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宿題で次のような問題が出たのですが…どうしても分からないんです。
どなたか教えてください。

30.戦後ジャーナリズムの発達で広がった読者層に対応するため、社会の多様な面を素材とした小説を何というか。
89.プロレタリア詩の中心的人物は誰か。
94.『鮫』などで侵略戦争、封建的国民性などを風刺した詩人を答えよ。

先生は常識だというのですが…

A 回答 (3件)

30について、私もN0.2の方と同様、中間小説という言葉が真っ先に頭に浮かんだのですが、文学史の問題としてはいささか不適当な名称ではないかと思います。


当時「近代文学」や「新日本文学」に拠る作家たちと対称的に、社会の色んな面を描き出す小説が盛んに読まれ、それらは「風俗小説」と呼ばれました。評論家中村光夫さんが名著「風俗小説論」を出されたくらい、当時の文学界を席捲しました。坂口安吾、織田作之助、田村泰次郎等々はこの派に属します。おそらくこの「風俗小説」が答えではないかと思うのですが。
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この回答へのお礼

詳しい解説まで、ありがとうございました。
どうやら「風俗小説」で良いようです。
索引で調べたところ、注釈に2~3行、問題文のような文章が出ていました。

お礼日時:2007/07/16 16:23

うーん……ぱっと思いついた言葉としては「中間小説」というのがあります。


戦後使われていて今は死語なのですが、純文学でもなく大衆文学でもない中間の文学という分類です。
ただ、質問文の「戦後ジャーナリズムの発達で広がった読者層」というのは「大衆」を答えさせようとしているように思いますし、「社会の多様な面を素材」ということからも「娯楽小説」「通俗小説」と呼ばれた「大衆小説」ではないかと思います。
純文学は純小説とは言わないのに大衆文学は大衆小説とも言います。
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この回答へのお礼

詳しい解説、ありがとうございます。
索引で調べたところ、「中間小説」や「大衆小説」という言葉は載っていませんでした。「大衆文学」という言葉は、
”昭和30年代に、マスコミの発達で文化の大衆化現象が起こり、大衆文学、推理小説が発達した”
と書いてあり、とても近いのですが、ほんの少し違うようです。

お礼日時:2007/07/16 16:30

わかるものだけ、とりあえず・・・



89
中野重治かな
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%87%8E% …

94
金子光晴です
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90% …
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