プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は、今年教員になった新任教師です。
そこで女子バドミントン部の主顧問を任されました。
最近、3年生が引退し、2年生が主流になったバド部で、新しい部長を決め、部活動が動き始めたのですが…。
前々の先輩の代からの伝統で、上級生は自分達で勝手にメニューを決め、下級生にわざとキツイ練習メニューをやらせて、自分達は休憩をたくさん取りふざけ半分で練習している状態なんです。
私は、なんとか、この現状を変えたいと思い、練習メニューを部長と相談して決めて1・2年生で同じ練習メニュー(多少技術レベルによって違いますが)をやらせていたら…。
ある日、2年生の1部の女子から、反発が起こり、自分達で勝手に1年生にかなりキツイ練習メニューを言ったんです。(ちなみに私が出張でいない日でした)
翌日、1年生何人かが負傷を訴えたため、2年に昨日の部活の様子を聞いたところ、あまりにも適当で、1年生が苦しんでいるのを笑っているようだったので、指導すると、「これからは先生とは相談しないでメニューを決める」と言い、私のことを無視するようになりました。
2年生の中には、私のことを無視せず普通に接してくれる子もいますが、消極的なおとなしい子達なので、反発している少数に逆らえないようです。
これまでも1年生は2年生に頻繁にヒドイ事を言われたり、いつもこそこそ話をしていて1年生は自分のことを言われているんじゃないかと私に相談に来ます。
2年生にこれからどのように指導していったらよいのでしょうか?
このまま私が引き下がってしまったら1年生へのいじめはエスカレートするのではないかと心配です。
アドバイスお願いします。

A 回答 (8件)

よくある事態です。



その乗り越え方に唯一の「正解」はないと思いますが、以下を参考にして、「自分らしいやり方」を探していただくことだと思います。

(1)ひとりで悩まないこと

マスメディアの論調はもちろん、ヘタをすると、校長や同僚の職員の意見でさえも「主顧問なんだから生徒を無条件に従わせるのが当然」というものであることが少なくありません。

しかし、新人でなくても、生徒の(とりわけ女子集団の)指導は難しいことだらけです。
部活で不完全燃焼になった生徒が学級でもグレてしまうことはよくありますし、該当学年・学級の担任にとっても、対岸の火事ではありません。

そもそも、保護者は「学校」というシステムを信頼してくれているのですから、うまく指導できない先生が責任を感じて自滅するよりも、その先生が「まだまだ未熟」と校内で軽く見られることがあっても、生徒に対する指導がうまく進む方が保護者が望む結末に近いはずです。

関係学級・学年の先生、部活指導・女子指導が得意そうな先生、他校のバドミントン顧問など、より具体的なアドバイスがもらえそうな相手を頼りましょう。
信頼関係さえあれば、相談相手は保護者でもかまわないと思います。

(2)加害者と被害者の言い分を極力理解する努力

2年生の反顧問派生徒にとっては「1年間堪え忍んでようやく手に入れた王様の地位」を「みんな平等」にするのは「今までの苦労は何だったの」という気持ちがあるのでしょう。

県大会常連のある女子部活動顧問が「上級生が下級生練習の球拾いをする」というルールを定着させるのに3年かかった例があります。
ベテランのカリスマ指導者でもその程度なのですから、実績のない顧問が教員の権威で言うことを聞かせようとしても、限界があると思います。

生徒指導の原則は「最初は善悪評価をしないで事実確認」ですが、このようなケースでは、「事実」だけでなく、「気持ち」を理解することが重要です。
「私たちの気持ちを認めてくれる」(言うとおりにすることとは違います)という手応えがあれば、「妥協点」もさがせると思います。

「敵」と思われている間は、論理的な話も心に入っていかないことが多々あります。

(3)部活もまた、民主主義を学ぶ場

部活動は、顧問が強力なリーダーシップで生徒達を導くもの、という考えの教員が少なくありません。
それが勝利への近道であることは否定しませんが、その方式で生徒がついて来ないときのリスクは大きいということは覚悟しておいてもらいたいものです。

個人的には、学級活動や生徒会活動と同様に、部活動もまた、民主主義を実体験を通じて学ぶ場所であると思っています。

そのような立場からは、部員間で意見が異なることを前提として、「妥協点」「合意点」を見つける作業が必要になります。

適当な集団の単位を考えます。(部全体・2年のみ・リーダー生徒と反顧問派生徒など)
お互いの意見をよく聞き合わせます。
そして、相手の意見の変更は求めずに、合意できる部分はどこまでなのかを話し合わせたいところです。

その際に、中立な立場で顧問が議長を務めるのが初歩的な話し合いになります。

(4)一度に完全解決は不可能

すぐに全面解決はしないと思います。
何か合意ができても、ルールが守られず、トラブルが再発するのが普通と思って下さい。
そのときこそが、次の、より良い(実態にあった)合意内容を練り上げるチャンスです。

生徒達はもちろん、かなりのベテラン教員であっても、「一度決めたルールは何があっても変えない」という固定観念にとらわれている人は少なくありません。

生徒たちが必要性を感じていないときに教員の指導によって強引に約束をさせても、本物にならない可能性が高いのです。


(5)緊急避難も時には必要

長期戦略は不可欠です。

しかし、生徒の安全に関わるトラブル(危険な練習など)や、精神的な被害の状況によっては、大人が短期的に介入して、最悪の事態を回避する必要があります。

そういうときには、教員は体を張らなければなりません。

ですから、そうならないように、予防を重視して、大きなトラブルになる前に(1)~(4)を心がけたいものです。
    • good
    • 2

中学野球クラブチーム(私設部活みたいなもの)で監督をやってます。


基本的に今の先生は(一生懸命やろうとすると)大変ですよね、少しでもテンションを上げて指導すれば体罰だ暴言だと子供たちから脅かされ、家庭も子供たちのしつけを放棄し学校のせいにする・・・
子供たちは『こうすれば先生が困る』ということを良く知っていて、自分たちの都合の良いように立ち回ります。
全てがこのような子供たちではありませんが、一部の(元気な)子供たちが自らのパフォーマンスのため自分の都合の良いように立ち振る舞えば、その集団はご質問のとおりになってしまいます。その子供たちと話し合って解決を図るといっても、妥協点を探るような話し合いにしかならないのでは・・・と懸念いたします。
以下、アドバイスです
・先生は子供たちに妥協せず、嫌な思いをしながらも上に立つ指導者であるべき
・指導者は方針を定めて、それがいやなら子供達が部活を去るべし、誰も残らなければ廃部も辞さないという強い決心を持つべき
・その方針は、魅力があり論理的に矛盾の無いもので、かつ子供たち、保護者、学校関係者にとって有効であること

これらを念頭にその環境に合わせて細かく色々とチャレンジしてみてはいかがでしょう?
小中学校の先生方はとても大変な状況下で仕事されていると思っています。ここの回答にもありますが、『そんなことも出来なくて先生か?』『そんなことだから学校が荒廃する』という批判も多くあると思いますが、本来前記の『そんなこと』は家庭で躾けて学校に出すべきなのです。様々な批判があり、そう簡単に環境は変わらないと思いますが、将来の日本を背負って立つ人間育成の一翼を担われているのです。
是非、がんばっていただきたいと思います。
    • good
    • 3

>>来週はまずはじめに部長、副部長に話をしようと思います。


この2人は話せばわかってくれると思うので。

 練習メニューの変更も部長のみと決めたのですか?部長は部の代表であっても、指導者や権力者ではないのだから、「部長の承認=部員全員の承認」とはなりません。部の方針を転換する事から部員全員にきちんんと話す事が大事ではないでしょうか?部活動をするのは部員ですから、頭ごなしに物事を決めては円滑に進みません。特に反発している部員とは真剣に話し合う必要があります。

 勿論、下手に出てはいけません。毅然とした態度で、駄目なものは駄目だと伝えてください。
    • good
    • 0

教員でないのでなんとも現状は分かりかねますが、現代の子供たちには苦労なさっているのだとつくづく思います。


そして、その悩みをなかなか外部の者に理解されない苦しみも大きいと、教員の知人からよく聞かされます。
部活動というのは授業と違って、先生がいつもついていられるわけではないと思うので、やはり一方的に毅然とした態度で変更しても徹底はしないと思います。毅然とすればするほど問題やいじわるが見えないところで行われるようになるだけだと思います。
各学年の部長?責任者などと話し合いを持って、先生のお気持ちを話、話し合いをさせ、そのあと全員に話し合いをさせたらいかがでしょうか。その話し合いの経過なども、必要ならば保護者に伝え、保護者の協力も得たらいかがでしょうか。改革は、3年以上かかると思います。
直接ではありませんが、↓は参考になると思います。
http://www.mag2.com/m/0000220537.html
がんばってくださいね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
来週はまずはじめに部長、副部長に話をしようと思います。
この2人は話せばわかってくれると思うので。
やはり部活動は以前の顧問の方針があるので、なかなか変えていくのは難しいと感じました。
3年計画ですね!!

お礼日時:2007/07/14 19:18

その前に・・



こんなことを一々聞いてこないと解らないのでしょうか?

そのくらい教師になる前に学んでおいてほしいものです。

何をって・・
一番大事なのは#1さんが言っている最後の言葉です。
    • good
    • 1

難しいことは言えませんが・・



文章を読んでる上では先生が随分となめられているような気がします。仮にも教師である貴方のいうことを聞かずに練習メニューを一部の生徒だけで決めるとはその生徒は女番長か不良なんですか?

授業ではないにしろ下校していない以上は生徒と教師の間柄です。

その、顧問である貴方の言う事を聞かせないであなたはこれから部をやっていくこと・・いえ、それ以上に教師をやっていくことなんてできるのでしょうか?

言い方変えれば学校内に於いて1年が2年生から部活の中でリンチをうけるのを貴方は注意もせずに見過ごしているのと一緒かと・・
仮に指導しても聞かないのであればしてないのと一緒ではないのでしょうか?

虐め問題がなくならないのはこの辺からが問題かと・・
    • good
    • 1

まずは理論武装する事ではないでしょうか。


提示した練習メニューが以下に実践的・合理的であるかを話し合われ、多数の部員が納得すればおのずと動くと思うのですが・・・

おそらくその根性主義の2年生は1年の時に「洗脳」に近い形で「1年生のメニュー」を叩き込まれているのでしょう。
それに新任の素人(失礼!!)に、何が分かるという反発も加わっていると思われます。

知識で上回るしかありません。体育の先生に紹介してもらい強豪の学校の練習メニューを手に入れてもらえませんか。そのメニューを理論的に内容を解説してもらい、ご自分の知識として1人1人説得なさるのがいいと思います。

それと、その子達は自分がやられて、それを乗り越えて今の自分があると思っているのでしょうからそれを覆す事から始めなくてはいけないと思います。
「いじめ」の自覚も無いのに横から「それはいじめだ。」「新しいメニューだ。」という「部外者」に心を開くとは思えません。
何か一体感が持てる行事、例えば合宿や高校や大学のクラブの練習参加等計画なされてはいかがでしょう。
特に他のクラブへの練習参加は自分たちが「井の中の~」という事が実感できると思います。
いずれにしても先生が勉強して、相手と「対等」以上に思われる事が必要では。
参考まで。
    • good
    • 0

部活動での多少の先輩からのこういった行為は昔から


あるようで、後輩もそういうものだと思ってつらい練習を
耐えて精神を強くしていくといったことはあるかと
思いますが、今回のケースはちょっと異常だと思います。
1年生が負傷を訴えたことがあるとのことでしたが、
このことで保護者やその子が法的措置(訴え)を起こした場合、
顧問であるmitsumaneさんの責任が問われてしまいます。
しかも、今回の場合は2年生がしてきたことを知っているわけ
ですので黙認し続けていたと判断されることもあると思います。
なのでその反発している2年生達をきちんと叱るべきだと思います。
教師とは字の通り、教える師ということです。
常識をわきまえない子達に常識を教えるのも教師であるあなたの
仕事です。
毅然とした態度でその子達と向き合ってほしいと思います。
大変なことかと思いますが頑張ってください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!