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今の異常円安の状況は、これまで日銀が溜め込んだ米国国債の売り時ではないのでしょうか。

>ドルを買ったときのレートが1ドル110円なら、今120円で売ったとすると1ドルに付き10円づつ得をするので、利益が発生し最終的には国庫に収めるようになります。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2486996.html

A 回答 (8件)

レスがありませんが、介入についてもう一度書きます。



>決してヘッジファンドのような「純粋な経済的な利益のため」ではないでしょう。
そもそも介入はヘッジファンドのように売買差益を狙ってやるものではありません。

「円売り介入は、原油に課税して、輸出企業や農家に助成金を出しているようなもの」っていう見方がありますが、その点はその通りと思います。



「日本はアメリカの奴隷だから米国債を買う」と言いたがる人は、中国についてどう説明するんでしょうか? 

今月になって外貨準備は1兆3000億ドルを突破。2006年の中国の名目GDPは 2兆6,263億ドルです。人民銀行の資産に閉める外貨の比率は7割近くだそうです。
ドル買いで市中に放出した元を、人民銀行は手形発行で吸収しようとしてきましたが、不胎化が不十分で国内景気が過熱。これを引き締めるため利上げすれば、手形の金利がかさみ、更に外国からの投機資金の流入を招きます。
どうやって出口を見つける気か、世界中が心配しています。-"-;
たとえ「中国は日本の何倍もの対米追従国家」だとしても、自国の利益に反することなら、ここまでリスクをとりますか? アメリカはしつこく元切り上げを迫っていますよ。


日本が「アメリカの歓心を買うため外貨準備を積み上げてきた」だけなら、問題は簡単です。米世論は円高にしろと言っているんですから。
   日・韓・台(高度な部品等)→中国で加工→北米・欧州
という三角貿易ががっちりできています。人民元の切り上げで日本が得をするとは限らないでしょう。


その他の陰謀説については、論じるまでもない気がします。
今のアメリカが最も恐れるのは、ドルの基軸通貨としての地位が揺らぐことのはずです。
そもそも陰謀って表に出ないから陰謀なのだと思いますが、「米国の利益に反する陰謀は、いくらブッシュがあほでも、周囲がやらせない」と考えるのが穏当ではないでしょうか?
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#6です。



【訂正】
#6の5)
誤:非不胎化が完全でなければ
  → 非不胎化ならば(or不胎化が完全でなければ)
誤:ETF(これって株価指数連動型上場投資信託です。いつも売買してるもんで。f(^"^;
  → FTA(特定国間の自由貿易協定)


ええっと、このご質問は「私の意見に同意してください」という趣旨だったんでしょうか? 陰謀という結論先にありきですか? ちょっとわからなくなりました。


外貨準備の通貨がドルに、主体が日中に偏っている点については、これを「陰謀説」や「米国債みかじめ料説」の根拠とお考えなら、誤解なさっていると思います。
為替介入は、国際取引きの決済額が、自国通貨建てで急激に変動するのを抑えるのが目的ですから、自国の貿易の決済通貨に介入しなければ意味がありません。
日中の貿易は圧倒的にドル建て主体です。また対米貿易赤字を持て余している国でなければ、ドルの外貨準備を積み上げる必要はないので、日中が突出するのは当然なんです。
米国が米国債を買えと圧力をかけようとかけまいと、日中の側に介入したい事情がある(あった)のは否定できませんよね?

例のサイトは(前回はまじめに読む気がしなくて読み流しましたが、)FRBが大統領の言いなりになるかのように書いてたり、通貨呼称単位の問題をすりかえてたり・・・かなりのトンデモぶりと思います。



深夜なのでこれで。。。
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#4です。



ドルと米国債を暴落させるほどに、外貨準備高を減らすわけにいかないのは明らかです。

しかし、#5さんのご回答を読むと、一切ドル売りはできないという主張に読めますが、もしそうだとしたら、その考え方はおかしいと思います。

なぜ「今の超円安を解決するのは金利差を縮小させるしか無い」んでしょうか?

1)
「米国政府が日本に圧力をかけてドルを買い支えさせている」という陰謀説は不合理です。
過去、米国、特に議会保守派は、円安と日本の為替介入(円売り)を非難しています。いまは日本が介入をやめているので、同じ理由で中国を非難しています。
「外国がドル買い介入をするせいでドルが高くなりすぎ、アメリカ車が売れず、貿易赤字になるのだ」というのが伝統的な米国の主張ですよ。
GMやフォードは、たびたび政治家に泣きついて圧力をかけています。
http://www.y-asakawa.com/message/amerikano-inbou …

米国が日本にかける圧力は、主に「円を上げろ」と「国内景気を良くしろ」です。日本の内需が活発になれば、輸出圧力が減り、対米貿易黒字が減るだろうということです。
ドルをじわじわ売る(あるいは、米国債の償還分を再投資しない)ことは、政治的には問題がないというよりも、「GMのためにドルを売ります」と恩を着せてやってもいいことです。

2)
他の先進国は為替介入したあとで、レートが落ち着いたら自国通貨を買い戻し、必要以上に外貨準備高を積み上げません。
日本も同じことをすればいいだけです。
グラフを見れば一目瞭然ですが、02年以降、特に03年に猛烈な介入を続け、04年初めまでに4000→8000億ドルまで、約2年で外貨準備高がほぼ倍増しています。
これは、国が異常に大きな為替リスクを背負い込んでいることを意味します。


3)
円安は確かに輸出企業の業績を押し上げます。景気改善に貢献しています。

問題は、ヘッジファンドも、保守的な機関投資家も、個人も、円キャリートレードをやりまくっていることです。
相場は「山高ければ谷深し」。いまはバブル的な円安(円の売られすぎ)です。
一例を上げると、スペインや東欧などの高金利国では、ごく普通の市民が円建てで住宅ローンを借りるのが大流行だそうです。住宅ローンはリスクをとってはいけない性質のものですが。。。
彼らの何割かは、何かのきっかけで円が上がり始めたら、慌てて自国通貨に借り換えるでしょう。
要するに、投機目的で円の売りポジションを膨らませている人が多すぎるのが問題なのです。投機的に借金をして株を買う人が多すぎると、相場が一気に崩れるのと同じことです。

放置すれば、一気に巻き戻しが起こり、円が暴騰しかねません。
そのときになって慌ててドル買い介入すれば、また外貨準備が増えてしまいます。

4)
日銀は円キャリートレードについて言及しています。そのためにも政策金利を上げるのだ、と。
金利を上げてのりしろを作るのはいいとして、ドルを売るという手段があるのだから、やるべきと考えます。

5)介入をやって、非不胎化が完全でなければ国内に自国通貨が溢れますが(だから中国はバブル化している)、これまではデフレなのでまぁよかったわけです。今後は違います。
また、行きすぎた円安は輸入物価を上げます。
まだ消費者物価は弱ぶくみなので、緩やかな物価上昇はけっこうですが、円安による物価上昇は需要増を伴わない「悪いインフレ」です。

6)お礼欄のURLですが、申し訳ありませんが、トンデモ系としか思えません。

ETFなどで、2国あるいは地域内の経済統合を進めるのは、最近の世界的な流れです。
しかし「アメリカ連合国家」とは? EUのように主権を一部放棄して政治的統合を進めることで、アメリカにどんなメリットがありますか? 現在は実質的なボスなのに、民主主義の原理で政治的連合を作ったらボスではいられなくなりますよ。
「国境を開く」がなにを意味するか、故意に?曖昧に書いてますね。
もしれこが、労働力の自由な行き来を認めるという意味だったら、アメリカにメキシコ人が押し寄せて大混乱になるのは明らかです。

7)米国が双子の赤字を抱えながら繁栄を続けているのは、海外からの資金、投資があるからです。
その意味では、日本や中国、オイルマネーのドル買いが米国経済を支えているといえます。
しかし政治的文脈においては、アメリカが日本にドル買いを強制したりなんかしていません。あくまでもそれぞれの国が勝手にやっているんです。
混同してはいけないと思います。

この回答への補足

丁寧な解説、ありがとうございました。

3)と4)は同意します。

>1)「米国政府が日本に圧力をかけてドルを買い支えさせている」という陰謀説は不合理です。

これは本質問の大前提で、2)7)と関連します。
純粋な商取引の為替調整だけの為に、財務省は小泉政権下で約5000億ドルもの買い支えをしたとお考えですか。日本の赤字国債を銀行が引き受けるのと同様に半強制的ではないでしょうか、購入が巨額すぎると、売却は米国債の暴落の恐れで出来ない=塩漬けのリスク が発生します。円高解消だけだと、賢明な財務省なら緊縮財政下ですし、塩漬けのリスクの恐れがないようユーロ買いなどの分散買いも出来たでしょう。

>2)02年以降、特に03年に猛烈な介入を続け、04年初めまでに4000→8000億ドルまで、約2年で外貨準備高がほぼ倍増しています。

>7)米国が双子の赤字を抱えながら繁栄を続けているのは、海外からの資金、投資があるからです。
その意味では、日本や中国、オイルマネーのドル買いが米国経済を支えているといえます。

7)のこの文脈までは多くの人が唱え事実でしょうが、何故、日本政府、中国政府、中東諸国がドル買い、特に米国債買いをする必要があるのでしょうか。各国の政府が 塩漬けリスク があるのに購入しているのは基本的には友好関係を保つ(政治・軍事的な嫌がらせを受けない)ために、暗には要求されたかと思います。まあ、これを「二国間の友好関係のため(の寝技)」ととるか「強制、脅迫」ととるかは、単に言葉の問題のようにも思いますが、決してヘッジファンドのような「純粋な経済的な利益のため」ではないでしょう。

因みにweb上で各国の米国債保有額を調べてみたところ、
2005/02 日本 7020億ドル 中国 1965億ドル 3位 英国1710億ドル
2007/03 日本 6488億ドル 中国 3536億ドル 英国は107億ドル純増
2007/04 日本 6178億ドル 中国 4162億ドル

すごい偏りがありますね。ここで、中国は経済摩擦回避、英国は英米協調のためのコストでしょう。中東諸国も「イラク、イラン 並みの扱いを受けないため」と勝手に判断したために払うみかじめ料のようなものでしょう。
日本は、経済摩擦回避、日米協調で、経済摩擦回避が躍進の中国がメインになってきたので漸く減らせたように見えます。
とりあえず、チビチビ売りを実行出来ているので、少し安心しました。
あと、無事に 残りの70兆円も塩漬け解除されることを祈るばかりです。


>6)お礼欄のURLですが、申し訳ありませんが、トンデモ系としか思えません。

これは、ANo.3 に対する補足の、
(ようこそ!! 浅川嘉富の世界へ:(経歴)某損害保険・会社役員退任)
http://www.y-asakawa.com/message/amerikano-inbou …
の、
>アメリカのメディアCNNが流した「AMERO」のニュース」
>北米経済圏 「AMERO」 構想について、ブッシュ大統領はカナダ・メキシコと安全と繁栄のためのパートナーシップを結ぶためだと言っていますが、実態は 「アメリカ連合国家」を作ることを目指したものです。
>渡邊延朗氏から送られてきた情報によると、恐慌の発生によって自らドルを暴落させ、この機に乗じて現在のドルの使用を禁止して廃止、そして、新たなドルを発行する計画が進められているようだ。

のことですね。

このようなことをしてしまうと、国際的な信頼が無くなるので、トンデモ系であるとのご意見に反論する気はありません。ただ、米国はアジア通貨基金(AMF)構想に対しては米国抜きのため強硬に反対して潰したのは事実です。
その延長線上で北米経済圏 「AMERO」 構想は十二分にあり得るでしょう。

「恐慌の発生によって自らドルを暴落させ」は言い過ぎでしょうが、「ドル暴落のリスク」はずっと言われ続けており、現在の政策を取り続けた結果、ドルが暴落する可能性も十二分にあり得、米国政府がドル暴落時のシミュレーションをした結果、ドル暴落が米国政府の負担が最小化出来、国際的な信頼も保てる見通しが立てられたら、米国政府が
「恐慌の発生によってのドル、米国債の暴落を放置する」≒「恐慌の発生によって自らドルを暴落させ」
る可能性は残ります。

http://www.amazon.co.jp/ドル暴落から、世界不況が始まる-リチャード・ダンカン/dp/4532350948

>ここ2~3年、金融、為替市場での最大のテーマは、ドル暴落のリスクである。暴落というのは、例えば、数日のうちに50%以上の下落があることで、1ドル60円、1ドル1ユーロ以下まで下がることになる。
>いつか必ず起こるが、いつかはわからない。そうだとすると正解は、いつか起こるかもしれないので備えをするということである。
(2005年10月3日)
http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/4 …

補足日時:2007/07/16 06:55
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こんにちは。

異常円安が続いていますね。この流れを食い止めるために「さんざんため込んだ外貨を売る」という質問者様の提案は理論的にはその通りと思います。ただしあくまで計算の上での事と考えますが…
(現実には不可能です)

質問者様も指摘されています
>外貨準備高を塩漬けしたまま腐らせる米国の方策…
まさしく、これでは? 日米双方の思惑があって外貨準備がふくれありました。

私は外貨準備の話を聞くたびに「アリとキリギリス」の話を思い出します。あの話ではアリが備蓄した食糧で冬を乗り切る話でした、日本にある外貨(米ドル)はあの話と違って使い物にならない備蓄と思っています。放出なんて決してできないのです。紙切れ同然です。

外貨を整理することにアメリカは決して賛成しないでしょう(当然ですが)。日本も米経済を破綻させてまで円高誘導させる事は決してしないでしょう。

ところで今の超円安、何が問題なのですか? 日本の大手は輸出mainです。円安でたいそう潤っているのでは無いでしょうか? 

国民生活はガソリン値上げ等で円安は苦しいですが、為政者にとって国民がつらかろうがどうでも良いと考えているのでは?(単に選挙で票だけ獲得できればよいと考えていると思います) 国民の生活より企業と考えていると思います。話がずれました。すいません。

今の超円安を解決するのは金利差を縮小させるしか無いのかなと感じています。ただこれも行政側の負担が増えるので、難しのかも知れません。しかし、それ以外に解決策はないのかな。とも思います。

7月は選挙があるので経済はいじりたくないでしょう。動き出すのは8月の日銀の発表からですかね。おおかたの予想通りですけど…
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この回答へのお礼

おはようございます。
一部賛同、ありがとうございます。

>ところで今の超円安、何が問題なのですか? 日本の大手は輸出mainです。
>円安でたいそう潤っているのでは無いでしょうか? 

>国民生活はガソリン値上げ等で円安は苦しいですが、為政者にとって国民がつら
>かろうがどうでも良いと考えているのでは?(単に選挙で票だけ獲得できればよ
>いと考えていると思います) 国民の生活より企業と考えていると思います。話
>がずれました。すいません。

まさしくその通りで、財界、政府にとっては、国民より輸出企業の短期的利益を考えている限り、困りませんね。今も続く、世界一の公共事業大国と同根です。

小泉首相は僅か5年で米国債を約5000億ドル買い増しをしたことで、ブッシュ大統領/政権の寵愛を受けました。
安部氏も小泉政策の継承を謳い、(小泉首相より前の)戦後体制(レジーム)の撤廃と言っているので、憲法は変えて、一見米国批判をしても、経済は米国べったりで、ひょっとすると不良債権化が見込まれる米国債をさらに買い増しする政策かも知れませんね。

>動き出すのは8月の日銀の発表からですかね。おおかたの予想通りですけど…

これは、国内金利限定の話しですね。その前のヘッジファンドが円を買い増ししてくれる間にせっせと米国債を「密かに」売らないのはムダな公共事業・杜撰な年金並みの国民・納税者に対する背信行為でしょう。
(それらに比べると、100兆円は誤差なのかも知れませんが)
今なら、為替相場の安定化を大義名分に円高介入が出来そうですし。

お礼日時:2007/07/15 09:18

おっしゃる通りだと思います。


ただし、大量に売れば円高と米国金利急騰でたいへんなことになります。
ちびちびと・・・ですね。


・円安がいきすぎると、反動で急激な円高になり、実体経済に悪影響。120円を超えたらためらわず円買いすべきでは?

・原油価格など輸入物価が高騰している。

・いまドルを減らさないでいつ減らすのか? アメリカとの一蓮托生の度合いを少しでも軽くすべき。

・中国が外貨準備を積み上げている今なら、日本が売っても影響は小さい。中国は今後、ユーロの比重を増やしてくるはずだから、今がチャンス。

・為替介入の資金は政府短期証券で調達している。国内金利が上がり、米国金利が下がっていけば、金利差が縮む。いずれは赤字になる可能性もある。

・そもそも為替介入は、通貨の急激な変動を抑えるためにやるものなのだから、円が下がりすぎたらドル売りが当然。

・米国債を売りすぎると、米国内金利が上がるから、アメリカが不況まっただなかだとやりにくい。
 GMが円安に文句を言っているんだから、恩を着せてドル売りすればよい。

・・・と思います。
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この回答へのお礼

初めての賛同意見、ありがとうございます。

>・為替介入の資金は政府短期証券で調達している。国内金利が上がり、米国金利が下がっていけば、金利差が縮む。いずれは赤字になる可能性もある。

なるほど。
国が保有(財務省が管理)している外貨準備高 約9135億ドル/約百兆円の内、約70兆円が政府短期証券によることを確認しました。(外国為替資金証券の他、財務省証券、食糧証券及び財政融資資金証券も含む)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/fb/fb.htm

小泉首相の時代に約5000億ドルの買い支えをしてくれたのなら、ブッシュ大統領が満面の笑みで米国に迎えてくれたのも当然ですね。

米国債売りをちびちびと・・・で、公表している政府短期証券の発行額をすぐには減らさないのがドル大暴落パニックを避けるのに肝要ですね。

財務省「外貨準備等の状況」で外貨準備高も毎月報告されているので工夫は必要ですね。
また、最近の外貨準備高の微増はドル買いではないでしょうから、ユーロ高の為替差益なのでしょうね。

ところで、財務省保有の米国債の償還はもう始まっているのでしょうか。

お礼日時:2007/07/15 02:15

売り時は確かでしょう。



高金利の外貨に資金が流出している今、円を買い支える必要があります。円の対ユーロ価値はこの数年で6割減少しています。
イギリスの最低賃金ご存知です?1時間1300円ですよ。
円は現在すごく弱いのです。
だからといって、日本が金利を1%上昇させるだけで、国と地方財政は破綻します。

私も為替取引を個人でやっていますが、円安だからと安易に売りに出すのは無意味です。というのは、外貨の金利が想像以上に高いため、その利益を簡単になくすわけにもいかないからです。国も同じことをやっているのではないのでしょうか?

この回答への補足

ご意見ありがとうございます。

外貨投資は短期利益のためにはあなたが正解でしょう。
ただ、国には同じことをやってもらっては納税者/国民として困ります。
財政赤字、年金同様に最後に尻ぬぐいを要求される立場ですから。

>イギリスの最低賃金ご存知です?1時間1300円ですよ。
>円は現在すごく弱いのです。
そうですね、2000年の1ユーロが100円を切る時代もあり、今の1ユーロ=168円は、金利さえ戻れば120-140円になるのは見えています。最低賃金から言えば、1ユーロが100円を切るのも妥当なのかも知れませんね。

>円安だからと安易に売りに出すのは無意味です。
そうでしょうか。
1997年にはアジア通貨の大暴落もありました。そのような事態の気配があると、ヘッジファンドは機動性を生かしてその前に円を買い戻すでしょうから、貧乏くじを引くのは日本国と一般国民になるかと思います。
他の方も書いていますが、特に米国債は日本国としては、米国債売りからの米国債大暴落>ドル大暴落パニックを避ける為に売りたくとも売れない不良債権になっています。

それに加えて、以下のような戦略的考え方も合理性がありますので、ヘッジファンドに対抗出来るくらい機敏に立ち回れる情報量と時間を持たない私は、個人としても様子見で、納税先の日本国にもドル債権を紙くず同然にするリスクを少しでも減らしてもらいたいと切に願っています。


>アメリカ国債を大量に抱え込んだ日本や中国は何百兆の債権が紙くず同然になる
>のだから、その被害は甚大だ。金利差に目がくらんで、ドル建て投信などを大量
>に買っていた人たちの運命もまた一緒だ。とてもアメリカ人を気の毒がってなど
>いられる状況ではない。

>これがアメリカが密かに目論んでいるクラッシュプログラムによる[債務返済計
>画」である。北米経済圏「AMERO」構想の裏には、さらにこんな恐るべき陰謀が
>隠されているのである。そして、CNNニュースが伝えたブッシュの企みの期限は
>2010年であることを考えると、とてものんびりなどしていられないのだ。
(ようこそ!! 浅川嘉富の世界へ:(経歴)某損害保険・会社役員退任)
http://www.y-asakawa.com/message/amerikano-inbou …

補足日時:2007/07/15 08:55
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(1)平成19年6月末時点での外貨準備高は


 約9135億ドルうち証券が7684億ドルです。
 保有証券の全てを米国債と仮定します。

(2)6末時点での為替相場が
 約1ドル=122円
 よって、証券は円換算で93兆7千億円

(3)3末時点での為替相場が
 約1ドル=117円
 よって、証券は円換算で89兆9千億円

(4)もし、全額売却したと仮定すれば
 差額利益が約4兆円になります。

(5)ただし、この仮定には証券を売却する事による
 時価の下落分の損失
 及び為替相場が円高になる分の損失が無い状態です。
 それを考慮すれば、大きく利益が減るでしょうね。

(6)ちなみに米国債の金利は約5%
 3末から6末の四半期での受取利息を
 6末のレートで受け取ると
 約1兆円になります。
 1年何もせずに保有すれば、
 (4)と同じ利益が転がり込みます。
 こちらも、為替相場の変動を無視してますが。

(7)よって政治的な思惑を抜きにしても、
 売却益を目的として外貨準備高の外貨を売るのは
 特にはならないと思います。
 

参考URL:http://www.mof.go.jp/1c006.htm

この回答への補足

詳しいご説明、ありがとうございます。

(6) はヘッジファンドの考えですが、金融デリバティブなどで将来の円買いが円高前に売り抜けられて、為替差益が少ない条件での利益ですね。
その前提では、「机上」の理屈としては、
(7) 売却益を目的として外貨準備高の外貨を売るのは特にはならない。
のには異存ありません。

ただ、この「机上」の理屈の先に、外貨準備高を売ることを考えたとき、実際上、今以上に条件が良い時期が来ることが期待出来ないのではないでしょうか。

(5) の為、日本国としてはヘッジファンドのようにはドル売り円買いを円高を起こさずに売り抜けることは無理なので、塩漬けしたまま腐って売れないままになってしまいます。
それで、「机上」の利益では無く、「手取り」の利益を最大化(損失を最小化)する為に、為替差損が少ない内に、(1)国が保有(財務省が管理)している外貨準備高 約9135億ドルうちの中心の証券(7684億ドル)を現金化出来る時に現金化する必要があると考えていますが、どうでしょうか。

為替差益については、個人の通帳については、ここの取引では課税されなく、取引を終えた時点で始めて計算することになると以前聞きました。これは、まるで年金問題が、最近になって初めて露見してきたのと同じような時限爆弾のようなものかと思います。

外貨準備高自体は、資産価値(対米(こめ)の価格、対金の価格?)は取得時に比べ今でも落ちているかと思います。また、貿易赤字の米国が破綻しない間は、「米国の貿易収支を持続可能なレベルに戻すためには、ドルが大幅に下落する必要がある」
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0153.html
ことからも、長期的にはドル安にならざるを得ないでしょう。

如何でしょうか。


一方で、日本は以前からドルをずっと保有して、売りたくても売れないのが現状で、中国と日本の外貨準備はこれからもどんどん膨れ上がっていく
http://hokende.boo.jp/other/money/newpage42.html

から、
「ドル暴落」の可能性はないという楽観的な見通し
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=101
もあるようです。

これこそ、回答者:nrb さんがおっしゃるような外貨準備高を塩漬けしたまま腐らせる米国の方策ではないでしょうか。

※ 検索してみると、日本の外貨準備高は1992年に不況になってから10倍以上にふえています。
http://www.asahi.com/business/data/kokus112.html

補足日時:2007/07/15 00:14
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売りたくても売れません



昔、橋本総理がアメリカの国債を売りたい発言したら

パニックになり米国債暴落、NY株式大暴落。ドル大暴落
した経緯があります

実際に売りだされると、一気に暴落して金融不安になり大恐慌の引き金を引く可能性があるので現実的に不可能です

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=535

http://kaigaitoushi.ojaru.jp/newpage30.htm

この回答への補足

パニック>ドル大暴落、米国債暴落、NY株式大暴落
は恐いですね。

確かに、強かった頃の橋本総理の時にはそのような話しはありました。
介入ただ、橋本総理は宗主国?米国に対する(大量売却の?)ブラフで、決して円安では無かった時のように思います。

為替介入の結果、米国国債で大量の外貨を溜め込んでいるので、ドル売り円買いでは、円高以外にも、米国国債暴落にも気を付けないと行けません。

でも、株式や現金があれば、異常円安なので、為替、債券相場の様子を見ながら、静かな為替介入でチビチビは売れないものでしょうか。

どうせ、後数年して国内金利が上昇して、円売り>円買いになれば、外貨買いの為替介入が再開されるのでしょうから、その不良債権のリスクを減らす意味でも。

補足日時:2007/07/14 20:32
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