 1-e^(-t/RC)

この式が意味することは、
電源V1をオンした後、Vは0VからV1にだんだん近づいてく、
すなわち、
t=0  のとき、VはV1の電圧の0%
t=RC のとき、VはV1の電圧の(1-1/2.78)×100%
t=2RCのとき、VはV1の電圧の(1-1/2.78^2)×100%
t=3RCのとき、VはV1の電圧の(1-1/2.78^3)×100%
・・・・・
t→∞ で、V/V1=1 (満充電) に近づく。
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dは微小な値です。


dQは微小なQ、dtは微小なtです。
(0ではありません)

Qをtで1回微分したものが dQ/dt です。
微小時間dtの間にQがどれだけ変化するか、ということを表しています。

こちらの例が分かりやすいでしょうか。
物体を等加速度の直線運動(自由落下がその一例)させるとき、
d^2 x/dt^2 = a  (aは加速度、定数)

これをtで1回積分すると、速さの式になります。
v(t) = dx/dt = at + C1
(C1は積分定数)
初速v(0)(時刻t=0における速さ)をv0と置く、という初期条件を与えると、
C1 = v0 なので、
v = dx/dt = at + v0

さらにtで1回積分すると、位置(距離)の式になります。
x = a・t^2/2 + v0・t + C2
(C2は積分定数)

出発地点の座標(時刻t=0における場所)をx=0と決める、という初期条件を与えると、
C2 = 0 なので、
x = a・t^2/2 + v0・t
たぶん、ご覧になったことのある式だと思います。

最後の式を、逆にtで微分していけば、
x = a・t^2/2 + v0・t
v = x’= at + v0
v’= a



では、話を電気の方に戻しまして、

V-----/\/\/\-------GND
        R

という回路を考えます。
Vに流れる電荷(R、GNDに流れる電荷も同じ)をQと置くと、
オームの法則により、
V = R・dQ/dt
dQ/dt = V/R
Q(t) = V/R・t + Const.
時刻t=0 のときに、積算電荷Q=0として、そこからQをカウントし始めることにすれば、
Q(0) = Const. = 0
Q(t) = V/R・t
よって、
Q/t = V/R
つまり、抵抗だけの回路の場合には、
V/R = dQ/dt = Q/t
となり、dQ/dtでもQ/tでも同じになります。
(一次関数のグラフの傾きが、区間をどのように取っても同じである、ということと同じです。)



今度は、こちらを考えてみましょう。
dQ/dt = Q/t とはならない、代表的な例です。

V1-----/\/\/\------(V)-------||-------GND
        R                   C

V、Rに流れ、Cの一端(電圧=V)に溜まっていく電荷をQと置くと、

オームの法則の式により、
V1-V = R・dQ/dt
コンデンサの式により、
Q = C・V
dQ/dt = C・dV/dt

よって、
V1-V = RC・dV/dt

v = V1-V と置けば、
dv/dt = 0 - dV/dt = -dV/dt
なので、

v = -RC・dv/dt

-dt = RC・dv/v
-∫dt = RC∫dv/v
-∫1・dt = RC∫1/v・dv

-t = RC・lnv + 定数
 = RC・ln(V1-V) + 定数

-t/RC + 定数その2 = ln(V1-V)
定数その3 × e^(-t/RC) = V1-V

時刻t=0において、V=0(Cが全く充電されていない)という
初期条件を与えると、
定数その3 × e^(-0/RC) = V1-0
なので、
定数その3 = V1

よって、
V1-V = V1・e^(-t/RC)
V/V1 = 1-e^(-t/RC)

この式が意味することは、
電源V1をオンした後、Vは0VからV1にだんだん近づいてく、
すなわち、
t=0  のとき、VはV1の電圧の0%
t=RC のとき、VはV1の電圧の(1-2.78)×100%
t=2RCのとき、VはV1の電圧の(1-2.78^2)×100%
t→∞ で、V/V1=1 (満充電) に近づく。

言い換えれば、信号V1がVへ伝わるときの遅延時間を表します。

遅延の大小は、抵抗と容量の積RCで決まるので、RC(=τ)のことを
時定数と呼びます。
(τは、ギリシャ文字で「タウ」と読みます。)
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これは微分です。


I=ΔQ/Δt=(Q2-Q1)/(t2-t1)
電荷の変化率が電流です。Δを極限まで小さくして0にしたときdになり微分になります。

> I=Q/tではだめな理由はなんでしょうか?
これは平均電流ですね。途中での電流変化を考えていません。
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IやQが常に一定値であればI=Q/tでもいいのですが、刻一刻変化している場合は、その瞬間だけを捉えた方が現象を正確に表すことになります。

dは極めて小さいという意味を持っています。
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この回答へのお礼

なるほど、なんとなく分かりました
ありがとうございました

お礼日時:2007/07/21 12:00

d は微分です。


「電荷量の変化を時間で微分したものが電流値である」という意味になります。
電荷が時間に対して一定の量づつ減っていく場合は Q/t と同じ意味になりますが、一定量づつ減らない場合は割り算ではダメです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます.
微分ですか。。単位時間あたりで考えればよいのですね、

お礼日時:2007/07/21 11:59

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